2527件中 21〜25件表示

doggyhonzawaさん
doggyhonzawaさん 500人以上のメンバーにフォローされています 認証済
  • 55歳
  • 乾燥肌
  • クチコミ投稿426
キリアン / イントキシケイテッド オード パルファム

キリアン

イントキシケイテッド オード パルファム

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格:50ml・37,400円発売日:-

5購入品

2021/8/15 07:19:19

「〇〇中毒」という言葉を聞くと、真っ先に何を思い浮かべるだろう?食中毒、アルコール中毒、ニコチン中毒。さまざまある。毒物の摂取のみならず、広範囲に捉えるなら「〇〇依存症」という意味もあり、ネット依存や恋愛依存といったことも含まれてくるだろう。キリアンのイントキシケイテッドという香水は、そうしたニュアンスをもつ「中毒性」と名付けられた作品だ。

イントキシケイテッドと言えば、香水中毒の方々には、「コーヒーノートの香り」として認識されていることが多いと思う。ブランドのイメージ説明にも「コーヒーの香りは五官を魅了する」「コーヒーは覚醒効果と中毒性を持ちながら、眠りへと誘う」など、コーヒーノートを主語にした表記が目立つ。ここで語られている魅惑的なコーヒーとは、トルココーヒーのことだ。

トルココーヒーは最も古いコーヒーの淹れ方の1つで、ユネスコの世界無形文化遺産にも登録されているほど有名だ。深擦りにしたコーヒーの微細粉末を水や砂糖と一緒に小さなひしゃく型の手鍋に入れて煮出し、泡と上澄みだけを飲む。こうすることで、コーヒー本来の旨みが泡に凝縮され、豊かな味わいが感じられるという。

イントキシケイテッドは、このトルココーヒーから着想を得て創られた香水だ。では、どんな香りなのか?

キリアンの黒ボトルからプッシュすると、まず鼻を通り抜けるのは、スッキリしたレモン様のスパイシーな香りだ。一発でカルダモンと分かる。その5秒後、かぐわしいコーヒーのロースティーな香りが追いかけてくる。ぐいぐい出てきて黒く焦げた香りが広がってくる。これはカルダモン増し増しのカルダモンコーヒーの香りだ。

カルダモンの香りは、スッキリしていて鼻に抜けていく清涼感ある辛みが特徴で、ここではややグリーンな爽快感がある。同時にハンバーグを作る際に入れるナツメグの独特な香味もミックスされている。これがコーヒーの焦がし風味を上から抑えるほど強く出ていて、とても清冽なスパイシーさを奏でている。割合で言うなら、カルダモン&ナツメグ:コーヒー=7:3くらい。イントキシケイテッドのトップ5分は、カルダモンなどのスパイシーノートがとても強めだ。

やがてカルダモンが和らいでくると香りはミドルになる。クールなスパイス感に、ふんわりカラメリゼした砂糖の甘さが出てくるようになる。その下でじんわりとブラックコーヒーの低音が響いているといった風合い。このミドル以降は、ときに柔らかいフローラル、ビターチョコ風のカカオノート、鼻にキュンとくるドライなシナモンの香りなども感じられることがある。これはさながらスパイスチャイの香りだ。ミルクティーの代わりにコーヒーとカラメルを使ったような。

ミドルはかなりしっかり作りこまれたアコードとなっていて、これ以降はずっと香りが変わらない。クールなスパイス&カラメルな香りが続き、低音でコーヒーベース。そのまま減衰していく。ラストにほんのわずかヴァニラっぽいクリーミーマイルドを残しつつドライダウン。全体で7〜9時間ほど続く。人によってはそれ以上ほんのり香り続ける。

全体の印象としては「清涼感のあるスパイシーな黒い香り」という感じで、コーヒーノートを期待し過ぎると、やや肩透かしを食うところもあるかもしれない。クラフトコーラにコーヒーを混ぜたような香り、というのも近いように思う。同じキリアンのブラックファントムやストレイトトゥヘヴンあたりがお好きな方、トムフォードの暗めの香りが好きな方は試してみるといいと思う。調香師はすでに大御所となったカリス・ベッカー女史。彼女独特の「怜悧なロマンティシズム」とも言うべき感性が、冷たいスパイシーアコードと温かいコーヒーノートの対比に現れているようだ。50mlで37950円。←香水中毒者には普通?

現代の人は、心のどこかに「依存」を抱えている人が増えているという。何かに熱中するヲタ気質もまた「〇〇中毒」や依存の裾野なのかも知れない。自分もかつてはニコチン中毒だったし、カフェイン中毒だった。気温が下がってくる季節には、今も美味しいコーヒーや紅茶が無性に恋しくなる。

トルココーヒーの淹れ方を動画で楽しむ。便利な時代になった。毎日YouTube漬けになってる方が多いのも分かる。銅のひしゃくにコーヒーの粉末と同量の砂糖を入れて、熱した砂の中にいれると、あっという間に泡を吹いて沸騰してくる。その瞬間にひしゃくを砂から取り出してデミタスカップに泡をすくいとる。それを何度か繰り返してたっぷりのコーヒー泡を作り、粉ごとコーヒーを注ぐ。粉を飲まないよう、ゆっくりじっくり泡と上澄みを味わう。それがトルココーヒーの楽しみ方だ。

う。トルココーヒー飲みたい。←中毒

使用した商品
  • 現品
  • 購入品
doggyhonzawaさん
doggyhonzawaさん 500人以上のメンバーにフォローされています 認証済
  • 55歳
  • 乾燥肌
  • クチコミ投稿426
セルジュ・ルタンス / フルールドゥシトロニエ

セルジュ・ルタンス

フルールドゥシトロニエ

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

税込価格:9,900円 (生産終了)発売日:-

4購入品

2021/8/7 12:48:30

自分は100%正しい。間違っているのは相手だ。だから攻撃していい。どこまでも論破してやる。奴は駆逐されて当然だ。

こういう考え方の人が苦手だ。振りかざした正義は、悪と同等かそれ以上に手が悪い。だが残念ながらこの世界には、そんな正義厨がごまんとあふれている。自粛警察どころじゃない。自粛軍隊なみに。

セルジュ・ルタンスの香水をつけていると、ついそんなことを考えてしまう。複雑な香りの向こうで、ルタンスが何を考えてこの香りを創ったのか、どんな皮肉を込めて闇の中で笑っているのかと、裏ばかり読もうとしてしまう。だから光と透明感あふれるコレクション・ポリテスが出た時は本当に驚いた。

え?ルタンスが透明ボトル?爽やかな香り!?なにそれ!絶対何か裏メッセージがあるに違いない!彼がそんな普通なことをするはずがないんだ!うわー!!!!←シンジ君!

中でもいったん闇に葬られた明るく爽やかな香り、フルールドシトロニエ様が、ここぞとばかりに光の下へご帰還あそばされたことについては、本当に面食らった。「レモンの木の花」。この香水はその名のごとく、明るく爽やかでフレッシュな香りがする。ルタンスの異世界ダークロマネスクのイメージとはほぼ真逆といっていいくらいに。

透明で波模様が美しいボトルからフルールドシトロニエをプッシュする。つけた瞬間、レモンとネロリの香りが同時に広がる。ほんのり甘くてさっぱりしたレモンフローラル香といった感じ。酸味があまりなく豊かに広がるレモンの香りに、ふんわり甘いオレンジフラワーの香りが寄り添っている。思わず口中に唾液があふれそうになる。知らずにつけたら絶対にルタンスの香水とは思わないほど、シャイニーかつフレッシュネス。

つけて3分すると、その下からスッキリグリーンな香りがほんのり出てくる。オレンジの葉の香り、プチグレンのよう。甘酸っぱいレモンパイの隣にアイスミントグリーンティーを添えたよう。ミントの清涼感はないけれど、次第に葉のグリーンとうす茶色いウッディが感じられるようになる。

このミックスのまま香りは落ち着いてミドルとなる。ソプラノは黄色いレモン、アルトが白いネロリ、テノールはシャープなグリーン、バリトンはうす茶色のウッディ。それぞれの音域を生かした美しいカルテットを聞く。

後半は、ホワイトムスクのアイロンを熱したようなソーピーなタッチが出てくるようになり、付けて3〜4時間ほどでドライダウン。全体的にルタンスの香水にしてはスパイスのスの字もなく、明るくライトなオーデコロン系の香りと言っていいように思う。はいはい、いつもダークでデンジャラスな香りばかりじゃないんですよ、やろうと思えばこんな普通のクリーンな香りだって創れるんですよと言いたげなほど。

あ。そういうことか。

コレクション・ポリテス。この「ポリテス」という仏語は、直訳すると「礼儀」「礼儀正しさ」という意味で、「礼儀のコレクション?なんだそれ」とずっと思っていたけど、何となく察した。この言葉にはやはり裏の意味がある。それは

「行儀よく。同じことをする。お返しをする。」という皮肉めいたニュアンスだ。

「ルタンス暗い香りばかりだって?はいはい。お行儀のいい明るい香水だって作れますよ。他と同じようなフツーのやつね。はいどーぞつまんないけど(冷笑)」という彼なりの仕返しだ。

そう呟いて真っ暗な部屋でニヤニヤ笑っている闇の信奉者の青白い顔が思い浮かんで仕方ない。そうだ。そうに決まってる!うわー!!!!。←シンジ!!

彼が纏う心の闇は、これまでのノワールコレクションや他のコレクションで、もう十分に表現されている。だが世界は光と闇の両方で成り立っている。明と暗、美しさと醜さ、正義と悪。ルタンスはあえて光輝くフレグランスを創ることで、自身の闇をもう一段階引き立たせようとしたのではないか。

世界はまばゆい光にあふれてる。わずかな闇(悪)があるから光(正義)が一層ひき立つという言葉もある。ただルタンスの哲学はきっと真逆だ。

世界はもともと闇だ。わずかな光こそが闇を一層引き立たたせるのだと。そんなアンチテーゼを感じる。

確かにまぶし過ぎて影のない場所は辛いな。逃げ場がない。世間はいつもサーチライトを照らして「仮想敵」を探し続けてる。シトロニエのレモン香を感じながら思う。

「光」の対義語は確かに「闇」だろう。ただ「正義」の反対語は「悪」じゃない。「正義」の反対にあるのは「別の人の正義」だ。だから世界中、戦争と争いがなくならないんだろう。

レモンの木を見上げる。緑の葉と果実の黄色が、青空の前で揺れている。

「きれいだね」「いい香りだね」

世界中の人がそう笑いあえたらいい。

使用した商品
  • 現品
  • 購入品
vivipressさん
vivipressさん 認証済
  • 32歳
  • 混合肌
  • クチコミ投稿13
メイクアップフォーエバー / ウォータートーン

メイクアップフォーエバー

ウォータートーン

[リキッドファンデーション]

税込価格:- (生産終了)発売日:2021/3/10

ショッピングサイトへ

2購入品

2021/4/5 12:46:33

水分ベースのみずみずしいシャバシャバテクスチャーなんだけど、薄膜でありながらもほんのりカバーされます。

ブラシだけで仕上げようとすると線が入ってしまうので、湿らせたスポンジで馴染ませるんですけど、素早く伸ばさないとここでもムラになります。

日焼け止めの上にのせるとムラになりやすいので、下地は必須。
それと、マット系の下地を仕込んでしまうと、ファンデーションがひっかかってまたムラになります。

私の場合はジルの下地を両頬に、Tゾーンにはゲランのレソンシエルの下地を仕込んでいます。

薄膜の割にはしっかり発色するので、元から肌がきれいな人はこれ以上ないほど美肌になるかと。

私のように隠すべき毛穴などがあると、カバーしきれません。
色ムラはカバーされます。シミはうっすら透ける。

わたしには使いこなせるテクニックがありませんでした(-_-)

使用した商品
  • 現品
  • 購入品
doggyhonzawaさん
doggyhonzawaさん 500人以上のメンバーにフォローされています 認証済
  • 55歳
  • 乾燥肌
  • クチコミ投稿426
ズーロジスト / カメレオン

ズーロジスト

カメレオン

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)香水・フレグランス(メンズ)香水・フレグランス(その他)]

税込価格:-発売日:-

4購入品

2021/4/10 08:37:21

カメレオンと名付けられた香水がある。動物へのリスペクトを前面に打ち出した香水ブランド、ズーロジストから2019年にリリースされた作品だ。

ズーロジストの香水ボトルは、動物を人間のように肖像化した半リアルなイラストが描かれていて「どんな香りがするんだろう?」と、とても興味をそそられる。特にカメレオンのボトルは「七変化する体色」を表すかのように、虹色に反射するホログラムステッカーを採用していて小技が効いている。やや下部が張り出した独特の形状はスタチューのように存在感を誇示しているし、ゴールドラインが映えるブラックキャップも美しく、所有欲をそそられる。

そんなこだわりデザインのボトルに詰められたカメレオンという名の香水。いったいどんな香りだろうか?

カメレオンをスプレーする。(←なんか変)つけた瞬間、強いイランイランの香りがする。茶色いレザーの香り?と思わせるほど、ややアニマリックなファセットを感じるエキゾティックな花の香りだ。同時に出ているわずかなベルガモットが、その妖艶な花の香りに酸味を与えつつ、軽やかに立ち上らせようとしているものの、その存在も気付かせないほど濃厚なイランイランだ。

バナナを発酵させて強いアルコールに浸したようなイランイランの濃厚な香り。カメレオンといえば、世界最大の生息地はマダガスカル島。マダガスカルの自然の中には、動植物の宝庫と言われるほど数多くの固有種が存在していて、イランイランの精油も有名だ。カメレオンをテーマにしているけれど、香りじたいはマダガスカル島の自然からイメージしていることをうかがわせるトップ。

3分ほどすると、イランイランの誘惑の縁を彩るように、他の香りが次第に見え始めてくる。まず感じられるのはクリーミーなベールを与えているココナッツノートだ。インド洋に浮かぶ熱帯の島マダガスカル。そこは内陸の砂漠地帯にそびえたつ旅人の木やバオバブらとともに、沿岸部ではさまざまな種類のヤシの木の景観が美しいことでも知られている。熱帯の花と果実の香り。イランイランの強さをマイルドに包むココナッツノートは、白砂が続く海沿いの熱帯雨林へと心をいざなってゆく。

さらにミドルではココナッツノートの周囲に、柔らかなジャスミンの香りが流れ始める。ほんのり南国花の甘さとふくよかさを伴って。香料イメージとして、マンゴーやスターフルーツ、フランジパニなどが載っているので、そうしたスイートな部分が出ているのだろう。イランイランとジャスミンはかなり強くて、それをクリーミー&フルーティーさが支えている印象。イランイランやフルーツの黄色、ジャスミンやココナッツの白など、まばゆい太陽を思わせる黄色や白系の香料が多いミドル。

トップから感じられた強いイランイランは、次第にクリーミージャスミンと溶けあってマイルドになっていく。つけて30分もする頃には、ほんのりドライスパイシーな茶色いクローブ、スッキリ抜けてゆく青い海風のノートも感じられ、さまざまな色彩のピースを見せ始める。まさに、周囲の色に合わせて七変化するカメレオンの体色のように。

このミドルが、熱帯リゾート地のビーチを思わせるクリーミーフローラルで旅気分満載で、心を解きほぐしてゆく。

ラストはほの甘いウッディ系ムスクで終息。最後までイランイラン&ジャスミンが低く穏やかに香り、クリーミーフルーティな影を残したままドライダウン。持続時間は6〜7時間程度。ラストはとてもしっとりしていて、波の音だけが聞こえるインディゴブルーの夜空を思わせる。熱帯の花だけが、夜目にも白く馥郁たる香りを漂わせているイメージ。

全体にイランイランとジャスミンのフローラルアコードが強めな作品だと思う。そこに熱帯のフルーツ、香ばしい木のニュアンスを添えた「南国の海辺」的な香りに仕上がっている。春〜夏、太陽に温められた季節に似合う系統だろう。イランイランやココナッツは、割と好き嫌いが分かれる香料だが、この作品ではフルーティーさによってまろやかにまとめられている印象。ぜひ自分の肌にのせて試してみてほしい。60mlで20350円。

カメレオンの香りを感じながら、マダガスカルのビーチに思いをはせる。ランバワーニという腰巻をまとった女性たちが、頭の上にカゴをのせて浜辺を歩いている。その鮮やかな色とりどりのランバワーニは、マダガスカル島の虹色カメレオンそのものだ。

空と海の青、白い砂浜、ジャングルの緑、原色の花々と強いカラーコントラストの動物たち。そんな中で、カメレオンはひっそり擬態している。周囲の色に自分を変え、なじませ、全てを見渡せる大きな目をくりくり回して。

その瞳に映る極彩色の夢。カメレオンは虹色の匂いがする島で、今日も静かに酔っている。

使用した商品
  • 現品
  • 購入品
新真昼さん
新真昼さん 100人以上のメンバーにフォローされています 認証済
  • 31歳
  • 普通肌
  • クチコミ投稿168
セルジュ・ルタンス / フルールドゥシトロニエ

セルジュ・ルタンス

フルールドゥシトロニエ

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

税込価格:9,900円 (生産終了)発売日:-

5購入品

2021/2/26 10:20:04

「フルールドゥシトロニエ」は、元々はブラック&ベージュコレクションの内のひとつとして発売され一度廃番になり、2019年発売開始のコレクションポリテスに組み込まれて再販された。調香師はもちろんクリストファー・シェルドレイク。


付けたてに感じるのは柑橘類の花の香りだ。ネロリかオレンジブロッサムだな、と思ったが少し違う。それらよりも酸味が強く、ライトですっきりしている。どうやらレモンの花らしい(フルールドゥシトロニエとはレモンの花のこと)。私は残念ながら実物は嗅いだことがないが、確かにレモンのようなトーンの高い香りを感じる。そのレモンブロッサムの下にほんの少しだけ存在するのはプチグレンのウッディ。よく注意して嗅がないとわかりにくい。ナツメグも入っているようだが、感じ取れるほどではない。

十分もすると、レモンブロッサムの高音のフローラルは落ち着いて、ネロリに置き換わっている。嗅ぎなれた方のシトラスフラワーだ。それに合わせられているのはハチミツ。花粉多めのねばっとしたタイプではなく、サラサラと水っぽいハチミツ。ここのネロリ+ハチミツの香りがだいたい二、三時間続く。

この「フルールドゥシトロニエ」は、基本的に柑橘類の花の香りが支配的だが、ときおりふと毛色の違うフローラルの香りがよぎる。チュベローズやジャスミンといった、甘い「ザ・ホワイトフラワー」の甘さのようだ。これがネロリやレモンブロッサムの香りの輪郭をハッキリとさせている。

ドライダウンはランドリー調のムスクに落ち着く。リネンウォーターのような感じだ。アイリスの粉っぽさはギリギリわかるが、スティラックスは完全にわからない。香り全体の持ちは四時間ほど。


シトラス+ホワイトフラワー+ムスクという、トムフォードで言うとネロリポルトフィーノ系統というか、恐れずに言ってしまえばバス○リン系。他にも例を挙げるとすれば、ドルチェ&ガッバーナのベルベットスブリームやルラボのビガラード18等。正直それ系統の香りに二、三万払うのは高いと思うので(そのブランドが好きなら喜んで払うが)、私にはこれで充分。まあ、ルタンスの通常ラインだし価格は適正な範囲だと思う。でも、コレクション再編と称して日本からジュドゥポーやアラニュイを奪ったことは許していない。


トップ:レモンブロッサム、プチグレン、ナツメグ
ミドル:ネロリ、ハニー、チュベローズ
ベース:ムスク、スティラックス、アイリス
調香師は、クリストファー・シェルドレイク。
(fragranticaより)

使用した商品
  • 現品
  • 購入品

2527件中 21〜25件表示

鳥の音さん
鳥の音さん 100人以上のメンバーにフォローされています 認証済

鳥の音 さんのMyブログへ

プロフィール
  • 年齢・・・51歳
  • 肌質・・・乾燥肌
  • 髪質・・・普通
  • 髪量・・・少ない
  • 星座・・・獅子座
  • 血液型・・・B型
趣味
  • 映画鑑賞
  • ショッピング
  • 音楽鑑賞
  • ヨガ
  • 読書

もっとみる

自己紹介

ご訪問いただき大変ありがとうございます♪ 様々な年齢の壁・敏感肌・ニキビ等と日々戦う40代でございます。 肌トラブルとは常に闘ってきました… 続きをみる

  • メンバーメールを送る