葦笛さんのグタール / オーダドリアン オードパルファムへのクチコミ |
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[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]
容量・税込価格:50ml・23,760円 / 100ml・33,330円発売日:-
2012/9/1 21:44:02
フランスの女流作家ユルスナールの「ハドリアヌス皇帝の回想」(Memoires d'Hadrien)を読み、主人公のキャラクターに感動してフレグランスで表現したそうですね。
カタカナだと分かりにくいのですが、アルファベットで見ると
Eau D'Hadrien (ハドリアヌスの水)
フランス語はリエゾンやエリジオンで、発音が綴りとかけ離れちゃうので分かりずらいですけど、ハドリアヌスの・・・となってますよね^^
ちなみに2012年5月〜6月にヒッとした映画「テルマエロマエ」にハドリアヌス帝役を市村正親さんが演じておいでましたね。
「Eau D'Hadrien」(オーダドリアン)は、アニック・グタールの出世作で、それまでカジュアルで格式低い?とみなされていた柑橘系の香を拡張高く、深みを持たせました。
なるほど。
単なる食物の香にならないように、フレグランスとして作り上げるのは、意外と難しい素材かもしれません。
クチコミでは、ラストノートのシトロンと糸杉のウッディが「男性のトニックのよう」とか「オヤジ臭のような」・・・などの記述がポチポチございましたが、オヤジをイメージした香なので、基本的にメンズと思った方が良いのではないでしょうか。
ま、オヤジと言っても、エンペラーですからね。
エンペラー臭(おっと失礼しました)は魅力的ではないかと思います。
トップノートがシシリアレモンと地中海産グレープフルーツ!
とっても爽やかで豊なみずみずしさがフワ〜と広がります。
柑橘なので香り自体はシャキッとしているのに、広がり方は柔らかいので、フワ〜〜でと言わせてください。
ほど良くフラワー香が背景にあるので、決して食べ物臭ではなく、美しい果実のフレグランスに整えられています。
判断が冴え、聡明な人格者になった気分になれます。(現実はともかく)
このトップノートが嫌い!という方は少ないのではないでしょうか?
オードパルファンの方がこの瑞々しいトップノートの持続が長いのでお勧めです。
ミドルから、例のシトロンのクセのある苦味と、糸杉のやや青臭さを含んだ木の幹のような香が、じんわり顔を出します。
ウッディと言ってもあまりスモーキーなものではないです。
先述の青臭い・・というのは、ポキッと枝を折った時の生っぽい方、乾いた(枯れた?)香りとは違うかな。
(良い子は木を折っちゃダメですよ〜)
この糸杉が温かみのある香りで、肌に馴染む効果をもたらしてくれます。
イメージを画像にしてみました。
単にメインのもの並べてみただけですみません(^^;;)
柑橘系なので、夏だけしか使用できないように思いますが、冬場も全然使えます!
実は購入したのは冬です。
暖かいお部屋で、ちょっと気分転換するのにうってつけでしたし、外出時にシュッとしても、寒々となんてしませんでした。
寒い時期は糸杉が良い仕事してくれますね。
冬は、こたつにみかん(グレープフルーツ??)、そしてクリスマスツリー(糸杉?)
・・・なんてイメージに早変わりしてくれるのかな(^^;)
意外と季節通して使えました♪
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