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Rue*Heldinbergさん
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MiMC エムアイエムシー / ミネラルリキッドリーファンデーション

MiMC エムアイエムシー

ミネラルリキッドリーファンデーション

[リキッドファンデーション]

容量・税込価格:1セット・7,150円 / ケース・1,100円 / リフィル・6,050円発売日:2017/4/26 (2019/4/24追加発売)

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3購入品

2017/10/16 10:38:28

101 アイボリー

4月末に接触性皮膚炎に罹り顔面崩壊で出勤できないほどの重症だったのですが、処方された薬のおかげで数日で落ち着き、「さあ仕事に行こう」とメーキャップするにあたって手持ちのノンケミカルコスメを駆使するも物足りず。
発売されたタイミングでちょうど気になっていたので購入しました。
普段は標準色前後のトーンを選ぶ季節性敏感肌です。

まず、リキッドでコンパクトってどういう構造になっているのかと不思議でしたが、クッションファンデくらいの大きさで何ともユニークな作り。後から気づきましたがエスティローダーのダブルウェア(コンパクト版)と同じです。旅行へ出るときなどはボトル容器より持ち歩きやすいです。ミラー付きですし。
が、個人的にはなんだかんだ言っても穴が開いている以上空気に触れるし、スポンジの雑菌もゼロではないし、あまりピンとこないというか。残量が分からないのも困るし、最後は空になるまで使い切れるのでしょうか。そもそもワンプッシュで1回分が出てくるというのもまったく画期的ではないですし…(むしろ出す量を調節しにくいのでプッシュボトルの方がまだ理に適っていると思いますが)。プラスチックでヒンジ部分も何だか弱そうだし、かなり改善の余地がある容器だと思います。この容器構造を売りにする時点でもう中身への不信感も募ります。


 →ケース分解してみたという他の方のクチコミを拝読し、わたしも「使い切ったと思っていた」ケースを開けてみました(10/16)。8月末にプッシュしてもまったく出てこなくなったので捨てるつもりだったものを捨てられない性分でとってあったものです。
  分解は意外なほどあっさり、工具も使わず手でひねるだけで開けられました。その結果が画像のとおりです。絶句。いや、絶対に中身が残る構造だと誰が見ても予想できるケースですが、あまりにもひどいです。ヨーグルトの蓋内側についている程度なら仕方ないよねで済みますが、この量、あと数十回分は使えます。しかし開封から5ヶ月超、分離しているのとやはり使い始めとは違う酸化臭がするので廃棄します。
  約7千円と決してお安い部類ではない品物ですから、これは即改善につなげていただきたいです。


さて、肝心のファンデーション中身について書かせていただきますが……これはなかなか評価が難しいファンデーションです。
MiMC初のリキッドということで恐らく"満を持して"だと思うのですが、外装同様にまだまだ未完成と感じる伸び代があるような。

テクスチャはとてもなめらかなジェルクリーム状。伸ばした感触からすると、厚みのあるオイルに鉱物顔料(ミネラル)がギュッと詰まっている感じです。肌状態が傾いているときでも刺激を感じることなく使えましたが、どうしても油分が重いなあと毎回感じます。先に使う下地やスキンケアを日々試行錯誤で調整してみたりもして、これなら大丈夫、という組合せを見つけるのも楽しいのですが。何にせよ一日に何度もティッシュオフするファンデーションは初めてです。手のひらで顔をおさえると油分の光沢がベッタリうつる…。
MiMCは以前から原料臭が強いと感じており、また時間経過による油分酸化も他のMMUメーカーより早い気がするので(それだけ混じりっ気なしなのでしょうけど1年以上前のパウダーファンデはかなりの酸化臭…)、このファンデも早めに消化できるように集中的に使っています。使い始めはビターオレンジ精油の香りが立っています。
MiMC側では2,3ヶ月使用目安、と発表されていますが使い始めて1ヶ月強、まだまだ全然減る気配がないです。しかしこれで夏過ごすのはちょっと…。"汗に強く崩れにくい"という実感は今のところ一切ないです。

マイナスイメージを先に書いてしまいましたが、良い部分ももちろんあります。
何といっても仕上がりの透明感はダントツです。カバー力はいたって普通ですが、今まで感じたことのないイノセントな雰囲気が出ます。水を覗いたときのようなぐっと引き込まれる感じ。そこはとても評価できます。
また、整肌作用のある植物エキスがふんだんに配合されているせいか肌が疲れません。スギ花粉飛散時期になると肌が一気にゆらいで荒れてしまいがちのわたしとしては、1〜4月に使ってみたかった。

厳しい星評価にしてしまいましたが、「自分に合わないから」という理由だけで普通評価にしたのではなくMiMCならもっと出来る、という期待を込めての評価です。
ただあまりモニタープレゼントでバラまいて、高評価レビューを増やす手法はいかがなものかと思いますが…。購入者レビューだけで高評価を得られるという自信がないように感じてしまいます。

(2017/6初旬初稿、2017/10加筆)

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doggyhonzawaさん
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セルジュ・ルタンス / フェミニテデュボワ (Feminite du bois)

セルジュ・ルタンス

フェミニテデュボワ (Feminite du bois)

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格:50ml・14,300円 / 100ml・22,000円発売日:-

7購入品

2014/1/24 00:42:07

「自分が本当にうっとりとするような香りは、どこを探してもないんじゃないか?」
「たとえ見付けたとしても、それが周りからよいと思われることはないんじゃないか?」
「ならば、自分は何のために狂ったように香りを探し続けているのだろうか?」

二律背反である。二つの相反する推論が、等しい合理性・妥当性をもっている。そしてそれゆえに自己矛盾に陥っている。堂々巡りである。ドグラ・マグラだ。

そんなとき、この「フェミニテ・デュ・ボワ」に出会った。一瞬、息が止まった。

これまで味わったことのない香り。冷たく、清々しく、たおやかで静謐な、とても美しいウッディの香り。

プロデュースは、資生堂で1980年から20年間イメージクリエイターをつとめたセルジュ・ルタンス。調香は、ルタンス自身の右腕とも言うべきパフューマーのクリストファー・シェルドレイクと、ダビドフの「クール・ウォーター」やディオールの「ドルチェ・ヴィータ」などを手がけたピエール・ブールドンによる合作。

「フェミニテ・デュ・ボワ」。その意は「木のフェミニティ」。言いかえれば、「木のもつ女性らしさ」。その名のとおり、女性用フレグランスでは珍しいウッディノート。

初めての出会い。何の前知識もないまま。

トップ、付けたて2分まで。品のいいウッディ香が鼻の奥を刺激する。ウッディがトップでくることに少し驚きつつ、このあと濃くなるんだろうなと警戒。鉛筆っぽさも少なく、樹脂の清涼感も少ない。ややひんやりとしているが、固くて上質な木のイメージ。ローズウッドっぽいかなとも。

2分後。奥から出てくるややスパイシーな風合い。あれ、今頃、針葉樹系の清涼感?ん、ちがうな、これは調味料系スパイスだな。きつくはないものの、空気を押し広げるようなじんわりした重みが少し感じられる。けれど、下の方で先ほどのまろやかなウッド香も同時にしている。

そして10分後  「!!」
驚きの展開。スパイスのデクレッシェンドとともに現れたのは、バイオレット(スミレ)と淡い葡萄のような香り。ほんのり甘く、けれど暗く静かな、冷たいフローラル&フルーティ。このバランス!「目を疑う」という言葉があるが、自分の鼻を疑った。

まろやかで、けれどすっきりしたウッドの香り。その上にそっとベールをかぶせたような、淡いバイオレットフィズの風味にも似た、やや内省的な紫のフローラル。なんていい香り。なんていいバランス。静かで、落ち着いていて、すっきりと透明で、優しく時間がまどろむような、儚く直線的な香り。

それがずっと続く。オードパルファンだけれど、いたずらに濃い香りをこれでもかと自己主張するのではなく、柔らかく長くたゆたう。ほの暗く、涼やかに。

ずっとこの香りに包まれていたい。男であることも、自分の年齢も、顔や体型も、社会的地位や立場も、全くこの香りの前では意味をもたない。気にする必要がない。この美しい香りをいつまでもかいでいたい。この香りにずっと染まっていたい。久々にそう思える香りに出会ったことをはっきりと知った。

自分の印象を確かめるべく調べまくる。香りの構成は、ピラミッド型三段階ではなく、どうやら2段階。ミドルとラストが似ている変調子。どうりで同じ香りがずっと長く続くと感じたわけだと納得。構成は諸説あるようだが、大体次のように感じた。

トップ:アトラスシダーウッド、ジンジャー、クローブ、カルダモン、オレンジブロッサム、
ミドル:アトラスシダーウッド、プラム 、ピーチ、バイオレット、ローズ、ハニー(蜜蝋?)
ラスト:アトラスシダーウッド、ムスク、サンダルウッド、ベンゾイン、ヴァニラ

特筆すべきは、トップからラストまで、ずっとアトラスシダーウッドが優しいウッディを香らせていること。その音階と混じり合うことなく、もう1つの音が、スパイス〜フルーティ・フローラル〜オリエンタルへと変化していくような。つまり、混じり合うことのない上下のハーモニーが、絶妙なバランスで平行線を紡ぎ合っているような印象。

わかった。だから、突き抜けたんだ。

二律背反。「自分の一番いいと思う香りを見つけたい。」「自分の見付けた香りを人にもいいと思われたい。」相反すると思われた2つの欲望は、セルジュ・ルタンスの魔法の前に瞬時に消滅した。2つの思いは常に同次元に同列で存在していい。いわんや、それらが交わる事なき、平行線であったとしても。自分という存在同様、香りもまた「自分の絶対」であり、「相手の相対」という実存なのだから。

答えの1つをフェミニテ・デュ・ボワで見つけた。俺は、この香水に包まれている自分自身をこれまで以上に自己肯定する。たとえ君がこの香りを否定しようとも。

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doggyhonzawaさん
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ゲラン / アクア アレゴリア ハーバ フレスカ(旧)

ゲランゲランからのお知らせがあります

アクア アレゴリア ハーバ フレスカ(旧)

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

税込価格:- (生産終了)発売日:-

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5購入品

2018/6/23 21:30:17

気温が30度近くになってくると、ふだん香りと上手に付き合っている方も、さすがにシトラスでさえうっとうしく感じるようになるという。では、そんな高温多湿の日本の夏に使えるフレグランスはないのだろうか?

答えは「ある」だ。しかも、真夏にこそ使いたいスーッとしたひんやり系の香り。陽炎ゆらめく日本の猛暑に、特に女性にヘビロテされている香りアイテム、それは、ゲランのアクア・アレゴリア・シリーズ不動のスタメン、ハーバフレスカだ。

ハーバフレスカ。フレッシュなハーブの意。1999年にゲラン4代目調香師ジャン・ポール・ゲランが、「もっとライフシーン全体で使えるライトな水を」というアイディアを思いつき、最初にリリースしたアクア・アレゴリア・シリーズ5本のうちの1本。

この作品群はたえず実験的な調香作品を提案しつつ、その反応を見ながら、フレグランスに対する現代の消費者の好みや動向をリサーチする役目を担っているゲランのアンテナだ。そのため、毎年のように新製品を投入しては、市場の反応を見て廃盤や残す物を決め、新作をリリースするというサイクルを形成しながら今に至っている。

これまでリリースされた作品は40近くあるが、店頭に並んでいる作品は毎年入れ替わっていることになる。その中でハーバフレスカは、パンプルリューヌと共に初代リリースでありながら、ずっと生き残っている貴重な作品。これは実はとてもすごいこと。では、そんな人気の高いハーバフレスカの香りはいったいどんな香りなのか?ズバリ結論から言うと。

トップ→レモンバーム。ミドル前半→強力なスペアミント。ミドル後半→グリーンティーの渋み+クローバーの青臭さ。つまりハーバフレスカは、夏の庭先で飲む「アイス・ミントグリンティー・レモン添え」の香りだ。(←きっぱり)

黄金色の蜂の巣飾りがついたボトルからハーバフレスカをスプレーすると、すぐに広がるのはミントの青くひんやりした香り。肺の奥までスーッとした清涼感を運んでくれるオープニング。歯磨き用ペーストの匂いという方も多いけれど、自分はあえて、「強めのスペアミントタブレットとレモンキャンディーを一緒に口に放り込んだ味」と言いたい。鼻から吸う空気が2〜3度下がったようで、特に夏の朝にこのハーバフレスカをスプレーして香りを嗅ぐと、かなり気分がリフレッシュできること請け合い。ミントの量が結構多めで、揮発し続ける間、付けた場所が熱をもったような冷たいような感覚になる。それでも特徴的なのは、ミントの清涼感だけでなく、そこにレモンバームの葉を揉んだときのようなグリーンなレモンの苦みも混じっているところ。まさにハーブ&ハーブなトップ。

この青いレモンバームとミントの共演は10分ほど続いてデクレッシェンドしていく。そのあと下から出てくるのは、グリーンティーの穏やかな渋味と、やや生っぽい葉っぱの香りだ。公式ではクローバーの香りとあるけれど、合成香料のグリーンノート系のブレンドだろう。トップのミントやレモンは天然っぽくて、その後のミドルは合成香料が引き継いで香りを長引かせるという構成だ。ティーのすっきりした香りが心を落ち着かせるミドル。

ミドルは大体2〜3時間ほど続いて終息。その後残るラストはかすかなフローラル。意外なラストだ。はっきり何とは言えない合成フローラルながら、ゲラン公式サイトでは、スズランやシクラメンのイメージと謳っている。ここがムスキーでない点がおもしろい。ハーバフレスカファンの方は、ふだんあまり香水をつけない人も多いという。もっと気軽にフレグランスを楽しんでほしいと願った調香師が、あえてラストをおきまりのムスクではなく、自然な感じにしようとしたように思える。

してみるとハーバフレスカ。アロマテラピーブームの頃に、香水の側から似たようなアプローチをした作品のように思える。フランスなどで飲まれているミントグリーンティーは砂糖を入れるようだが、このトワレにはそんな甘さがないので猛暑でも使える。トップのミントやグリーンはインパクトが強いものの、香りは飛びやすい。だからこそ、日に何度かタッチアップ(付け足し)して、常に気分をリフレッシュできるよう、あえてライトな調香にしたのだろう。

朝露のおりた夏の庭。そっとしゃがみこんでレモンバームの葉を揉むと、青臭さを伴ったみずみずしいレモンのような香りが立ちのぼる。わきには、濃い緑の葉をそこかしこに重ねてひしめきあっているクローバーたち。テラスのテーブルには、アイスグリーンティーが運ばれ、ミントの香りがそこかしこに漂っている。見渡す限りの緑。そのすがすがしい香りに心がスーッと透き通る。

ハーバフレスカ、それは盛夏にいっときの涼をもたらすアロマティックグリーンの風。

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しべたんさん
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SUQQU(スック) / ピュア カラー ブラッシュ

SUQQU(スック)SUQQU(スック)からのお知らせがあります

ピュア カラー ブラッシュ

NEW

[パウダーチーク]

容量・税込価格:7.5g・6,050円 / -・6,050円発売日:2016/8/5 (2024/4/15追加発売)

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4購入品

2017/11/21 02:55:10

〈追記+2017/11/21画像入替 そろそろ使用終了。〉
繊細な暈け感、高精細感のある仕上がりが素晴らしく、その後もとても愛用してますが。みごとに当初予想通りの最左の画像の減り方です(笑)。
濃色と淡色の比率が逆、あるいはせめて半々なら星6でした。左3分の1は残ってしまいそうです。(1月位にまた新色が出てほしいなぁ )

☆以下2017/1/24のクチコミ☆

購入色は06春菫。
・高発色
・もち良し
・パケの厚みの薄さ(驚きました)
上記3点が非常に実用的。
メイクのリタッチに時間が取れない状況、
持ち歩きコスメの嵩を低くしたい日はとてもいいと思いますね。

【色】
06春菫ですが…ブルーベース向きのピンクでは決してないですね。
ハイライト部分の白み淡パープル(これはブルーアンダートーン色)に引っ張られ、また、全色並んだ商品画像などでは他の色番との色相対比も生じる事もあり06は全体がブルーアンダートーンピンクのように見えますが、実際はかなりウォーミーなレディッシュコーラルピンクです。
一番似合うパーソナルカラーはイエローベース春の方。
特にファースト春、セカンド夏の方に合い易いですかね。

私はセカンドシーズンが春(上記の逆バージョン)ですし、コーラルも普通に普段使いしますし、このシリーズは一度購入してみたかったので…発売前にカウンターでテスターを見、TUで分かっていましたが、既存も含め現行色では一番妥当な色番かと思い購入してみました。

発色は本当に謳い文句通りの高発色!
本チーク、初日は付け方を(自分にとっては)誤り、
左の濃色部分のみまずは塗って、右の淡色でエッジぼかし…としてみたのですが、
その付け方だと、淡色が時間経過とともに負けて何処かへ行ってしまい、も〜うなんだか全力疾走で頬が紅潮している人みたいになりました(^^;)。
濃いイエローアンダートーンピンクが強調されすぎると私の守備範囲から逸れてしまうので、2日目以降は最初からハイライト色も思いきり混ぜて塗り、
その後ハイライト色をさらにダメ押しでエッジだけでなく全体に被せるように塗布。
そうするとなんとか似合う範囲の色に収まります。
(しかし確実に右半分が速く減る事が予測されます…苦笑)

プレスト面はよく見ると4段階位のグラデになっているのですが、和紙アートのようで大変綺麗です。和の雰囲気がちゃんと出ていますね。

色の面で星4です。今後、もっと青みのピンクが発売される事を期待しています。

【質感】
本シリーズはツヤを謳っているようですが、
他の色番は分かりませんが06春菫はシマーかマットかでいえば、マット寄りです。
プレスト面を見ると、きらきらとパール・ラメも見えるのですが控えめです。
ちなみに、ラメはゴールドではなくシルバーなので、この辺りがブルーベースの方でも使いやすいサチュレーションポイントになると思います。

【モチ】
本当にいいです。これはここ数年に購入したチークの中でもダントツです。
発売から本日までの僅かの日数の中ですでに(恒例?)「付けたまま昼寝実験」もしてみましたが、見事にびくともしませんでした。

【パケ】
薄いです、実際手に取って吃驚したほど。
薄い分プレストの面積を広く取っていますが、パケの平面積自体は普通。
デザインもいいですね。何年も前にクチコミで指摘した、デパブラかつマチュア向け高価格帯コスメに相応しくないチープ感のあるかつてのパケから見事脱却していると思います。
また、付属ブラシは外出時のみ使用ですが、ブラシ収納部分の両端がさらに凹ませてありブラシがつまみとりやすい構造になっている細かい心配りのある設計です、この薄さで。

画像中央は手持ちで最も厚みのあるヘレナルビンスタインのチークの側面厚み比較。
SUQQUは約半分の厚み、視覚的・触覚的体感では3分の1位に感じます。


【久しぶりにSUQQU製品を購入しての所感】
過去から振り返ってみて
・SUQQUは価格設定と品質のバランス、コンセプトなど基本的な線に迷走感が感じられた
・カラーアイテムの色出しがイエローベース秋・次いでブルーベース冬向きが多く合いにくい
上記理由で個々に惹かれる商品は結構あるも、あまり頻繁には足が向かないブランドだったのですが、過去に指摘してきた弱点みたいなものが、全体的には改善されつつあるように思います。色出しはブランドコンセプト上なので致し方ないと思いますが。
でも、価格と容量などは改善もあればまた揺り戻しで元に戻すアイテムもありまだ迷走の最中な気もします。
しかし基本カネボウ好きなので、今後も注目していきたいです。

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ナルシソ ロドリゲス パルファム / フォーハー オードトワレ

ナルシソ ロドリゲス パルファム

フォーハー オードトワレ

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格:10ml・2,750円 / 50ml・12,980円 / 100ml・17,710円発売日:- (2022/2/1追加発売)

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5購入品

2020/7/11 12:42:56

たとえあなたの前で下着を脱いでも、私の心は絶対に見せない。

ナルシソロドリゲス・フォーハー・オードトワレ。この香水はそう語りかけているようだ。パウダーピンクのボックスから取り出すのは、ボトルの中身が見えない漆黒のボトル。ガラスボトルの内側を黒く塗装するという意匠の意味は「女性の秘密」「女性の心の闇」だろうか。

ピンクの下着はあえて男の手に任せ、男の小さな征服欲を満たしてやる。だがその瞬間、本当に堕ちるのは男の方だ。女の見えない黒い手に絡めとられ、あとはどこまでもエナジードレインで魂を吸い取られ続ける。←さすが厨二だな

フォーハーEDT。2004年の発売以来、世界中で話題となり、今なお人気があるこの香水は、まずボトルからメッセージをムンムンと醸し出している。

そんな「中身を絶対に見せない香水」フォーハーEDT。「女性用のムスク香水は?」と問えば、必ずその名が挙がるほど有名になったこの作品は、若かりし頃のフランシス・クルジャンとクリスティーヌ・ナジェルが共同調香したという点でも注目される作品。ではいったいどんな香りなのか?

フォーハーをスプレーする。その瞬間、おだやかで透明感のある香りがふんわりと広がる。とても主張の柔らかい香りだ。ほんのり甘いフルーティー、こんもりとなまめかしいホワイトフローラルの2つがまず感じられる。そしてその奥に、スーッと空気を運んでいくようなオゾンぽいベース香もうかがえる。

ほんのり甘いフルーティーは、わずかに金属的なタッチを伴ったキンモクセイノート。ピーチやアプリコット様のこっくりした甘さが感じられる。なまめかしさを感じる白いフローラルは、どうやらオレンジフラワーの香りのようだ。ジャスミンよりも柔らかく高いが、キンモクセイとのバランスで、どこかセンシュアルでエキゾティックさも感じられる。そして、エアリーでスッと抜けていくようなベースノートはホワイトムスクのよう。あまり熱っぽさは感じないが、わずかにサンダルウッドなどのウッディな香気をはらんだムスク。

このキンモクセイ、オレンジフラワー、ウッディムスクの3つのノートは、トップから同時に香り、それぞれ3つの人格のように拮抗し合い、どれもがその存在をしたたかにアピールしている。つまり、香りが変化していくピラミッド型ではなく、シングルノートで香り続けるタイプの香水だ。ただ、肌の湿度や体温、他の要因でこの3つのうちどれかが強く出るような香り方をするので、シンクロノートといってもいいと思う。ちょうど20年ほど前に流行したタイプだ。

シンクロノートは、人によって香り立ちが異なり、上述の環境要因によっても香り立ちが変わる面白さがある反面、いろんな香料が同時に香るよう設計されているため、合成香料感がマックスな作品が多い。そこで、場合によってはそのとき強く出過ぎた香りに頭痛等を催しやすいときがある。ときどきケミカルっぽさが強く出ることがあるかもしれない。

自分の肌では、わりとキンモクセイがよく感じられ、そこにウッディ&パウダリーなホワイトムスクが香ることが多い。ときには、ガーデニアかな?と思わせるほど白く厚ぼったいフローラル香が強く出ることもある。キンモクセイが強く感じられるときは、ビニル的な香りがして少し酔いそうな感じになることも。

この3つの特徴的なノートは、人間の「理性」「感情」「本能」という3つの脳のはたらきをそれぞれ刺激しているように思えて興味深い。

ややプラスティックなファセットをもったキンモクセイは、冷静さを象徴する「理性」をぐらつかせているよう。なまめかしい白いオレンジフラワーの香りは、柔らかい「感情」を揺り動かす。そしてウッディな温かみあるムスクは、人肌への恋しさと官能をはらむ「本能」をそこはかとなく刺激する。3つの香料が、さながらドムのジェットストリームアタックのように同時攻撃してくる印象だ。これはさすがのガンダムもたまったものではない。←出たよ厨二の真骨頂

しどけなく見せてしたたか。可愛らしくて実は悪魔。確かにこんな魅力的な女性が近くにいたら男性もしんどいだろう。男性は女性の全てを「見たがる」生き物だ。そして見ることで「知った気になる」愚かさももつ。フォーハーEDTは、女性の身体からにじみ出る匂いを演出するスキンセントの系統だ。甘く、かぐわしく、みだらで、狂おしい。けれどさりげなくアピールしてくるから困った香りだ。

フォーハーEDTは、美しい女性の肌の香りだ。やわらかく、あたたかく、踏み込めない心の奥を感じさせるミステリアスな香りだ。

ちょっと抱いたくらいで全部知った気になるなよ。

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se15さん
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  • 年齢・・・41歳
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  • 旅行
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