葦笛さんのゲラン / ルージュ ジェ レクストレへのクチコミ |
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[口紅]
容量・税込価格:- (生産終了)発売日:2012/8/3
2012/9/10 22:09:09
M27「リュクシュール」 (2012秋コレクション)
ちょっと気分を変えて、いつもとは違う雰囲気にひたりたい・・・という衝動で購入しました。
きっかけは、DMを見て、挑戦してみたいなぁ・・・と心惹かれたことに端を発します。
結構DMの効果は大きいですね(^^;;)
しかし、華やかな色のリップは好きですが、家事と仕事しかない生活を考えると、買っても使えないし、普段は単なる事務員なので、仕事にして行くのは、絶対無理。
去年辺りから、リップにポイントを置くメイクになりつつありましたが、やっぱりマットな赤は、気がね無く使える社会ではないです。
・・・と諦めていたところ、百貨店から、アーティストさんによるメイクアップアドバイス会のご案内電話を頂き、せっかくだからプロの方に赤メイクを伝授いただこう!!と素敵な機会を得ることができました。
ゲランの専属アーティストさんです。
自分に似合う赤リップの選択と、その赤を使って、ベース、アイ、チークをどうバランス取れば、派手派手しくならないか教えてください!とお願いしました。
特に新作を!と指定したわけではないのですが、たまたま選んでいただいたのが、このモデル使用色のM27「リュクシュール」。
シャインオートマチックの赤のどれかぐらいだろう・・・と思っていたのでビビリましたが、ま・・・まぁ、プロですから!プロの方を信じて!(ちょっと焦りながら)そして、客観的な意見も欲しいので乗っかりました。
ぐおぉぉぉ!!!・・・自分じゃないみたいw
悩んだ末、恥をしのんで画像出してみました。
うーん・・・「ダークシャドー」に出てくるバンパイアのコスプレか?
って言うか、バッチリ派手派手しくなっているじゃないかぁぁ〜!!
が、アーティストさんに「赤は思い切って行かなきゃいけんのです!!この赤はこうなんです!!!うん!!素敵です!!」と力強く諭されました。
ま・・・確かに、赤を使って、ナチュラルメイクしようなんて、セコイですよね。
反省し、こうなったら行きますっ!とすっかりその気になりました。
で、その気になったお色についてですが・・・
しっかり塗り込むと深紅の部類に入りますが、この「リュクシュール」はかすかにボルドーのニュアンスを感じました。
色に香はないのですが、ベリーなど、どす黒い果実を潰した時のような、甘酸っぱくて、なのに妖艶な・・・何とも魅惑的な赤です。
深みはあるけど、全然暗くはないです。
落ち着いた色だけど、華やかさを持ち合わせています。
朱赤のような陽気な明るさとはちがいますね。が、重いカンジでは決してないです。
相反するものが同居できる、絶妙な色出しは芸術の域で、さすがゲランだなぁ〜と、改めてブランドの真髄に触れることができました。
マットな質感で、色そのもので真っ向勝負するにふさわしい赤ですね。
問題は、それをまとう自分との格差でございます(汗)
が・・・プロが選んだからエエってことで、開き直って使いましょう!(無理やり強気)
本来のお色に惚れたのは事実ですが、実は購入の決め手は、「薄めたら使える!」という事です(画像2参照)
ズバリ、逃げ!・・・ですが、逃げを作ってくれたからこそ、普段使いできるので、ここは非常に助かりました。
テスクチャーは、まさに水彩絵の具「クレパス」(小・中学校時代に使っていたアレです)をチューブからニュ〜〜と出したそのものです(画像1)
絵の具なので(違う違う)非常に伸びが良く、良い塩梅にフィットしてくれます。
持ちも良く、唇環境はとても快適です♪
ただ、グロスのチップのようなものに、グニョッと付いてて出てくるので、微妙な気分になります。
チップの形状からすると、グイグイッと塗っちゃってください!・・・という解釈しかできませんが、このM27の真っ赤っ赤を、そんなふうに塗ることは出来ません。
いちいちヘラに受けて、かつ筆で描いております。
この形状は道具としての機能は無いと言っても過言ではないです^^;)
淡い色でしたら、このチップでお習字みたく、スッスッと塗ることが可能なのかもしれませんが。
しかしっ!!この半端ない重さや、上下二面ミラーを備えているにもかかわらず、ミラー見ながら塗ることは不可能な形状ですが、そんな「使い勝手」だなんてヤボなことは捨て、広い心で「ゴージャス」な気分になることが、ゲラン様からのメッセージなんだ!と解釈しておきます(笑)
最後に、この「リュクシュール」には、スティロ レーヴルの42でラインを取ることをお勧めします!
長っ!!すみませんっ!!
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