ももるりさんのLikeしたクチコミ（登録日時順）21件〜25件 - My@cosme

ザ・ディファレント・カンパニー

リモンコルドーザ

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]

容量・税込価格：90ml・20,900円発売日：-

先日買ってものすごく気に入ったので、めったに書かないレビューを書こうと思ったらまだ誰も書いてない・・・。ちょっと驚いてますが、勇気を出して書こうと思います。

正直言って、一般的な女性向けの香水は苦手な人間なのですが、なぜか良い香りへの憧れはあり、今までちょくちょく香水は試しておりました。
特に柑橘そのまんんまの香りが好きで、それなりに長持ちしてずっと柑橘が続く香水はないだろうかとずっと探しておりました。

自分の好みはというと、

・主に柑橘系の精油の香り
・パシャ！のような柑橘そのまんまの香り
・エルメス・ナイルの庭
・クロエ

・・・フレグランス通の方からすると、臭覚がお子様と言われそうですが、そういう人間のレビューだと思って読んでいただけると幸いです。

店頭でムエットをかがせてもらった瞬間、なんと爽やかで目が覚めるような良い香りだと思いました。重さや甘さがぜんぜんなく、ほんとうにスッキリした香りでした。香りとしては夏向けと思います。

香水買うつもりではなかったんですが、とりあえず手首につけてもらい、そのままうろうろと買い物をしていました。まあ、柑橘系の香水って、第一印象良くても、後からぜんぜん違う甘ったるい匂いがでてくるだろう、途中までそう思ってました。

しかし１、２時間経ってもぜんぜん重くならないんですね。確かに、トップの柑橘とは違う感じにはなるのですが、ずっとスッキリした香りのままというか。

去年の今頃、思い立っていろんな柑橘系の試香したんですが、こんなに爽やかさが続くのはありませんでした。途中で甘ったるくなったり、妙な苦味が出てきたり、そもそも自分のイメージする柑橘ではなかったり・・・。

で、一年経って、不用意に出会ったこの香りは素晴らしすぎました。トップの鮮烈さは元より、時間がたっても苦手な香りにならないと。

同時にアトリエコロンのオレンジ・サングインも試して、家でもテスターを着けて過ごしたんですが、こちらは後から甘さが出てきて、やっぱりこのリモン・コルドーザを買って正解だったと再確認しました。（どっちもムエットでは良かったので店頭で相当迷った）

もちはそんなに良くないかもしれないし香りも強くないけど、私みたいな属性の人間にとってはそれもメリットだと思います。

その後家でググって知ったんですが、オレンジ・サングインも日本フレグランス大賞のナントカ賞とってますが、このリモン・コルドーザも2012年に同じ日本フレグランス大賞の同クラスの賞とってるではないですか！なんでもっと話題にならないんでしょうか。不思議。

ロクシタンのヴァーベナでも甘い、オレンジ・サングインでも甘いと思われる、わかりやすい柑橘系好きの方は一度試してみても良いのではないでしょうか。

これはメンズの売り場にあったので、これからは香水探すときはコスメフロアじゃなくこっちだな、とも思いました。

ちなみに、ここには90ml、19,000円とありますが、今は税込みで14,000円くらいです。

使用した商品

• 現品
• 購入品

ザ・ディファレント・カンパニー

パルファンドソンス＆ボアオードトワレ

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]

容量・税込価格：90ml・18,700円発売日：-

気分を変えて普段よく行く百貨店でない店舗のフレグランスコーナーへ赴きました。TDCのブースに行くと、見覚えのないこちらを発見。廃番済みで国内の百貨店にも滅多に在庫がないと聞いたので、稀少さもあって購入。

種類はEDTで、調香師はセリーヌ・エレナです。

吹きつけて間もなく、ベチバーのようなグリーン感の強い香りが出ます。茎系の透明感のある草の香りがするのでベチバーっぽく感じましたが、ベチバーは含まれておりません。内訳を分解しようと何日も連続でこちらを使いましたが、全体像としての透明感のあるグリーンさは共通しているものの、全然分解できませんでした。そのため、クレジットに書かれた香料が絶妙なバランスで1つの雰囲気を形作っています。多分パチュリは入っていますが、こちらの中だと全体感を繋ぐ良い役目を果たしてくれています。このグリーン感が5〜6時間続きます。
グリーン感が少し収まったら、ホワイトヴァイオレットのパウダリーで優しいフローラルさが出てきます。青紫色のお花のように急激にパウダリーさが増す訳ではなく、穏やかに雰囲気が変わりますが、依然として透明感を保ったままです。こちらの香りのままフェードアウトしました。

持続時間は10〜11時間程度です。EDTの割に長持ちしました。筆者の手首だと草系がかなり長く残るからかもしれません。
エグみの目立たない透明感のあるグリーン系のフレグランスはなかなかありません。
無難なのはフローラル系だと思っていましたが、意外にもオフィスで同僚からの評判が高くて筆者自身も驚きました。
廃番が惜しいです。もっと前に買っておけば、この1本がリピート品になっていたかもしれません。

使用した商品

• 現品
• 購入品

ゲランゲランからのお知らせがあります

モン ゲラン スパークリング ブーケ オーデパルファン

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格：30ml・11,330円 / 50ml・16,390円発売日：2021/3/3

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どこをとっても酔わなくていい香りだと思います。
可愛らしい甘さで、なおかつ爽やかで纏いやすいです。

香水初心者からなかなか抜け出せない私ですが、
５０ｍｌサイズを購入しましたが、
こちらは最後まで使い切れると思います。

香りは少し飛び易いかもしれません。
朝付けて昼頃にはうっすら残る感じで、
追加で付けたりしています。

香りはモンゲランを基調とした、
優しく包容力のある香りに、明るさ・・・輝きを足したような香りだと思います。
付けたてはフレッシュで、
その後穏やかな甘さへとうつろいで行きます。

使用した商品

• 現品
• 購入品

パルファム ドゥ ラ バスティード

エキスキーズ オードパルファム

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]

容量・税込価格：50ml・11,550円 / 100ml・16,500円発売日：-

ショッピングサイトへ

百貨店のフレグランス売り場にて、こちらの1.5mlミニボトルを頂きました。
その日にご対応いただいた店員の方のお気に入りの香りだそうで、じゃあそれでとリクエストしました。決して選ぶのが面倒臭かった訳ではありません(笑)

種類はEDPで、調香師は公式サイトに言及がありませんでした。

吹きつけると、すぐに桃のようなイチジクのような芳醇で甘い香りと、マンダリンのようなフルーティーな要素が混ざり合った物が出てきます。最初の1〜2時間はこちらの甘い香りが続きます。
次第に、桃が減衰していき、ブラックカラントや葉っぱのようなグリーン系と、クレジットに言及はありませんがアンブレットのような植物性のムスクのような香りが漂ってきて、段々と大人っぽい香りに変わっていきます。
それから4時間くらい経つと、奥から何かのスモーキーなウッディ要素も加わって香りに厚みが出ますが、全体的にはフィグと葉っぱとアンブレットの混ざった大人ムスキー系のまま持続し、そのままフェードアウトしました。

持続時間は8〜9時間程度でした。バラを使ったクロエEDPとはまた違う、オフィス向けの香りです。
対応いただいた店員の方はフィグやグルマン系がお好きで、こちらの香りが甘く転じるからお気に入りなのだそうですが、聞いていた香りの展開と筆者の手首とでグリーン系の主張の強さが異なっていました。甘いのは最初の桃だけだった気がします。あの方はスイートスキンだったのかもしれません。
店頭に並んでいても、1つの棚に部分的にしか並んでいないブランドは見逃しがちなので、サンプルボトルの形で遭遇できて良かったです。
こちらは☆6(現品を買ってもいいレベルで気に入った物)にとても近い☆5です。トップの甘ささえなければ間違いなく買っていました。

使用した商品

• サンプル・テスター
• モニター・プレゼント  (提供元：百貨店店頭)

ザ・ディファレント・カンパニー

パルファンドソンス＆ボアオードトワレ

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]

容量・税込価格：90ml・18,700円発売日：-

　甘すぎず苦すぎず、濃くもなく薄くもなく、重すぎず軽すぎず、飾り気も少ない。
　しかし香りの構成に珍しさと個性を感じる、独特な香りです。
　香調はウッディフローラルになるのでしょうか。大きな枠の中に入れようとすれば途端に首を傾げたくなります。

　元々、菫の香りが好きで、ずっと色々嗅いではどこかが違うと思いながら探し続けていました。
　菫はメインに据えると、大体がやたらめったら甘いか、生花のパウダリーさと葉の香りを特に強調した青臭いばかりの香りか、そのどちらかで、メインでない場合も大体甘ったるい香水に組み込まれていて、菫は好きでも香水はあまり好きになれないものが多かったのです。
　唯一、これこそと思っていたペンハリガンのバイオレッタが絶産となり、瞬く間に市場から姿を消してしまって早数年。

　偶然出会ったこの香りにあっという間に惚れ込んでしまい、今ではこちらが自分の香り、というくらいに常用しています。


　トップは菫のほの甘さとブラックペッパーのキリリとした香りが混ざり合った、不思議でありながら心地よいバランスの香りからスタートします。
　こちらは、甘すぎず、粉っぽさも少なく、好きな系統の菫の香りです。
　ブラックペッパーの香りや、湿り気を含んだシダーの香り。これらもたまらなく好きです。そして、菫がそれらの香りに寄り添うように薫ってくるのが心地よく感じるのです。

　鬱蒼とした深い森。湿り気のあるひんやりとした空気。苔むした樹の幹。幾重にも重なる枝葉の隙間からほんの僅かに零れる陽光。地表を這うように咲く小さな白い菫。
　この香りを嗅ぐと、そんなイメージが浮かび、心の波が凪いでいくように思います。

　年齢、性別、その他色々。人の間にある垣根を飛び越えて、直感的にこれだと感じた人に、静かに寄り添ってくれる。
　そんな香水だと感じます。

使用した商品

• 現品
• 購入品