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[美容液]
容量・税込価格:30ml・9,460円 / 50ml・12,980円発売日:2021/9/3 (2023/10/27追加発売)
2023/2/23 17:43:49
こちらのレチノールは素晴らしいです!
使い始めてすぐに効果を感じましたが、現在使い始めて1ヶ月以上経ちさらに効果を感じています。
毛穴が目立たなくなり肌荒れもほぼなくなりました。
A反応は全くなかったです。量を増やしても反応なかったので合っているのだと思います。
レチノール商品たくさんある中で、キールズにして良かったと本当に思っています。
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SUQQU(スック)SUQQU(スック)からのお知らせがあります
[口紅]
容量・税込価格:6.6g・5,500円 / -・5,500円発売日:2020/9/4 (2021/5/7追加発売)
2021/8/3 19:49:38
01と08を愛用中です
唇に塗って、ティッシュオフして、を3回繰り返すと本当に色落ちしにくくなります。食事をしても綺麗に色が残ってくれるので、日中のお直しは1回するかしないかです。
特に08はベージュリップが苦手な方に試して頂きたいです。私も元々ベージュ系の色が薄いリップだと顔全体の血色感がなくなって老けたような印象になることが多かったのですが、色に一目惚れして買って試したら、本当にお洒落な色味で、地味に転ばずヌーディな仕上がりで感動しました!
2本とも使い切ったら、また新しい色も試してみたいと思います!お気に入りです!
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- 55歳
- 乾燥肌
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2021/12/4 13:49:43
女性におすすめしたいヴァニラ香水は?と聞かれたらこう答える。まずはゲランのスピリチューズ・ドゥーブル・ヴァニーユ(以下SDV)を試してみては?と。ただし賛否両論の多い香水ではある。好きな方は「最高のヴァニラ」と評するが、そうでない方はこんな風に言う。「木の香りしかしない」「ヴァニラが薄い」「値段が高い」(←それな)。
ドゥーブル・ヴァニーユ。「2倍のヴァニラ」という名の香り。ゲラン最高峰シリーズの香水で、価格も高いが人気もダントツの香り。ではなぜ評価が分かれるのか?
実は、SDVをつけた瞬間に立ちのぼる香りは2パターンある。ダークラムの洋酒っぽい香りが強く出るときと、鉛筆を削ったときの香りのようなシダーのウッディが主張してくるときだ。その混合比も日によって変わる。これは天然香料がふんだんに使われている証拠。だが、ここでウッディを感じる方には割と評価が低いようだ。
温かく酔わせるようなダークラムの香りと、冷たく内省的なシダーウッドの香りは、対比関係にある。それでもこの2つは、ほぼ同じ高さで香る印象だ。互いに拮抗しながら、絡み合うよう交互に現れる。さながらダブル香料トップといった感じ。
この2つの茶色い香料のせめぎあいは、静かながら顕著だ。日によってどちらが優位に出るかが異なる。その日の気温、体温、湿度、肌の状態等で、シダー優位orラム優位にふわふわ変わる。
まずここで「ヴァニラは?ヴァニラはいつくるの?」と思っている方は、肩すかしをくうだろう。実はこの香水、揮発の遅い天然ヴァニラを使用しているため、つけてしばらくしないと出ないからだ。
30分ほどすると、わずかにローズの片鱗が感じられるようになる。そこからはラムとシダーにとって変わるように、やっとヴァニラ香が立ちのぼってくる。
そしてこのヴァニラの香りは、確かにただものではない。
つけてしばらくして現れるヴァニラ。それはほんのりカラメル香が効いていて、クリーミーで、ラムのコクをまとった最上級のヴァニラだ。ただし、香り立ちは弱め。ふとしたときに鼻をくすぐる程度のまろやかさだ。合成ヴァニラの強さが好きな人は、ここでまたがっかりするかもしれない。だが、柔らかいベンゾインの甘さも伴ったヴァニラは、この作品でしか味わえないのでは?というくらい繊細できれいだ。そしてつける人の肌で香り立ちが変わる。だから、肌にのせたとき初めてその人のヴァニラ香になる。
ラストはラムとシダーの残香を残しながら優しくフェミニンなヴァニラで終息。時間は人にもよるが、6〜8時間ほどでドライダウン。
まとめると
SDVは、ラムとシダーのスパイラルトップから始まり、ゆっくりゆっくりヴァニラ香に変わってゆく熟成された香水だ。そのヴァニラは高級なれど、強くはない。バニリンを加えたとしても、とても2倍に増やした感じではない。一体どういうことなのか?そのヒントはこの作品名に隠されているように思う。
この香水の正式名称は「スピリチューズ・ドゥーブル・ヴァニーユ」だ。これを英訳すると次のようになる。
「Double Vanilla Spirit(ダブル・ヴァニラ・スピリット)」
英語の「スピリット」には、「アルコール(酒)」という意味と「魂・精神」といった複数の意味がある。だとするとこれは、一般的な「ヴァニラ2倍」という意味だけでなく、「ヴァニラの酒」という意味と「ヴァニラの精神」という意味、「2つ」をもたせた掛け言葉、ともとれる。
そうした視点から、ジャン=ポール・ゲラン、最後の作品となったSDVに込めた思いを想像してみる。
1つ。極上の天然ヴァニラには、ラム酒(スピリット)に似たファセットがある。それは合成香料のバニリン等で自然に出せるものではない。ゲランが独自に仕入れた最高級の天然ヴァニラにしか出せないものだというプライド。
1つ。ゲランにとってのヴァニラは、ゲルリナーデの根幹を成す重要な素材。その精神(スピリット)を忘れるな、という後進へのメッセージ。
この2つの「ヴァニラのスピリット」を込めた作品、という意味ではないだろうか。
別にそれが事実でなくてもいい。自分はそう受け取めた。4代にわたって香水帝国を築いてきたゲラン家の最後の調香師ジャン=ポール。彼がブランドの経営から退く際、言葉には言い表せぬ思いが多々あったことは推測に難くない。それらの思いが、この最後の作品の1つに注がれていたことは間違いないだろう。
スピリチューズ・ドゥーブル・ヴァニーユ。それは
あなたの肌にのせたとき、初めて完成する美しいヴァニラのお酒。いつまでもあなたの感性を刺激し続ける、ゲランのヴァニラの魂。
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- 混合肌&インナードライさん
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- 37歳
- 敏感肌
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[化粧水]
容量・税込価格:120ml・2,200円発売日:2016/11/21
2021/3/3 16:45:48
他社のものと比較して効果はイマイチ・・
◎メリット
・他の化粧水と混ぜて使える
◎デメリット
・技術がイマイチ(浸透、保湿、使用感etc)
・成分配合量がイマイチ(効果なし)
・メイクや他スキンケアとケンカする
・有名美容家のブラックリストに入れられるほどの宣伝文言
・「原液」と「原料濃度」の誤認を狙った書き方
・誘導体化で異なる物質となっているのにピュア純?○%配合という表記
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- doggyhonzawaさん 認証済
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- 53歳
- 乾燥肌
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2019/9/28 17:00:41
「あたしがプリンセスになるために隣に王子様はいらない。」とボトルに書いた香水がある。キリアンが2018年にリリースした”My kind of love”シリーズのうちの1本、プリンセスというオーデパルファムだ。
キリアンがセフォラ系列で出したこの新しい「黒いたまボトル」シリーズは、10代〜20代の若い女性をターゲットにした作品群で、これまでのメインシリーズより価格も抑えめになっている。本国では30mlボトルで75ドル。セフォラ系列とドル価格でピンときた方もいると思うが、こちらは現在まだ日本では販売されていないシリーズ商品。もちろんネットでは海外サイト等から普通に買うことができる。
キリアン自身はこの「俺の愛の形」シリーズ(←何だそれは?)リリースに向けて、特徴を次のように挙げている。
1点目は、シンプルで分かりやすいノートを強調した作品群ということ。4作品は「不良少年」と「プライドの高い少女」が出会い、「キス」してベッドで「アダルト」な夜を過ごす、というラノベにありがちなストーリーボードを背景にもっており、それぞれの作品でキーノートがとても明確であること。
2点目は、「真っ黒いでかいたま」ボトルを採用したということ。実はこの新しいたまのボトルは、上の大きなたまの部分がジュースの入ったボトルで、キャップが下の直方体の部分という作りになっている。つまり、スプレー口が逆さまに収まっているボトルデザインだ。ノーズショップにあるハウスオブウードの石ボトルと似た意匠。ここはキリアン氏自身強くこだわったらしく「このボトルはミニ彫刻であり、現代アートにインスパイアされた小さな爆弾だ。重たい球体を上からつかんで伝統をひっくり返し、下の四角い台座をとってスプレーする。」と語っていてかなりご満悦な様子。この「伝統をひっくり返す」とか「小さな爆弾」とか言うあたりに、自分の中にある腐れパンクスな部分が共鳴して困る。もはや彼を「厨二の同志よ」とハグしたいくらいだ。(←蛇とかドクロとか好きだしな)
さて、前置きがトゥーマッチロングになったが(←やめろ)プリンセスの香りはというと。
キリアンの「黒いたまのやつ」。敬意と愛情の全てをこめて自分がそう呼んでいるボトルのたまをつかんで逆さにし(←伝統をくつがえし)、四角い台座キャップをはずす。するとボトルは本当に黒いミニ爆弾のよう。最高。外した四角い台座キャップには、そのままスプレー口を上にしてボトルをのせておくこともできるようになっていて、確かに魅せるデザインとしても秀逸。
そんな「黒いたまのやつ」からスプレーすると、何とも分かりやすい香りに包まれる。とても甘くてクリーミーで、それでいてどこか涼しげにおすまししている香り。プリンセスは、少しくすんだ陰をもつマシュマロクリームの香りがする。
香りの構成にも「ジンジャー、グリーンティー、マシュマロ」としかのせていないプリンセス。ただ結構ベースはしっかりしていて、ウーマンインゴールドのベース香を流用したんじゃないかと思うほど、アニス香が出てスーッと清涼感を漂わせている。甘さは綿あめライクなエチルマルトール系にピーチやアップルなどを少し効かせて、マイルドフルーティー方向に振っている模様。こっくりと甘くて、その下からロースティーなヴァニラとベンゾインの樹脂っぽさ、ジンジャーのじんわりした温かみも感じられ、そこはかとなく煽情的。あー、これはロリータレンピカをマイルドにして甘さを強調した感じだなという印象。夜遊びの闇の姫様。
香り変化はほぼなくてシングルノートのよう。マシュマロの香りと言い切っていいくらい、このキーノートは突出している。ただわずかに漢方薬っぽいスパイシーも下からのぞいていて、さながら「甘い蜜は出してるけど、あんたのためじゃないから。それ以上近寄ったら刺すわよ」というような陰がある。それは気に入らないものは本気で刺す蜂の雰囲気に近い。若さゆえの辛辣さと真剣さ。
少女は心の中に小さな透明なたまを抱えている。そこに映る街の風景や人の姿、それらは美しいだろうか?汚れてないだろうか?人生は甘くない。王子様なんていつまで待ってたって来やしない。チャンスは自ら作るものだし、自分の手でつかむもの。たまは鈍く光りはじめている。
だから。
「そばに王子様なんていらない」その真意は、男なんかいらないという意味じゃない。真の成功を勝ち取るためには男の力なんて借りない、自分の力でプリンセスになる。そういう意味なのだろう。
胸のすくメッセージだ。もしも己の汚れた欲望を満たすために貴女方に札束をちらつかせてくる親父どもがいたら、女性たちよ、どうか笑いながら蹴っ飛ばしてやってほしい。
やつらの黒いたまを。
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