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チャンス オー タンドゥル オードゥ パルファム(ヴァポリザター)
容量・税込価格:35ml・11,550円 / 50ml・16,500円 / 100ml・23,100円 / 150ml・20,900円発売日:2019/1/4 (2020/1/3追加発売)
2022/11/26 22:05:28
【偽物注意報】★更新 父親が外国行くので頼みましたが 円安… うーん
★更新 値上げ…だろうね モイスチャーローションもかなり長時間香るので そっちでも良い 猫居るので 外で付けるため アトマイザーも必要
更新 デパートで買うと勿論正規品ですが 公式も正規品です。モイスチャーでも偽物あるので気をつけて下さい。後、キャップが銀色がパルファムです
始めて買う方へ偽物注意 大量出品者注意 同じ香水大量に出品してる人は注意 ヤフオク Amazo○でもメルカリ ラクマでも偽物注意 大量出品は中国 韓国等で1000円位で売ってます。 ヤフオクで大量デパコス香水出品者に バーコードナンバーと裏にシール貼ってますかと質問したらスルーされました。アルコール臭がすごい後薄い パルファムなのに薄いとか。。 免税で買ったとか注意 免税では購入出来る数が決まってます。 安心なのは 瓶と箱に必ずシールが付いていること。日本でのデパート購入場合きちんと貼られています。 バーコードはフランスは3から始まります。後は瓶の底に違いがあります 1番分かりやすいのはテスター貰って、今あるオータンドゥルと一緒の匂いか確かめましょう。 何度も言いますが 免税店では大量購入出来ません 気をつけてください。 Dio○もそうです 他の高級な香水の大量出品は特に注意です。
学生等 バイトで稼いで買ったものが偽物だったら可哀想 おばさんハンター登場
パルファム好き だって少量でちょい時間長持ちするから絶対お得よ 奥さん?
トワレだとすぐ飛ぶ。
パルファムの方が経済的 そしてエレガント♪ まあお高いんですけどね
追伸 とても値上げしてる びっくり 上記に書いてあるが偽物注意です。 バーコード何処に記載されているか 瓶の裏側にシール貼られているか、何処で購入したか、(大量出品)質問して購入や入札した方が良いです。
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- doggyhonzawaさん 認証済
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- 56歳
- 乾燥肌
- クチコミ投稿426件
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プラダ ビューティプラダ ビューティからのお知らせがあります
容量・税込価格:30ml・6,600円 / 50ml・9,680円 / 80ml・14,080円発売日:2013/5/10
2022/10/22 07:00:26
真夜中に目覚めた。時計を見た。3:40。女は頭をかいて舌打ちした。あーもう、またやっちまった。完全な寝落ち。シャワーしてない。歯磨きしてない。なんなら洗い物も洗濯もしてない。しなきゃいけない「マスト」、全部しないで寝てしまった。
もう一度寝返りを打つ。明日は休み。どうしよう?夜のしじまの中で頭が動き出す。
このまま眠れるか。起きて何かするか。したいことは?特にない。しなきゃいけないことは?鬼のようにある。はーイヤだ。したくない。「全自動めんどうくさいこと全部お任せ機」がほしい。てゆーか、おなかすいた。ヤバい。甘い物食べたい。ここんとこダイエットきつめで、脳がブドウ糖を欲しがってるのがわかる。ええい!ブランケットをはねのけた。
ボサボサ頭。貞子状態で冷蔵庫をあける。ビールとチーズある。んーちがう。こってり甘いものが食べたい。ケーキとかアイスとか死ぬほど食いたい。あったかいキャラメルラテとかゴクゴク飲みたい。ヤバ。アタマが変になりそう。
そのとき、突然ひらめいた。
あ こういうとき 「あまい香りの香水」 嗅ぐといいって 聞いた気がする
そういえば… めったにつけない あまーいやつ あったな…
ドレッサーの引き出しの一番奥にそれはあった。プラダのキャンディ・ロー・オードトワレ。昔、もらったやつ。これ確か「キャラメル」の風味ムンムンしてたような。これ嗅いだら食欲おさまるかな?
女はキャンディローを左手首にプッシュした。瞬間、ちょっと苦手な匂いがした。
あ、そうだ。このトップで「あーちがうわ」って思ったんだ。思い出した。
まだ暗い窓の外。カーテンを少し開けて外を眺めながら、手首の匂いをそっと確かめる。
トップはシトラスと少しひんやりしたフローラルのミックス。でも3秒もせずにキャラメルシロップがとろーりとかぶさってくる。どこかベリー系な感じもする。ジミー・チューもこんな感じで敬遠したな―と思う。いつもつけてる香水はたいていゲランかシャネルのEDPだから、ほんと違う系統だなーと思う。あくびしながらスマホで調べてみる。
え?ダニエラ・アンドリエ調香じゃん。アンジェリーク・ノワールの人だ!
3分ほどすると、キャラメルの甘い香りが強くなる。あー甘い。でもこれ、おなかすいてるときはいい!なんかキャラメルラテ飲まなくても乗り切れそう。そうか。甘い香水にはこんな使い方もあるか。ミドルはスイートピー?うーんなんかフローラルあるけど判別できない。とにかくキャラメル。でももったりしてない。スッキリ抜けていくフローラル&キャラメルだ。え、なにげにいいかも。なんで使わなかったんだ?
そして思い出した。このキャンディ・ローをプレゼントしてくれた人。
今の会社に移る前。めちゃモテてた頃だ。あの頃、スカートを短くして髪をふんわりさせてるだけで言い寄ってくる男たちがたくさんいた。金持ちも見た目いいのもいたけど、たいていは下心丸出しで袖にしてた。でも、あの人は違ったな。出身大学も顔も身なりもフツー。なんにも特徴ない人。ただいつも静かに笑ってた。てかその顔すら思い出せない(汗)。でもこの香水もらったのは覚えてる。
1回ごはんを食べに行った。イタリアンの店だった。ん?それでプラダ?あーそう言えばイタリアに行ったこと話したかな。プラダのバッグ買ったとか言ったかも。なにげに好みをリサーチしてくれてたのかな?
キャンディ・ローのミドルに柔らかなヴァニラが出てきて、ミルクキャラメルの香りに変わった。
でもあの頃は、あんな人、鼻にもかけなかった。20代後半、一番焦ってた時期。早く条件のいい相手見つけて結婚しないと!って。ダサいのわかるけど心の奥では思ってた。王子様どこよ?早く現れてよ!って。
コポコポと音がする。さっきスイッチを入れたポットのお湯が沸く。
結婚しなくちゃ!早く子ども作らなきゃ!あの頃、何でもかんでも「マスト」って思ってた。
いつの間にか、空はしらみ始めていた。コーヒーを淹れる。香ばしい湯気の匂いをかぐ。はー落ち着く。手首につけたキャンディ・ローがキャラメル風味を添えて、キャラメルラテみたいになった。
夜明けのコーヒー。一人で。うん。悪くない。
不思議だね。あの頃苦手だった香りが、今はこんなにいいと思う。もし今あの人が隣にいたら、こんな何げない時間も、一緒に笑っていてくれたのかな。
一人の部屋。広すきる部屋。ふりかえって少し笑う。あの頃大事だったのは、マストより「ニード」だったかもね。
ちょっと涙が出そうになった。きっとまだ私 眠いんだ。やっぱもう一回寝ようっと。
昨夜の「マスト」を片付ける気は まだない。
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2022/6/10 13:14:09
レモンヴァーベナとベルガモットから始まるトップ。香水好きになると柑橘系の香りから離れがちになるけれど、やっぱり心地よいと感じる。ヴァーベナのグリーンな側面が、ベルガモットのみずみずしい甘さをより引き立てている。
ミドルはハーバル&ウッディに傾く。タイトルにもあるラベンダー、セージのスパイシー感とプチグレンのドライなウッディの香りがメインだ。ラベンダー自体はフレッシュでフローラル感が強いタイプだが、ウッディ&スパイシーな他の要素が強いためメンズフレグランスよりの印象。ここまでで約3時間ほど。
ドライダウンはベチバーがメイン。ほんの少しだけトンカビーンの甘さを添えつつ消えていく。ここの香りは1時間ほど。現行のラールエラマティエールの中ではかなり軽い香りだ。
ライトでフレッシュな香りだから誰でも性別関係なく使える、というわけでもなく、ミドル以降はかなりメンズ寄りの香りに展開していくため、いわゆる「外資系のメンズフレグランスっぽさ」を好まない人にはハマらない。その辺は元々「ルフレンチー(=フランス人男性、要はメンズフレグランス)」という名前だったのだから仕方ないのかも。リニューアル前後で特筆すべき違いはないように感じる。昨今のジェンダーレス意識の波に呑まれて、無難な名前に変えられてしまったのだろうか。
それにしても、いくらラベンダーが真っ直ぐ伸びるからといって、「アートに例えるならエッフェル塔」は無理ないか?
トップ:レモンヴァーベナ、レモン、ベルガモット
ミドル:ラベンダー、プチグレン、シトロン、セージ、ネロリ
ベース:アンバーグリス、ベチバー、トンカビーン
調香師は、ティエリー・ワッサー。
(fragranticaより)
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2022/6/24 17:43:38
日本における外資系メンズフレグランス二大巨頭と言えばシャネルの「ブルードゥシャネル」とディオールの「ソヴァージュ」だと思う(エゴプラやディオールオム派は許してね)。どちらも街中で付けている人をよく見るし、実際に店頭に行った際もよく薦められる。もちろんゲランにもそういったものがあって、それが「ロムイデアル」。「女性から見た理想の男性像」を香りに落とし込んだシリーズで、廃番品も含めると全7種、現行のラインナップは全4種。ゲランらしく(?)派生作品が多いが、ラプティットローブノワールやモンゲラン程ではない。このロムイデアルエクストレムのコンセプトは、仕事もプライベートも軽やかにこなす天才肌の男性。中々ハードルの高そうなイメージだが、どんな香りなのだろう?
トップはツンとしたベンズアルデヒド、アーモンドの香りだ。ロムイデアルシリーズはディスコン品も含め全てにアーモンドの香りが使われている。ゲランの考える理想の男性の香り=アーモンドの香り、というわけだ。合わせられている素材はもちろん作品によって違うが、エクストレムの場合は華やかなピンクペッパー。
ミドルのメインはヘリオトロープ。他ブランドのメンズフレグランスとの違いはここ、主役にフローラルを採用していることだ。ヘリオトロープの香り(ヘリオトロピン)はパウダリーで甘く香水以外の化粧品にも使用され、いわゆる「メイクアップ製品で嗅いだことがありそうな香り」だ。ヘリオトロープがしっかり香るゲランのフレグランスといえばラールエラマティエールのキュイルベルーガがあるが、そちらはバニラとの組み合わせがフェミニンに傾きやすい。しかし、この香水のヘリオトロープはその脇をシナモンの清涼感とアーモンドの苦味で支えられていて、とてもクールでユニセックスというより男らしくなりすぎないようにしつつ、スマートなメンズ感を上手く演出している印象だ。
ドライダウンではフローラルの甘さにアロマティックなタバコにほんの少しウッディが加わってキチンとメンズフレグランスらしい着地をする。持続は5時間ほど。ベースが控えめなせいか極端に甘くなく香りの消え方もキレイだ。デキる男は去り際も美しいということか。
多くのメンズフレグランスがシトラスやスパイス、マリン、ウッディといった力技でゴリ押ししていくムキムキのマッチョタイプであるのに比べ、これは女性的になりやすい甘さを上手く制御しスマートにメンズフレグランスとして成立させた長身で細身の男性といったところ。このシリーズは女性にも愛用者が多いというが(インテンスは男性っぽすぎるかな)、それも納得。なにしろ「女性から見た理想の香り」なのだから。
高額な限定品や高級シリーズばかりに力を入れているゲランにも通常ラインナップにもこんなにもよい香りがあることに少しホッとした。
トップ:アーモンド、ピンクペッパー、ベルガモット
ミドル:プラム、シナモン、ヘリオトロープ
ベース:タバコ、パチュリ、レザー、シダー
調香師は、ティエリー・ワッサー。
(fragranticaより)
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