蜜芋さんのミラー ハリス / ワンダーへのクチコミ |
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[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]
税込価格:-発売日:-
2019/4/18 10:43:26
ムエットのみのため評価なし。つけるなら星5。
「なんで買わなかったんだろう」「もう一度試したい」と思っている筆頭の香りです。
吹いて最初にグリーンノートがふわっと鼻に届くころ、奥にイチジクが見えました。
そこからだんだん土の香りや深みが増していくような香りででも確かに奥にいるんですイチジク。
観葉植物の茂った白い窓辺からイチジクの樹のある庭を見てる雰囲気が近いかもしれない。
イメージ色はグリーンです。
おお、晩夏〜秋につけたい香り…!とテンションがあがりました。
甘いばかりでないフィグの香りで、青臭い葉っぱや木のイメージともまた違うグリーンで、面白いなあと。
まだあるようなら今度は肌で試したいなあと思います。
あとフォーリッジコレクションは全て再生素材の台に乗ってるのが印象的で素敵でした。
そのためだけにフルボトル買いたくなってしまった。
うぐぐ香水のトップ一目ぼれと香り試さない購入はあまりいい経験がないので怖気づきましたが、これは買っといてもよかったのでは…後悔は先に立たないものです。
香りの持ちもそんなに長くはなかったものの、きつくない香りなので消えたら重ねてもよかっただろうなあ。
以下蛇足。
不思議なご縁でとある百貨店の特別販売会に入れて頂き、そこで普段県内では取扱いのないはずのミラーハリスに出会いました。
サロンドパルファンに出展していることは存じていたものの、一度も香りを試したことはありませんでした。
丁度コーナーにはサロンドパルファンにいらしたらしい販売員さん。よくぞこんな片田舎まで。
他にお客様がいなかったことも合わさり色々試せてゆっくりとお話聞けてよかったです。
丁度持ち合わせがなくて申し訳なく…いいわけですが…あれば2つはボトル買いたかった…
あんまり香水のレイヤリングは得意でないので、せっかく単体でもいい香りなのに某ブランドを意識してるその売り込みはどうだろうというのもありましたが。
印象深く覚えてるのが爽やかで他になさそうなティートニックと、白いバラのイメージのローズサイレンス。
同じフォーリッジコレクションのヒドゥンは調香がラルチザンも手掛けるベルトラン・ドゥショフールで、開幕からこれはラルチザン!ミラーハリス感どこ!!とか。
ロストは甘目でちょっと気になりました。可愛くてつけやすそうだった。
身近な香りと合成の香りの調和、がフォーリッジコレクションのモチーフだそうですね。
ムエットを片手の数以上頂いていい香りに包まれ始めたところで、フィグの香りで香水を集め始めた、という話をしていたらではぜひこちらを!と勧められました。
イラクサ(ネトル)はロンドンで雑草レベルで生えているらしいのですが、普段はどちらかというと厄介者で
あたると痛いので眉を顰められそうなその草を軸にしよう、というのがワンダーの肝だそうです。
日本で言うところのドクダミかな…と色気もなにもないことを思いつつ、気取った話を一つ思い出しました。
オフィーリアが水に沈む一幕、手に持った花冠にも使われていたなあ、と。
触ると蟻酸で痛みが走り、花もなく、普段は香りも特に特徴なく、食べれば体にはいいけど
特別おいしいわけでもないその葉っぱをこうやってもう一度見つめ直すのが面白いなあと思わせられました。
上手くコレクションのストーリーに乗せられた気がしてなりません。
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