めくりさんのジャン ポール・ゴルチエ / クラシック オードパルファム EPSへのクチコミ |
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2013/5/9 13:06:37
※かなり昔のレビューですが、訂正があります。というか、間違えてレビューしていました…
こちらはパルファムのレビューとなります。
パルファムとオードトワレは同じ香りですが、オードパルファムだけは香りが違っていまして…オードパルファムだけはジンジャーは入っておらず、ラム酒の香りが入っています。
パルファムのレビューを、こちらのオードパルファムのところに書いてしまいました。
大変申し訳ありません。
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ひとくせも、ふたくせもある、個性的な、攻めの香り。
トップはオレンジのようなみずみずしさも感じられますが、
ミドルノートはとにかくスパイシーでとがりのある甘さ。
それがそのまま持続します。
バラやジャスミンが非常に肉感的な、濃密なフローラルですが、
ゴルチエの、アバンギャルドで退廃的な…
耽美的なブランドイメージはやっぱり香りにも感じられます。
とっても甘い香りですが、フェミニン、上品というよりスパイシーなので、
意外と男性がつけても面白いかもしれませんね。
昔、アリュールとか、エタニティを使っている男性と
出会ったことがあるのでそう思うのかもしれませんが。
『まだまだ丸くなれない』ワカモノにつけて欲しい香り。
わたしのようなオバさんも、大好きなのでつけてますけどね(笑
あれこれ考えず、ゴルチエが好きな人、この香りを好きな人が思い切り愉しめば良い。
夕方からのデートにもいいけど、とにかくこれは『夜遊びに似合う香り』。
ただ、この香水のラストノートは、上記の艶やかなミドルノートとは全く違う香りです。
昔、これをつけて夜遊びして、深夜に帰宅し、
お風呂に入って温かいシャワーを浴びた瞬間に、
懐かしいジンジャークッキーの香りがふわりと広がりました。
肌に馴染んだ頃に、こんな親しみやすい顔を見せてくれるなんて…
感動で、しばらくボケーーっとしてしまいました。
ぜいたくなエッセンスを詰め込んだトルソーの小瓶の底には、
びっくりするようなゴルチエの悪戯心が潜んでいます。
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