- doggyhonzawaさん 認証済
-
- 50歳
- 乾燥肌
- クチコミ投稿426件
2016/6/25 12:26:16
世界で最も有名なひとしずくの秘宝。そして、世界一せつない香り。
シャネルのNo.5パルファムは、妙なる花々の香りと野卑な動物臭をブレンドし、アルデハイドでそれら何百種という香料を輝かせる巨大な幻想庭園。他の模倣を許さない、高価な香料を用いた配合とその奇跡のバランス。まさに琥珀色の宝石。その一滴は極上のシャルトリューズのごとく、時代を越えて人を酔わせ続けるエリクサー。
1921年、調香師エルネスト・ボーが提示した10本の香りの中から、ガブリエル・シャネルがその類まれな審美眼と洞察力で選び取ったこの作品は、あらゆる意味で世界を変え、そして今なお変え続けている。その秘密を5つの”L”で探る。
1つめはレジェンド(Legend)。No.5は幾多の「伝説」を生んだ。なぜ10本の香りからこれが選ばれたのか?アルデハイドを過剰投与した本当の理由は?パルファム・シャネルの経営をめぐる闘争の裏側は?などなど、いまだ謎に包まれた部分が多い。後付けされた推測が語り伝えられ、いつしか本人たちの手を離れ、作品であるNo.5にミステリアスな魅力を加えていった。時間と人々の語りが、あの小さな一瓶に歴史と評判という年輪を積み重ねたのだ。
2つめはレディ(Lady)。シャネルがLBDをデザインし、窮屈だった女性たちのコルセットを外させ、魂と身体を解放したことは有名だが、この香りもまた「新しい時代の女性」に進化する役割を担っていたことだ。当時、良家の淑女は単一花香、特にバラの香をまとい、高級娼婦らはジャスミンなどを付けるのが一般的とされ、女性たちは香りによっても縛られ、住み分けされていた。だが、No.5はそれらをミックスして「女性の香り」のシンボルとし、彼女たちを古き時代から解き放った。これが女性の価値観やあり方を大きく変えた。
3つめはラスティング(Lasting)。いつまでも心に残り、「永続」する香りだということ。
好きか嫌いかに関わらず、この香りは女性の人生のときどきに何度か現れ、そのたびに最大限の熱量で語りかけてくる。トップのアルデハイドのきらめきは、ミックスフルーツにかけたリキュールのように個々の香りの本質を引き出し、さらにそれらを1つにまとめて拡散させ、人を酔わせる。多量のインドールを含んだグラース産ジャスミン、希少なローズ・ドゥ・メをはじめ、80種をこえる天然香料の饗宴。それらの中には、シベットやムスクなど、獣の匂いも相当量ミックスされている。だから香りが持続する。香料の良さのみならず、心に強烈な獣の爪痕(つめあと)を残すからだ。
4つめはリリカル(Lyrical)。No.5は、あまたの感情を揺さぶる「叙情的」な香りだということ。そこに人は、女性自身の美しさとともに、光と影のように一対となっている女性の醜さをも見る。清らかさとダーティーさ、高慢さと謙虚さ。純真さとずるさ。天真爛漫さと計算高さ。可愛らしさと憎らしさ。そんな矛盾を内包する人の心にストレートに響く香りだ。なぜならNo.5は、「美しい花」と「ダーティーな獣の匂い」が協奏曲を奏で、そこにアルデハイドがコーラスとリバーヴを与え、爆音でブラストし続けるからだ。そのときどきの心の在り様が、同じ音や響きに共振してしまうのだ。
そして5つ目は、ラヴ(Love)。この香りは意外にも、傷ついた心、不安に震える魂を全身全霊で包みこむような優しさと「愛情」に満ち溢れた香りだ。No.5の功罪を1つ挙げるなら、やはりマリリン・モンローの存在だろう。彼女のおかげでアメリカで爆発的に売れた半面、彼女のセリフが元で、No.5は「男を誘惑する香り」といったイメージを人々の心に刻んでしまった。だがもう一度よく考えてみたい。なぜモンローはNo.5を愛したのか?なぜ「ベッドで身につけるのはNo.5を数滴だけ」と答えたのか?
それは、モンローが幼い頃から孤児院や親せきの家で育ち、母の愛に恵まれない不遇な少女時代を過ごしたことを知れば、自明の理だ。彼女は生きるために、男性の肉欲の対象となっても、女性からのバッシングにあっても、人前では笑顔をくずせなかった。そんなモンローの孤独、悲しみを包んでくれたのがNo.5だとしたら?それは、求めても得られなかった母の添い寝の代わりではなかったろうか。赤子のように体を丸め、No.5の香りに包まれ、母を想いながら彼女が眠っていたとしたら。そう思うと、No.5の琥珀色は違った色に見えてくる。
強く厳しく、けれど子の心の内を全て見透かしてなお微笑み、優しくたたずむ人。No.5はそんな母の姿を思わせる香り。愛し、憧れ、たとえ憎んでも、永遠に心から切り離せない、自分を生んでくれた人を思う香り。
だから切なくなる。世界で一番せつない香りになる。
- 使用した商品
- 現品
- 購入品
-
[パウダーチーク]
税込価格:3,300円発売日:2021/12/27 (2023/8/4追加発売)
2022/3/11 06:03:20
@cosme でも欠品中。話題らしく、でも限定品ではないから気長に待ってタイミングがあった時に購入しようと思っていた矢先…。
用事のついでにテスターだけでもチェックしようとお店に立ち寄ったら、ちょうどその日が入荷日だったらしく全色揃っている!
そして、せめて1つだけに止めておこうという理性も、BAさんの今度いつ入荷になるか解らないという言葉と禁断の2色重ねづけの可愛さにいとも簡単に陥落されていて、2つお持ち帰りしました。
005→パールの強い青みピンク。一見、ぎょっとする色味だけど、肌にのせると若干の色味が解る程度で、透明感爆上がり。もちろんピンク系のチークと重ねてもいいし、ブラウン、ベージュ系に重ねてもパープルっぽさが加わって新鮮さがあり。
006→ブラウンベースに多色ラメ。わたしの愛して止まないアイシャドウ、Moon Riverに似ているけど、こちらが青ラメのみだけどこちらは多色ラメのためチラチラときらめきが強い。肌にのせて角度を変えるとラメの美しさを堪能できるのでずっと眺めていられる…。チークに重ねるなら、ピンポイントで狭い範囲の方が良さそう。アイシャドウとして使ってもいいかも。
春は花粉症がひどいため、肌がいつも以上に過敏になってしまいメイクを楽しめない季節。目元は特に無意識に擦ってしまうこともあるために、マスカラもアイラインもNG。今年購入した春コスメはUNMIX のリップのみ。
BAさんに2色を重ねて見せてもらったら、半端なく可愛かったので、推しの誕生日というのもあり、勢いで2色購入。ローラメルシエのチャイに重ねようとか妄想は膨らんでウキウキです。
- 使用した商品
- 現品
- 購入品
- doggyhonzawaさん 認証済
-
- 49歳
- 乾燥肌
- クチコミ投稿426件
-
[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)・香水・フレグランス(その他)]
税込価格:-発売日:-
2015/12/17 00:06:20
秋冬になると、なぜかしらウッディとヴァニラの香りが恋しくなる。もしその2つが、これ以上ないバランスで調合されていたら、それは自分にとってたまらない快感を呼び起こすはずだ。ただ、これまでの香りの旅では、まだ「そこまでの物」には出会っていなかった。そんなとき、ジプシー・ウォーターに出会った。
バレードのジプシー・ウォーターは、自分がこれまで出会った中で、最も柔らかく穏やかなウッディ&ヴァニラの香りだ。何よりも、ウッディ系の香りを苦手とする香水嫌いの方にも、「この香り、一度つけてみて」と勧められる点で、他のウッディの名香より1つ抜きんでる。それだけシンプルで、より多くの人に好まれやすい要素を持っていると思える香りだ。
ジプシー・ウォーターのトップは、一瞬のレモンが駆け抜けたかと思うと、アール・グレイそのものの香りと言った風情の、爽やかなベルガモットがパーンと鼻腔をくすぐる。同時に、サンダルウッドの香ばしい木の香りが、背後から乾いた風を運んでくる。そして、その瞬間、まるでガムシロップを1滴こぼしたような甘さが広がる。それはまるで、芳醇な紅茶の雰囲気。そして、このトップが意外なくらい長続きする。
自分は体温が高めなので、どんな香水でもあっという間にトップ系の香料は揮発していくが、この香りに限っては、5分ほどベルガモットの酸味が持続する。これはすごいなと思ってよくよく見ると、スプレーした手首のところがテカっているのだ。おそらく、粘度の高い甘い香料が、ほんのりベタついて肌にヴェールをかけることで、ベルガモットの揮発を遅らせているのだろう。
最初はそれを見て、「こんなにテカって跡が残るんじゃ、香水としてまずいだろう」と思ったが、5分もするとテカりや粘りはかなり薄くなることが分かった。気にならない程度になる。試しになめてみたが、甘くはない。一体どんな工夫で、揮発しやすいベルガモットを保留しているのか興味深い。
やがてシトラスが静かに消え、同時に、奥からとても落ち着いたお香の香りがしてくる。それは日本のお寺の香りではなく、どこか中東の寺院を思わせるインセンス。とても静かでくせがなく、ほんのり甘い上品なお香。有名なチャンダン(白檀のお香)の香りをかなり淡くして、ちょっと暗めにしたような芳香だ。
通常、ハーブやフローラルをもってくるミドルに、いきなりのインセンス。まるで、ど真ん中を省略して、トップからいきなりラストに飛んだように感じられる大胆な構成だ。
そして、奥からクリーミーでふくよかなヴァニラの香りが浸出してくる頃、インセンスの香りは、ベースのサンダルウッドと相まって、より温かく、マイルドになってくる。そして。
驚くべきことに、自分の肌の香りと混じり合って、何ともいえない甘くせつないウッディ&ヴァニラの香りに高まってくる。これには本当に感じ入った。
試しに、ファブリックと試香紙にも香りをのせ、手首との揮発の違いを確かめたところ、布地や紙では、いつまでもトップのベルガモットの香りがしていて、なかなかインセンス&サンダルウッドが出てこなかった。さらに、ヴァニラが出ても、とてもはかなく、手首に付けた時のような心地よい香り立ちにはならない。この結果から推測できることは何かと言うと。
1つには、体温高めの人に、このウッディ&ヴァニラは、よい香り立ちが出やすいのではないかということ。そして、もう1つは、人がもともと持っている匂い、それは動物っぽいアンバーのような香りと言っていいと思うが、それを合わせたときに、この香りが完成するのではないか、ということ。言い換えれば、これは、その人の肌の匂いをひきたてるスキン・セントの部類だ。
通常、ウッディは重ための香料が強く主張するので、あまり肌の露出しているところには付けないことが多いように思う。けれど、ジプシー・ウォーターなら、例えば、うなじや首筋、手首の内側などに付けても、香り立ちがシンプルかつフェミニンなので大丈夫だと思う。体温が低めの人であれば、紅茶の香りを思わせるベルガモットの爽やかさが続くだろうし、体温高めの人なら、サンダルウッド&ヴァニラのラストを長く楽しめるだろう。このオー・デ・パルファンは、香り立ちこそ淡いけれど、ミドル〜ラストが、かなり長い時間、ゆったりと香り続ける。ほんのりと、じんわりと。日によっては、5時間以上も。
ジプシー・ウォーター。それは、理想郷を求めて旅を続ける、流浪の民の象徴。かつてインドから欧州へと移り住んだロマたちの、荒ぶる魂と自然に寄り添う静謐さを思い描いた香り。その歴史の裏に見え隠れする、不当な差別や偏見、貧困や悲しみを超えてなお、自然や世界に対峙し続けるさすらい人たちに捧げる香りだ。
- 使用した商品
- 現品
- 購入品
-
クレ・ド・ポー ボーテクレ・ド・ポー ボーテからのお知らせがあります
税込価格:- (生産終了)発売日:2017/8/21
2018/8/29 19:29:08
色はOC00。現品購入に至ったので改めてクチコミします。
やはりとても素敵なファンデです。ナチュラルで無理してる感がなく、みずみずしくて多幸感があって…ストレッチ性と透明感のある膜がエイジングによる翳りをぼかして活き活きと見せ、そうですね、10年は言い過ぎかな、7〜8年前に時を戻したような肌感に見える気がします。
そして試用では判らなかったスキンケア効果もとても実感できました。ブランドが「別次元」と大きく出るのは頷けます。
【購入に至った経緯】
クレドでは今年夏頃から再びル・フォンドゥタンの販売強化を行っている様子で、他製品購入等で訪れるたび、こちらからお願いはしてないのに本製品で全顔TUしてくださったりサンプルもその都度頂け、充分試せました。
やはり初回と全く衝撃度は変わらず、TUする度にあまりの仕上がりの綺麗さに「ウワッ!」って声が出てしまいそうなほど(笑)。そこまでのファンデってなかなかないです。
例外的に、ファンデではないけれど今年3月リニュしたゲラン・オーキデアンペリアル「ザ・プロテクター」(30ml 19200円)のTUが、ファンデと併せての仕上がりですが同等の衝撃でしたけどね。初回クチコミで書いた通りクレドのライバルはやはりゲランでしょうか(^^;)?
で、やはりこれは買う価値があるファンデと納得・再確信した事、および、
今年に入ってじわじわと「粉体の多いファンデ」ほど厳しくなっているのがいよいよはっきりしてきた事(目の下のエイジングサインが素顔より目立ちます)。もう、これは購入する時期が来たな〜と思い、何の迷いもなく買えました。
【購入後の所感】
★モチは大変いいです。
災害級酷暑がいまだ続いており、先日公式発表38℃の日中のコンクリートジャングルの中を歩き廻りましたが、欠片も崩れなかったです。
もちろん、よれたり凹部に溜まったりなど一切なし。
★カバー力はやはり中程度にあり、そんなに低くないです。ブランド側提示の目安とも一致しています。クレドのファンデーションのパンフで、カバー力の目安が黒丸●4つを最高として表示されているのですが、
カバレッジ度合いの低い順に
タンスティックエクラ 1
ル・フォンドゥタン 2.5
タンフリュイドエクラ 3
タンプードルエクラ 3.5
タンナチュレールプードルブラン 3.5
タンクレームエクラ 4
相対的に見れば低いほうから2番目ですけど、ほんとに、「中程度のカバー」という実感と一致してます。
カバー力が全然無いというレビューが世に多いのは…思うにリアルな疑似素肌っぷりがあまりにも徹底していて「ファンデを付けた肌」という化粧感が無く実際より低く感じるのかもしれないですね。
もちろん素肌感重視である事は間違いのないところなので、フォーマル等はタンクレームエクラ等がいいかも。
★スキンケア効果は確かにあり。使用を重ねる毎にモチっと吸い付くような肌になり、スキンケアの「ラディアンストリオ」とビジュアルが揃えてあるのも納得。
【他】
汎用性が高い、ワンマイル〜仕事まで。日常の99%をカバーできます。日常に使い倒してこそ価値がますます高まり、活きる。ファンデというものは価格が上がるにつれ正装向けとなっていく事が多いですが(ハイカバレッジ+高精細感で、一般的な意味合いで「綺麗なファンデ」であるという事)ル・フォンドゥタンはそれとは別方向の軸(まさに、別次元ですね)を作ったという事になるでしょうか。志が高いです。
メイクをどうするかちょっと迷うようなシーンにもピッタリ。例:居住マンションの管理組合理事会にも本品を塗って出席しました。あれってワンマイルウエア+α程度で出席する人がほとんどで私もそうですが、合わせても全然違和感なく、その間スキンケアもできていると思えば全然もったいなくありません(^^)。
但し。素晴らしい製品ですが、これが唯一無二の回答ともまた思ってないので、これからも色々なファンデと併用していくと思います。
TU&サンプル試用時のクチコミ(2017/10/18)も残してあります。もしよろしければご参照ください。
【画像】
左:今回キットだった、ラクレームミニチュアと。
中央:蓋のファセットカットデザインは、資生堂インターナショナル得意のアシメトリーデザイン、拘りを感じます。このクラスのものを求める、審美眼のある顧客へ向けての静かなメッセージというところでしょうか。
右:色は昨年書いた通り妥協の範囲内ではあります。手持ちの、奇しくも色番「00」トリオで比較。カバマ、ゲラン、本品。やっぱりカバマが色は一番合ってるなぁ。
- 使用した商品
- 現品
- 購入品
-
イヴ・サンローランイヴ・サンローランからのお知らせがあります
[プレストパウダー]
税込価格:9,130円発売日:2019/1/4
2019/1/5 21:26:03
文句なしの星7。これは…本当に綺麗です、マットですが顔の生気を奪うことなく、多幸感のあるフェミニンで温かみのある肌感に仕上げてくれるパウダー。かなりのピンク粉ですが赤ら顔になってしまう事もありません。価格がちょっと高いかなと思いましたが価値はありました。まだ1月5日なのに、今年のマイベストコスメはこれじゃないかなぁという予感。
【質】
建前上はあくまで全顔用フェイスパウダーとの事ですが、私の実感ではチークにも使えます。お粉としての性質は昔クチコミしたラディアントコンパクトパウダーとほぼ似通っており、マットでフォギー。かつ、粉粉したローテク感とは無縁で、顔全体をキュっと引き締め、するんと見せる統一感が出る高精細で高度な仕上がりです。
実は小粒のラメは入っており、間近で見ると星くずのように煌めいているのですけどね。
パっと見た限りでは、ラメは全くといっていいほど目立ちません。
なお、チークとしての性質ですが。YSLの現行チーク:ブラッシュクチュールは購入しておらず手の甲にテストしてみただけですが、性質的にはまったく違う、正反対ともいえる性質だと思います。
ブラッシュクチュールは粉感はやはりほぼないですが、高透明度かつ高発色で、透けて光を通すリキッドチークのような性質。
本シマーラッシュは不透明、肌の上に一枚マットなベールをかけたふわっとした仕上がりです。
【色】
3色の微妙に異なったピンクと、アイボリー(ややピンクみを帯びてるかなぁ)の4色粉。
発売情報の画像を見た瞬間、かつて大好きだったジバンシイの旧ル・プリズムブラッシュ21番に似ていると感じましたが、実際使用してみてもやはり質・色とも似ています。
中央のピンク部分だけを重点的にブラシに取って塗布したら十分ピンクに発色します。
周囲のアイボリーを意識して多めに取れば全顔用フェイスパウダーになり、余分な赤みなどは出ないです。
【モチ】
全顔・チークとしての両方、ともによいと感じます。
まだ、昨日引き取って本日1日過ごしてみた印象ですけれど。
綺麗な仕上がりがロングラスティングで、ほんと完璧に近いですね。
【パケ】
ちょっと分厚いパケですが、軽くて持ち運びにはよいと思います。
ブラシやパフの添付は無し。ベロアケースは付いてます。
メタリックラベンダーが偏光するフタ表面ですが、ビニール素材のような柔らかさと粘着感がある不思議な感触です。私はいつもはベロアケースの類はすぐ処分してしまうのですが、本品は傷つき防止の為にベロアケースに入れて持ち運んだ方がいいかもしれない。
【他】
◆ジバンシイの旧ブラッシュ21番と似ている記憶に引きずられて買うのは…
それを使っていたのがもう7〜8年前、大好きだったとはいえ似合うものは年々変わっていきますので加齢を考えて安易に飛びつくのはどうかと思いましたが、今回の場合は大丈夫だったのでほっとしました。
どころか、エイジング対応メイクにとても優れたアイテムだと思います。
これが限定なのはとても惜しいです、定番化してほしい製品です。
◆今回、パウダーと併せてポリッシングブラシN(MACのスティプリングブラシに似たものです)を購入し、それで付けたのですが、相性◎でした。
繊細な繊維がキメや毛穴にそって、パウダーを密着させてくれるブラシなのですが、
これまたこの年齢になるとあまりキメにパウダーを押し込むのは逆効果になるかな…と思ったのですが、いやもう全顔もチークも非常に綺麗に仕上がります。
ブラシにもまたおいおいクチコミしたいと思います。画像左の左上段に写っているブラシです。
◆店舗へ予約しに行った時は、チークとしてのつもりだったのですが、BAさんに「これはチークとしては使えないです、フェイスパウダーです」と言われた為、どうしようかなと思ったんですが、購入して正解でした。
当然といおうか、タール色素は入っている為、紫外線の強い時季には全顔使用は少し注意して使おうと思います。使用期限は24Mとなっている為余裕はありそう。
容量は9g、プレストパウダーとしても十分な容量ですね。
【画像】
右が、ポリッシュブラシNに、中央ピンクを重点的に取った時の色。
白の毛がこれだけピンクになるので、十分発色する粉である事がわかると思います。
- 使用した商品
- 現品
- 購入品