- doggyhonzawaさん 認証済
-
- 50歳
- 乾燥肌
- クチコミ投稿426件
2016/7/9 04:24:52
アルマーニのアクア・ディ・ジオといえば、一般には「マスカットの香り」として認知されているように思う。だが、この香りの本質はアクアティック・フローラル。90年代に一世を風靡した、メロンや瓜系の香りをもたらす合成香料カロン。それらを用いた「水のような」清冽な雰囲気をもった香りのカテゴリに入る作品。どちらかというと、ユリ、スズラン、ジャスミンなどの穏やかなフローラルアコードが中心で、そこに、みずみずしいフルーティ香をほんのりのせた雰囲気のフレグランス。
アクア・ディ・ジオは、イタリアのファッションブランド、ジョルジオ・アルマーニの女性向けフレグランスで、1995年、フィルメニッヒ社の調香師、アルベルト・モリヤスによる作品。これより少し前、同フィルメニッヒ社のジャック・キャバリエが作ったロー・ドゥー・イッセイの影響が大きく感じられる一品。
この作品には、アルマーニが愛するシチリア島南西の小島、パンテッレリア島の風と水のイメージがこめられているという。そこは火山の溶岩台地からなる黒い岩むきだしのワイルドな景観をもった島。この香りに投影されたのは、その地の別荘や専用大型クルーザーでアルマーニが過ごす、何にもとらわれない自由で闊達な日々への思い。
そんなアクア・ディ・ジオのトップは、意外にもピオニーやユリ、スズランの華々しいフローラルブーケで開く。合成フローラルの饗宴。そしてなかなかにきつい。どこがアクアティック?と思った瞬間、じんわりと広がってくるのがメロン様の香り、ただ、ほのかにパイナップル系の酸味がきいていて、生臭くない。つまり、よくある青い瓜系(スイカやキュウリ)とはちょっと違う感じ。この雰囲気が、いわゆるマスカットをイメージしたアコードということだろう。けれど、何の予備知識もなしにこの香りをかいでも、おそらく誰も「お、マスカットの香り」とは言わない。ややメロン風のフルーティー、花束の香りとともに。
このしっとりしたメロン風アコードと、穏やかながら拡散力の強いフローラルブーケが、均衡をとりつつミドルの香りとなる。そして、安定した調和を見せたまま、5〜6時間ほど主張する。EDTだけれど香りは強いので、付け方や付ける場所には気をつかうべきだろう。下半身1プッシュで、半日は香り続ける。
やがて、6〜7時間もすると、フローラルがうすれてきた頃に、石鹸っぽいムスクに香りが変化してくる。かなり清潔感をアピールするエンディング。「今さっきシャワーを浴びてきましたのよ、私、ええ」と言わんばかりでやや鼻にはつくけれど、デオドラントに敏感な女性にとってはありがたいラストだと思う。シャンプーの残り香にも近いかも知れない。
全体的に見ると、四季を問わず、どこか旅行先で、開放的な気分でつけたい香りの一つとしておすすめ。海辺や水辺といった雰囲気が似合うけれど、フェミニンなフローラルなので、オフならどこでも連れていける優しげな雰囲気がある。夏向けライトなフローラルを探している方にも、今なおおすすめの1本だ。
とはいえ、疑問もなくはない。フランスやイタリアは、言わずと知れたワインの大消費地。水の代わりにワインを飲むというくらい日常生活に葡萄の香りがあふれている。だから、香水でわざわざ葡萄の香りを作ることがほとんどないのだ。そんな中、あえてマスカットをイメージした香調を展開したのはなぜだったのか?
それは、パンテッレリア島が、ジビッボ(モスカート・ ディ・アレッサンドリア)と呼ばれる香り高いマスカット種の産地として、ワイン通に超有名な島でもあるからだ。
アフリカ大陸とシチリア島の間にあるパンテッレリア島、その海峡から吹きつける風は強い。だから、ジビッボという島土着のマスカット種は、地面に穴を掘り、そこに丈の低い木を育て、潮風をよけながら育てるという。いわば、地面近くに実るマスカットだ。収穫は、通常の葡萄のようにはしごを使って高所作業するのではなく、逆に腰をかがめて、砂地の穴から1つ1つ葡萄を丁寧に摘み取ることから、大変な重労働だという。この伝統的な栽培法は、アルベレッロと呼ばれ、他に類を見ない農法として2014年、ユネスコの無形文化遺産として登録されている。
アフリカに最も近いイタリア。地中海の黒い真珠、パンテッレリア。歴史上、さまざまな民族の支配を受けてきたその地には、今なお強い潮風が吹いている。段々畑の、地をはうようなオリーブも、低木のジビッボも、その光と風の賜物。そこは、アルマニスタのみならず、ミラネーゼの誰もが、一度は訪れたいと願うヴァカンス島。
アクア・ディ・ジオ。それは、地中海のフローラルと、風に薫るジビッボの甘いワイン、パッシート・ディ・パンテッレリアの香り。
- 使用した商品
- 現品
- 購入品
-
[その他]
容量・税込価格:220g・110円発売日:-
2012/12/26 13:18:32
重曹は掃除や洗濯向きではないのご存知でしたか?
重曹よりアルカリ度が高く洗濯洗剤に近いPHなので、洗濯洗剤代わりや掃除に使っています!
通販や他メーカーの物よりダイソーが1番単価安いですよ〜(^∀^)ノ
(※値段÷内容量で調べました。セリアでも取扱っていますが、ダイソーより20g少なく販売されています。アマゾン等の通販やホームセンターではアルカリウォッシュという名前になって販売されてる事が多いです。)
【洗濯の場合】
軽い汚れなら30Lの水に対して大さじ1杯弱で十分。すすぎは1回(o^-')b
黒カビも抑える働きがあるので…洗濯槽がいつもピカピカo(^-^)o
セスキ炭酸ソーダはタンパク汚れに効果があるので汗や皮脂、血液汚れには断然強い!
ただ…洗剤ではないのでせっかく落ちた汚れが衣類に再び戻ってしまう為、ティースプーン1杯位すすぎ1回でOKの合成洗剤を入れて汚れ戻りを防止しています。この使い方だと毎日洗濯しても合成洗剤は約3ヶ月買わずに済んで節約にもなってます。
界面活性剤ではないので、単独使用だと赤ちゃんの肌着洗いにも安心して使えるのでオススメです(o^∀^o)
【掃除の場合】
ガスコンロのゴトクや焦げ付き等の汚れにも強いので、
ぬるま湯にセスキを多めに入れ、20分位つけおきすると汚れが取れやすくなります。
換気扇周辺の壁には溶液(軽い汚れなら500ccのぬるま湯に小さじ1杯。がんこ汚れならさらにセスキを追加するだけ)を作り霧吹きで吹き付けたり…何かと便利です。←油汚れなら抜群に効果でます(^O^)
エアコンフィルターやタバコのヤニ取りにも効果有り!
おかげであれこれ掃除用洗剤を揃えなくて済む様になりました。
真冬の冷水でもすぐ溶けますが、セスキの効果を最大限に生かすにはぬるま湯使用をオススメします(温かいと感じる程度の水温〜50度くらいまで)。
掃除には重曹!と一時期騒がれましたが…本当はアルカリ度が高いこちらの方が掃除や洗濯に向いてるんです。
アルカリ度が高いので、掃除に使う場合は表面の皮膚が溶けてしまう事があります。皮膚トラブルを避ける為にゴム手袋は忘れないで下さいね(^_^)v
- 使用した商品
- 現品
- 購入品
-
[洗顔フォーム]
容量・税込価格:120g・660円発売日:2012/2/2
2012/11/18 03:33:04
実はこれで贅沢に身体をあらっています。ボディーソープの類はヌルつきがあって、いつまで流せばいいのか分からないので嫌いなんです。皮膚科の先生もボディーソープは皮膜を作ってボディーローションの浸透を妨げるものもあると言ってたし。
ロゼットのチューブシリーズを常に数種類用意し、気分で使い分けてますがこのガスール入りは夏にうっかり日焼けした腕のくすみ抜けに効果を発揮しています。
泡立てネットにサクランボ大二個分を出し、泡立ててから絹のボディーウォッシュ用タオルで優しく洗うと、強くこすらなくとも肘膝かかとまでツルツルになります。
その後のボディークリーム等の浸透も良く、ロゼット洗顔シリーズで身体を洗って10年近くになりますが、首やデコルテが綺麗だとカウンターでBAさんに良く何を使ってるか聞かれます。
また、肘や膝も特にゴマージュなどしてませんが、これで洗ってクリームを塗っておけば一年中ツルツルです。
身体を洗った後の残りの泡で、最後に顔を優しく撫でで洗います。乾燥肌の私には、顔はこれで十分です。
- 使用した商品
- 現品
- 購入品
- hanamarucosmeさん
-
- 41歳
- 普通肌
- クチコミ投稿250件
2013/12/2 16:58:49
*2013年12月2日追記改訂
また乾燥が気になる季節になってきました。そんな時はセラミドが重宝します。いろいろ実験した結果、こちら(または日本美容薬草のラクトセラミド)とローションだけで肌にハリが出ることが判明。少なくとも私の肌には即効性がありました。(私の各種セラミド比較一覧はチューンメーカーズのセラミド200のクチコミに書いておきました。ご参考までに)
私は、さらっとした馬セラミドを夏に、とろみのあるラクトセラミドを冬に、使うようにしています。薄肌の私にはラクト〜のほうが合うような気がしましたが、トロみが苦手な方はこちらのほうがいいでしょう。私の場合、少量しか使わないからか、100mlで半年近く持ちます。さらに☆1つアップ。
(天然ものなので、人により合う・合わないがあると思います。でも、サンプルは残念ながら無いので、まずは一番小さいものを買ってパッチテストして、顔に使うかどうか決めるようにしてください)
*2013年1月27日追記
今年の冬はこちらと同じく日本美容薬草さんのラクトセラミドで乗り切りました。使用感も最高。☆1つアップさせます。
これだけにあらゆる効果を期待するのはやめておいたほうがよいと思います。セラミドはあくまでも肌のラメラ層を整えるためのもの。普段お使いの化粧水や美容液、オイルなどとの併用をおすすめします。
*2012年7月15日一部改訂
2ヶ月ほど使用したので、書き込みます。
合成界面活性剤や合成ポリマーを排したお手入れを心がけています。今回試したセラミドは、成分良好コスメ原料・健康補助食関係のお店、日本美容薬草さんのもの。これまで試した中では私にはウマセラミドが一番合っているようだったので、この商品にはかなり期待。
セラミドにはいろいろあり、天然のものには、植物性のもの(コメヌカ由来など)と動物性のもの(ウマスフィンゴ脂質=ウマセラミドなど)が、合成ものには、化学合成した合成セラミドや疑似セラミド、天然成分から合成したヒト型サラミド(セラミド1、3、6など)があります。
合成しない天然ものから抽出したセラミドの中では、ウマセラミドが一番人間のセラミドに近いのだとか。そして、こちらのセラミドはウマセラミドです。
スポイト付きの小さな遮光瓶に入っています。無色透明な心持ちとろんとした液体です。私は、これを化粧水をつける前後に衰えが気になる口元と目元を中心にうっすらとつけて使っています。なかなかよいです。すーっと沁み込んでいきます。
使い勝手を考えて、今はローションやブースター用の抗酸化力の強いオイルに混ぜて使っています。こちらのほうが、スポイトからいちいち出す手間が省けて便利です。ブースター用のオイルや精油とともに使用すると、皮膚のかなり奥のほうまで浸透するはずなので、おススメです。
朝、こちらをローションとともにつけ、いつものお手入れをした後で、最近お気に入りのパックスベビーボディークリームをほんの少々(米粒〜パール粒1個分)つけて蓋をすると、一日中もっちりした肌になります。
全成分:ウマスフィンゴ脂質、水、BG、キサンタンガム・メチルパラベン(最低防腐剤配合量)
最低限とは言えメチルパラベン、BGが使用されているので、気になる方は気をつけてください(メチルパラベンはそんなに毒性高くないらしいですけれど)。成分の安全性が気になる方は、「水、BG、ウマスフィンゴ脂質、キサンタンガム」しか入っていないエクスピュールのウマセラミドがよいでしょう(ただし、日本美容薬草のセラミド類よりセラミド濃度はおそらくずっと低いですが)。
評価は敢えてやや抑えめで☆5としておきます。冬にまた試してみてよかったら、評価上げるかもしれません。
でも、かなり高濃度(なにせ、成分表示の最初に載っている!)のウマセラミドを良心的なお値段で試せますし、常温でも1年持ちますから、総合的に見て、今のところ、私の中ではエクスピュールのセラミドエキスと並んでトップ1・2のセラミドです。
ちなみに、セラミドの重要性に気付かせてくれた本の著者(吉木伸子医師)が展開しているドクターズコスメ(ドクターY/ 旧ぺシュ)のセラミド入り美容液には、合成ポリマーがいろいろ入っていて、高いうえに、肝心のセラミドは最後の方に記載されている(つまりごく少量しか入っていない)ので、私は使う気がしません。
医師が開発しているコスメだからと言って、むやみに信用してはならないということは、ドクターケイなどのコスメを見てもわかります。参考にすべき点は参考にしつつも、本の記述をすぐに鵜呑みにしないようにすることも大切。我々消費者はもっと賢くならないといけませんね。
- 使用した商品
- 現品
- 購入品
-
[美容液]
容量・税込価格:30ml・5,940円 / 50ml・8,360円発売日:2003/2/1
2012/6/23 22:45:38
愛読中の美容本『正しいエイジングケア事典』の文中で、
著者である吉木伸子先生が開発した『ドクターY』シリーズの品々が紹介されていまして、
興味を持ちました。
中でも1番惹かれたのが、こちら。
セラミドを高濃度配合した保湿美容液です。
セラミド美容液は常備して、ケアに投入しています。
現在、セラミド美容液でのお気に入りは、
・ハウスオブローゼ/パワーサージジェルDX
・ちふれ綾花/プレステージエモリエントエッセンス
の、2点。
うっすらと仕込む地味〜なお品ですが(失礼)
ないと保湿がうまくいかず、徐々に肌調子落ちるのでケアに欠かせないお品です。
それら2品と比べまして、こちらのお品。
・・うっ、うすくない!←ヘンな表現スミマセン
濃いです。濃厚です。すごい保湿力です。
一気に、肌が保湿され調子良く整いました〜。
もう、のせた瞬間に、これ大当たりだー!と嬉しくなる保湿力。
それまで、4月の花粉で荒れた後遺症で、丁寧にケアしても、
なんとなく好調と不調の間をゆらゆらゆらいでいた肌が、
劇的に安定しました。
この効果と手ごたえには感動しました。
見ためはよくある乳白のとろっとした液です。
肌にのせると伸びが良く、すっと浸透します。べたつきは感じません。
や〜、うるおいます。
や〜、こんなに肌うるおうと楽しいです〜!←ご機嫌浮かれモードに
使い方は、1回3〜6プッシュ。
気になる箇所に重ねぬりしても良いそうです。
肌が弱ってる時は、洗顔後、まずこちらをたっぷりのせていました。
がっちり保湿のみしたいときは、ガッテンぬり有効です。
で、バリア機能が整ってきたところで、いつもの拭き取りや乳液、
化粧水、美白美容液の後、こちらでがっつりホールド。
吉木先生の推奨の使い方だと、お手入れはこちらの美容液で終了して良いそうですが・・
ワタシは、この後クリニークの黄色い乳液(名称長いから略)で、
もうすこし保湿してから、ケア完了しています。
(その方が肌が落ち着いた手ざわりになったので)
効果に関しては、もう言うことナシの満点、
最初、同封の説明書に『究極の保湿液』って書いてあって、
また大きくでたなー、とか思ってましたが、・・大きくないかも?!
難点は・・ややコスパ悪いかも、です。
こちらの美容液のお値段ですが、
・30ml/5,670円(税込み)
・50ml/7,980円(4月から発売されたお得サイズ)
30mlは、購入して3週間で使いきりましたw早っw
で、効果のあまりの素晴らしさに、次は50mlをリピしております。
購入当初は3〜6プッシュ、どんどん使って、保湿力あがりましたので、
2本目は、朝晩3プッシュの規定量使用で、肌力維持できるか、
また、大きい瓶はどのくらい持つかでコスパを計ろうかと思っています。
場合によっては、綾花のセラミド美容液(←詰め替え価格3675円とお得で効果もまずまず)と、
上手く使い分けて、使い続けられる金額ラインをキープしていこうかな、と考えています。
でも、効果は今まで出会った保湿美容液の中で1番です。
コスメ棚の常備品に決定!です。
乾燥肌の方、セラミド好きの方、保湿美容液お探しの方、
こちらすごーく良いですよ!オススメ致します♪
銀座のお店が遠いので、通販利用で、送料525円(1万円以上購入で無料に)かかったりと、
入手にやや手間かかりますが・・(送料ハードル下げて欲しいわ〜)
それでも、常に手元に置いておきたい美容液です。出会えて良かったです。
2012年マイベスト・美容液になると思います!!
◎最後に全成分載せておきます◎
成分・水・グリセリン・PEG-20・マルチトール・ペンチレングリコール
トリオクタノイン・ホホバ油・ヒドロキシステアリン酸コレステリル・PEG-60
水添ヒマシ油・セラミド-3・カルボマー・ヒアルロン酸Na・水酸化Na
- 使用した商品
- 現品
- 購入品