atsuknさんのシャネル / オンブル フルリへのクチコミ |
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2013/2/9 19:25:22
2013年 2月22日(金)全国発売
アジア限定コレクションより
オンブル フルリ【#DELICATESSE】
タッチアップの感想です。
今月発売されるアジア限定色、オンブルフルリ【#デリカテス】
カメリアの型押しのされた特別限定仕様、パールと微細ラメをたっぷり含まれた艶の美しい4色シャドウです。
カラーはパレット左上から時計回りに、
メタリックグリーン、パールホワイト、パープル、パールベージュの4色構成です。
色味・仕上がり両面からみた全体的なイメージとしては、2011年のスプリングで限定発売されたオンブルペルレドゥシャネルと似ていますが、まずオンブルペルレはクリームに近い質感であるのに対し、デリカテスはレキャトルよりもはるかにしっとりとした粉質ではありますがあくまでパウダーベースです。
発色具合はデリカテスの方がペルレより穏やかで柔らかく、メタリックグリーン以外は色の主張は弱めであり、あくまで軽めの発色で艶を楽しむタイプのアイシャドウです。艶に関してもオンブルペルレの方が強く、デリカテスの方が穏やか。オンブルペルレは発色もそこそこ良いので濃い目につけるとインパクトのある目元になりますが、デリカテスは発色は抑え目で、艶も適度なため「春らしい軽さのある目元」という意味ではデリカテスの発色・艶の出方の方がより美しいように感じました。
各色についてですが、ホワイトパールは白光せず適度な艶感が美しくとても使いやすいカラーです。パールベージュは、コーラルに近い色味で、こちらも色の主張が強くありません。濃いピンクやコーラルをアイホールに使用するのが苦手な私にとってはとても使いやすい色です。さらに締色のパープルも発色は抑え目で、色味は鮮やかすぎずスモーキーすぎない春使用には適した適度な色調です。そして今回のキーカラーとなるメタリックグリーンですが、こちらはトーン明るめ、発色が良く、ラメ・パールの輝きも華やかでシルバーの主張も強いインパクトのあるカラーです。
このカラーがこのパレットの好き嫌いを決める1つの要因になると思われます。
タッチアップでのメイク方法は、
1 アイホール目頭から眉下にそってパールホワイトを入れる
2 アイホールにパールベージュを広げる
3 二重幅強にパープルを入れる
4 スティロの限定色パープル【#77 PURPLE BERRY】でアイライナーを入れる(+スティロのブラックでインサイドライナーを入れる)
5 下瞼全体にシルバーグリーンを入れる
6 上下にたっぷりブラックのマスカラを塗る
まず上瞼に使用したカラーはすべて発色が穏やかであり、スティロの限定新色#77も発色は弱めなため、非常にエアリーな仕上がりとなります。そこに下瞼に入れたシルバーグリーンでアクセントつけるメイクとなりますが、シルバーグリーンは使用せず3色のみで仕上げても春メイクには素敵な仕上がりだと思います。
4色全体のバランスを崩さずにシルバーグリーンを上瞼に使用する場合は、あくまで目頭に少し置くなどポイントカラーとしての使用や、使用量の調節、入れる幅を考える必要があると思いますが、思い切ってシルバーグリーンをメインカラーとして広げ、シルバー基調のアイシーな目元を作るのも面白いのではないかと思います。
私は現在、手元に沢山あるアイシャドウの中で春に使用したいと思っているアイテムが沢山あるため、今回は購入は見送りますが、全体感としては各色のもつ艶が美しい点と、発色の穏やかさが春使用のシャドウとしては好感があり、濃い目のシャドウやアイシャドウがっつりなメイクが苦手な方は使いやすいパレットではないかと思います。
逆に締色としての濃い色が存在ないため、目元をしっかり締める場合は、アイライナーとして今回のスティロ#77使用では多少物足りないため、濃い目の色味のアイライナー併用がお勧めです(#77は濃すぎない色味のため下瞼のライン使いに使用しても素敵です)
パレットの色味としては、メタリックグリーンのシルバー要素(輝き強め)に好みが出ると思いますので、ご購入には店頭タッチアップにてお好み具合のチェックをお勧めいたします。
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