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[美容液]
容量・税込価格:- (生産終了)発売日:2011/9/9
2011/12/18 00:34:27
中身は「ランコム ジェニフィック」です。(以下、Gと略す)
むしろ「Gをベースに、ハリ等アンチエイジング要素を+αした多機能版」
ロレアル太っ腹!(Gで相当儲かったんだな〜)
リバイタリフトはよくドラッグストアで見かけます。
普段は買う程の興味も湧かずスルーしてましたが、これは見た瞬間「この値段でG出しちゃったよ!!」と大興奮。
そもそもGが何であんなに人気かと言えば、単に売り方が上手いからであって、中身が素晴らしいかどうかは別問題。これ、ヴィジョネアも同様。
どっちも特徴的な中身ではあるけど、さすがに(タダで大量に配ってるものを)現品買う気しないもんね。
本品は、Gの黒ボトルと対比させたかのような、鮮やかな赤ボトルが印象的。
(POLAのB.AとB.A REDみたい)
中身はスポイト式で濁りめトロリな雰囲気もGを彷彿とさせます。
ボトル形状が異なるのでスポイト先端は変えてあるね。
手にとってみるとGよりややトロミあり。香料キツイ!
Gほどではないが馴染みは良い。延びはイマイチ。
一週間続けて肌が多少滑らかに、毛穴やTゾーンの皮脂量にも効いてるような??
総じてまだプラセボレベルです。が、今後を期待しちゃうでしょう!!
ともかくGと中身を比較していきます。
まずGの概要から。
有効成分は3つ。
ビフィズス菌発酵エキス
ヒドロキシエチルピペラジンエタンスルホン酸
サリチロイルフィトスフィンゴシン
後者2つは、ターンオーバー促進です。
ビフィズス菌発酵エキスもターンオーバー促進の要素あり。
(詳しくは、どの素材を元にどんな菌で発酵させ、どの要素を取り出すかで中身は全くの別物に変わるので断定はできませんよ)。
よってGは「ターンオーバー促進」で主要な美肌効果を発揮してるんだ。と大枠を掴めます。
そして、本品と全成分を比べると8番目「ヒドロキシエチルピペ…」まで両者全く同じ!
まずビフィズス菌発酵エキス。
表示順はBGとエタノールの間、3番目。
本品を塗る際の清涼感の度合いから、エタノール配合量は5%以下くらい。
(Gでは塗布時の清涼感が強く、エタノール10%程度)
BGはサラッとした保湿剤だけど、他の保湿剤が加わればベタつきも増すので、最大でも10-15%程度がせいぜい。
すると、間にあるビフィズス菌発酵エキスの量もある範囲内に収まるわけです。
おそらくGでエキス10%配合、本品で5〜10%配合、と予想できます。
後者2つの有効成分は、ターンオーバー促進だけにバランスが重要なので配合量はほぼ変えないはず。
つまり、メイン3成分がほぼ本品にも引き継がれているわけです。
開発側は「ターンオーバー促進なら夜寝ている時の方が効くはず」と気付き、同じ3成分をメインとしながら「夜もっと効く」という付加価値で別物に仕立てたんですね。
このままでは中身がまんますぎるので、中身の差別化も図るべく「加水分解エラスチン、加水分解ダイズタンパク、アセチルトリフルオロメチルフェニルバリルグリシン、酵母エキス」といったハリシワに効くペプチド系有効成分を加える。ペプチド系原料は「臭う」こともあるので、Gより香料はたっぷりめに。
夜専用なら、日光に弱い「パルミチン酸レチノール」も入れられる。アンチエイジングの定番成分なので訴求ポイントにもなる。
という感じで、本品が「G+α」である理由でした。
有効成分以外にも、Gの特徴的な使用感を演出した感触改善成分、保湿感とともに効き目も高める浸透促進剤、などそっくり本品に反映されています。
もちろん配合量は異なっていて、本品はGよりエタノール少なめ、被膜感あり、と使用感が異なるので導入液には不向きですが、期待する効果についてはGの代わりに使って全く問題ありません。
あれ?
ビフィズス菌発酵エキスって、かの有名なエスティの「アドバンスナイトリペアSRコンプレックス」と全く同じ原料使ってますよ!
しかもペプチド系&パルミチン酸レチノールを併用している点も本品と似てる!
(浸透促進の方法や他の有効成分など、違う点も沢山ありますが)
ロレアル(ランコム)は、このエキス原料の効果を詳細に調べ、遺伝子に働きかけるだけでなく、乾燥敏感肌にも、脂性肌にも働きかけること、サリチロイルフィトスフィンゴシンと組合わせて肌に優しく、効果も高まること等を調べてGを開発したわけです。
とすると本品は、Gだけでなくエスティの美容液も兼ねてる!?
ああ、どうしましょう。
(全成分や、書き足りない点などを美ログに追記中です)
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