

























fuwafuwaふぁ〜さん
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クチコミ274件中1件目表示
2012/11/24 02:34:26
こちらはSHIGETAの中でも敏感肌用のオイル。
残暑が長引いた今年、早く香り物(アロマ系)のスキンケアオイルを使いたいと思っていたものの、光毒を懸念して控えていました。
秋になって陽射しが弱まったらまたアロマオイルを再開しよう、と思っていたのですが、もうそろそろ…、とだんだんと我慢の限界に達し、その際こちらを店頭で見かけて、敏感肌用なら光毒等の刺激も抑制されているだろうと思って現品購入したオイルです。
敏感肌用とは言え、やはりSHIGETA独特の濃厚なアロマの香りは健在。
グリーン系と言うか、甘さのあまり無い爽やかな印象で、ちょっと薬草のようなハーバルなクスリっぽさも感じられます。
でもゴールデン・ドロップスに比べればやはりだいぶマイルドな芳香具合です。
使い心地も、ゴールデン・ドロップスのようなピリピリして肌が真っ赤になるような刺激は一切無く、いたって穏やか。
ゴールデン・ドロップスを使い慣れていた私にとっては物足りないくらいの低刺激でした。
刺激が無い分、美肌効果も目立った物は特になく、ベーシックに保湿する、という感じです。
全成分は↓
ウィートジャームオイル、セントジョーンズワートオイル、ラヴェンダーファイン■、ローズゼラニウム■、ローマンカモミール■
精油はどれも毒性の■がついてしまうのですが、その理由が光毒だと思います。
合成界面活性剤のように肌の油膜を壊してしまうわけではなく、光毒の心配が薄れる秋・冬にかけてなら、私個人は気にしていません。
ベースオイルはウィートジャームとセントジョーンズワート。
ウィートジャームオイル(小麦胚芽油)はビタミンEが豊富な事で有名ですね。
脂肪酸はと言うと、リノール酸が約60%、オレイン酸が約20%、パルミチン酸が約20%、α-リノレン酸が約10%という組成らしいです。
リノール酸が多いオイルは酸化しやすいのですが、こちらはビタミンEが多く配合されている為、そこまで酸化が早くは無いかもしれません。
セントジョンズワートオイルは浸出油だそうで、セントジョンズワートの花を他のオイルにしばらく漬け込んで、エキスを抽出させたオイルだそうです。
大抵、オリーブオイルが浸出用のベースに使われるとのこと。
こちらの製品に使われているセントジョンズワートオイルのベースは何のオイルなのかは不明なのですが、恐らくオリーブオイルなのかと思います。
そうなるとオレイン酸が多い為、リノール酸メインのウィートジャームオイルとちょうど良くバランスが取れるのかもしれません。
ちなみにセントジョンズワートオイルの効能は、炎症を鎮静させたり、ホルモンバランスを整えたり、精神安定を図る作用もあるそう。
上述のようになかなか良いオイルなのですが、容器がとても使いにくい設計になってました。。
スプレー式なので、一見オイルが酸化しにくそうな、理想的なボトルなんですが、イザ使ってみると、アレ?プッシュしても全然オイルが出てこない><
ボトルを開けてみると…スプレー部分と繋がっているチューブがめっちゃ長くて、ボトル内でぐるっと湾曲して1回転してました。
まあこうして書いてても説明しにくいので、写真をアップします。
写真でわかるように、チューブの先端がボトルの上部分に来ちゃう設計。
これじゃあどんだけスプレープッシュしても、オイルがチューブに吸い込まれないってわけです。
なんやかんやボトルを開けて使用せねばならず、結局オイルが酸化しやすい状態となってしまいました。
というわけで、ボトルの使いにくさも考慮に入れた評価となっております。
私のスキンケア遍歴↓ 10代の頃:海外在住で水質が合わずに肌荒れを繰り返す 2004:日本に帰国、水質のお陰で若干肌質改善し始める … 続きをみる