2023/10/9 20:28:02
前作のフォーエバークッションも使い切り、リニューアルしたコチラを@cosmeで購入しました。
旧品のケースがとても気に入っていたので、サステナブル、SDGsと騒がれている今、
当然入ると思いきや…大きさが変わっています。全く入りません…。
このあたりは是非改善して欲しいところ。
しかしながら、旧品も崩れにくく、また、崩れてもティッシュで押さえる程度で
綺麗になるし、汗にも強く、大好きなお品でしたが、
こちらは明らかに【改良】しており、綺麗に肌のアラをカバーしつつ、
塗っています感 も全くなく、ナチュラルに仕上がるのでとても気に入りました。
顔タイプがキュートのせいか、マットファンデにすると、塗っています感 が出てしまったり、
演歌歌手のような厚塗り感が出てしまうのですが、こちらは全くそんな気配は出さず、
しかもちゃんとうっすらマット、すりガラス肌にしてくれるところがとても好きです。
クレドのマットよりもマット感は少ないです。本当にシアーマット。
顔タイプキュートや子供顔のマットファンデとして非常に推したい一品でした。
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[パウダーチーク]
税込価格:6,380円発売日:2023/7/14
2024/1/19 19:41:51
ロージーグロウ001はその可愛らしいパッケージと色味でずっと気になっていました。ようやく去年の12月に、実際タッチアップが出来た際に、自身の肌にのせて数秒でほわっとした自然な血色感が出たことがあまりにも衝撃的で、自分に非常に合っていました。まるで自ら持ち合わせてる血色感、まるでお風呂上がりの様なほわっとした血色感がこれで作れたのです。これほど自然なのは他のチークではなく、唯一無二だと感じました。
肌のpHや水分で色が変わるとのことなので、実際のせた直後と数秒後の色味が変わります。私の場合ですとのせて数秒するとぽわっとピンクが浮き出てきます。なので一気にではなく少量ずつのせることをお勧めします。
思いがけず、他のチークを先に入手してしまったので(こちらも優秀)、資金の関係で少しの間、購入は我慢しておりましたが、やはりこの境界線が目立たず、チークを塗りました感もなく、内側から滲み出たピンクの頬を作り出せるのはロージーグロウだけだなぁ、と思えたので使い分けてしっかり使いこなし、使い切る気持ちでラインナップにお迎えしました。ほわっと自分が持ち合わせた自然な血色感演出にはもってこい。私は001のピンクはばっちし合いましたが004のコーラルは粗が目立って似合わなかったので必ず色味はタッチアップすることをオススメします。
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ディオールスキン フォーエヴァー コンパクト ナチュラル ベルベット
容量・税込価格:1セット・9,680円 / 10g(リフィル)・7,920円発売日:2022/7/1
2023/11/5 21:27:35
1年通して乾燥よりもテカリが気になる肌タイプで、今まではディオールのリキッドファンデを使っていました。
仕上がりや崩れ方など概ね満足してましたが、やはり時間の経過で皮脂が気になる、、という事で久しぶりのパウダーファンデに挑戦してみたところ大正解!!
◎薄づきでベタっと付く事がなく失敗しなさそう
◎サラサラだけど程よくしっとり感もあり
◎リキッドは0CRがぴったり、こちらは0Nですごく馴染んだ!
少し前にマキアージュのドラマティックパウダリーを使ってた時期がありますが、しっとり感が強くて結構ベタっと付くイメージなので塗ってます感が出やすい
こちらのディオールは薄づきでサラサラ寄りだからお直しにも失敗せず使いやすい、ナチュラルに仕上げられる感じ
ツヤ肌とかリキッドタイプが主流な中、肌のペタペタ感をフェイスパウダーでサラッと仕上げようと頑張ってきましたが
やはり肌質的にパウダーファンデが合うようです。
久しぶりに使うとすごく簡単で時短だし原点に戻った気分です。笑
フェイスパウダーのようにも使えるようなのでリキッドとも併用したいと思います!
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- doggyhonzawaさん 認証済
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- 55歳
- 乾燥肌
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2021/3/20 10:50:23
春風に誘われて、新しい服に袖を通す。鏡の前であれこれとコーデを試す。真新しい靴をおろして、街をそぞろ歩きしたい。
春は女性の装いが最も華やぐ季節だと思う。水がゆるみ、風が命の芽吹きの香りを運んでくる季節。春らしい装いには、花咲く頃に似合う香りがある。これは自分的には最も距離を置いている香水だけれど、女性にはとても人気のある作品。ミスディオール・ブルーミングブーケ。
では、どんな香りかというと(←早いな)
トップ。つけた瞬間、スッと冷たいアルコールの揮発がある。賦香率がオードトワレなのでそれは折り込み済み。それでも鼻にツンとくる感じではない。むしろそのアルコールの冷たい揮発に載せて、ほんのりミント様の清涼感が抜けていき、心地よい。青いグリーンもかいま見える少しクールなイントロ。まだ肌寒い早春の風を思わせる開幕。
5分後、わずかな甘さを伴ったふんわりピンク色のフローラルが広がってくる。ピオニーのアコードだ。クレジットによるとダマスクローズとのミックスのようだけれど、ピオニーノートの柔らかいフェミニンフローラルが7、ローズの青みと高貴さが3といったイメージだ。バラの香りは思ったよりも複雑な香気を多く含み、成熟した女性を思わせる強さもあるので、そこをかなり抑えて若い女性の可憐さやナチュラリティに寄せている感がある。
このフローラルアコードの出来ばえは秀逸だ。ピオニーは自然の花からは抽出できない香料なのでアーティフィシャルだが、とても自然に感じられる。ダマスクローズの軽やかさがこのピオニーに自然な花のエッジを与えているよう。ちなみにディオールから2021年1月に発売されたリップスティック「ディオール・ルージュ」の香りも、ピオニーにザクロフラワーを添えることでナチュラリティにこだわっている。「ディオールは花」というデザインコンセプトは一貫していて、その中で若い女性に向けてピオニーやサクラなどのライトなフルーティーフローラル路線を展開しているのが今のディオールだ。
付けて1時間ほどすると、ピオニーの香りにあたたかみのあるソーピーな感じがつながってくる。ホワイトムスクの香りだ。この2つが華やかさと清潔感を演出しつつドライダウン。人にもよるが2〜4時間ほど続く。付け方はウェスト左右1プッシュでいい。体温で温められた香りが、胸元や袖口から少しずつ上気してくるのを楽しめる。ただしトワレ濃度なので「これじゃ全然匂いがしない」という方はデコルテあたりにプッシュするといい。立ち上った香りが顔や髪のあたりから時々ふっと香る感じでベスト。手首や耳の後ろはあまりおすすめしない。タッチは柔らかいけれど、香りじたいはとても強いからだ。香水はさりげなく、やわらかく、がいい。
春。真新しい靴。春めいたスカートコーデなどで少しレディライクに。そんな軽やかな装いなどに似合う香りだと思う。肝心なのは、これが若い女性だけに向けた香りではないということ。中性的な雰囲気の男性、そしてどの年代の女性がつけても全く違和感がない優れた調香だと思う。よく妙齢の女性が、「香りは可愛らしくていいと思うけど、若い人向きね」と敬遠することがあるけれど、それはもっとチープで甘ったるいベリー系の香水だけだろう。ディオールの香水に関しては、フランソワ・ドゥマシーという世界屈指の調香師が作っているので、どんな女性にも似合うようバランスがとられている。ボトルのシルバーリボンは、全ての女性への贈り物という意味だ。もちろん、初めて香水をつける方にもちょうどいい優しさも忘れていない。(←ほんとお前からは遠いな)
歴史的名香ミスディオール。香水沼には「亜種は論外」という方もいるだろう。それでも香水は時代とともに、人々のニーズと共に変わる。ブルーミングブーケは、よくできたフルーティーピンクの花の香りだ。ほんの少しの甘さと苦み、そしてダマスクローズのふくよかさをあわせもった可憐な香水。価格は30mlボトルが6600円(税抜き)。若い方はプチプラ香水を手にする機会も多いと思うが、値段的に大差なくても、こちらは世界最高の調香師が作ったライトな香水。ぜひ試してみてほしい。そのへんのコピー香水とは香料が違うから。
「誰にでも好かれる香り」なんてものはこの世に存在しない。それでも、多くの方に好かれている香りというのは実際ある。そこにはそれなりのよさが確かにあるものだ。
金色の太陽。新緑を揺らすさわがしい風。花々が咲き乱れる命の始まりの季節。髪が揺れるたびにふんわり香る、心ときめく花の香り。それはディオールが作る愛の花。
「あなたは愛のために何をする?」
ミスディオールブルーミングブーケは、あなたの心にそう語りかける。
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2012/2/19 18:02:42
女性性の明るい面だけを表現したような、ほがらかで優しい香りです。
マスカラを購入した際キャンペーンのキットで5mlサイズを購入。
■香りの構成
トップ:マンダリン、ベルガモット
ミドル:ピオニー、ローズ、ジャスミン
ラスト:ホワイトムスク、パチョリ
つけたてからラスト手前まで、明るく快活なマンダリンの香りが続きます。
マンダリンの香りは、日本人の「柑橘=みかん」のイメージと親和性が高い気がします。
オレンジよりみずみずしい甘さがあり、ツンと尖ったところのない柑橘系。
良く言えば丸く、甘く、明るい香り。
悪く言えば単純な甘さ、カジュアルすぎると感じることもあるかも。
ミドル以降に書かれている「ピオニー、ローズ、ジャスミンとホワイトムスク」は要するに「誰にでもすっと理解できるフローラル石鹸っぽさ」で、これがマンダリンの甘い香りを静かに支えています。
ドラスティックに香りが遷移するものではなく、香りが持続している時間の大半は一定の調子で「マンダリンと控えめな石鹸の香り」がふわーんと混じりあっている印象。
ラストに一瞬「ああ、シプレと言われればこれはシプレだったのかも」というパチュリらしき印象(本家ミスディオールの特徴に似た何か)が残りますが、ここはすでにぼんやりと弱くてあっというまにフェードアウトしてしまいます。
この部分はアイロンのかかった白いシャツを連想する匂いかも。
ミスディオールほど明確ではありませんが、完全に甘く柔らかいだけで終わらず少しシャープに引き締まります。
全体を通してみると、マンダリンでしっかりと甘さ・みずみずしさを出しているので、ドライでパウダリーな香りが苦手な方にも安全な選択だと思います。
ライトでフェードアウトしやすいため、香水が苦手な方や、多湿な時期でも比較的使いやすそう。
■香りの印象
オレンジブロッサム・ジャスミン・ムスクが「大人の落ち着いた<いい人>っぽさ」を出している香りだとすると、これは「若くて元気な人の<いい人>っぽさ」を出している香りだと感じます。
キュートで気取りがなく、誰にでも気楽につけられそうな香り。
わたしの年齢ではファッション的にちょっと可愛すぎるかなあと思ってしまうのですが、単純な好みとしては心地よい香りです。
ベリーやリンゴにバニラを加えたような少女趣味で女性的過ぎるフルーティフローラルではなく、あくまで基調が「みかんと石鹸、もしかすると白シャツ」なので、甘くても清潔なのですよね。
キュートながらも地に足ついた生活の美しさや幸福感を連想する香りですから、仮に自分と同じぐらいか上の年齢の方がつけていてもおそらく嫌な感じはしないだろうと思います。
■良いところ、悪いところ
○良いところ
・人や服装をシビアに選ばない、清潔&カジュアルで心地よい香り
・過剰な華やかさが無いので、香水に良いイメージの無い方にもおそらく嫌われにくい
・日本人には親しみやすい香料でシンプルに構成されている、多湿でもうるさくなりにくい
・万人にわかりやすい「いい人」のイメージ
○悪いところ
・カジュアル&シンプルすぎると感じる方がいるかも
・フローラルの部分で繊細さや複雑さ、花のふくよかさは表現しきれていない
・香りが飛びやすく、最後に残るのは凡庸な石鹸調
悪いイメージや「これがなければ」と思う邪魔な要素は無いのですが、最初から最後まで万人にわかりやすく「いい人の香り」である点を物足りなく思う方がいるかもしれません。
また、香料としても突出したクオリティは無いように思います。
はっとするような香料のふくらみ感や感動的なフレッシュさ、嗅覚の奥行きが広がったように感じさせる繊細さは出ていません。
特にフローラルの部分には花が立ち上がるようなフレッシュさやライブ感を期待してはダメ。
花の特徴はちんまりとまとまって、石鹸に練りこまれたあとのフローラルという感じ。
基本的にはリニアなマンダリンが優勢です。
しかし、この単純さがほどよいカジュアルさ・親しみやすさになっているのかもしれません。
オードトワレでさらっとフェードアウトするようにできているのも、この香りには適していそう。
■総合
クセのある香りを平然と作るディオールとしては、ちょっと珍しい「誰でも使えて誰にも嫌われにくい香り」だと感じました。
ほどほどに心地よく、非常に日常的。
自分でつけていても他人がつけていてもうるさくなく、失敗の少ない香りだと思います。
香料や香り方の繊細さ・ふくよかさはあまり無く、よくも悪くもシンプル。
無難だ無難だと書いてしまいましたが、明るい気持ちになれるバランスの良い香りだと思います。
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