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- doggyhonzawaさん
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[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]
容量・税込価格:10ml・12,100円 / 30ml・28,380円 / 50ml・41,030円 / 100ml・54,670円発売日:2012/10/24 (2025/1/17追加発売)
2017/1/7 22:38:38
ウードウッドは、ずるい香りだ。トップから薬漬けのセロリみたいな香りがするのに、2007年の登場以来、世界中で売れ続けている。かなりマスキュリンでウッディな香りなのに、男女問わずセレブがこぞって買っている。さらに、50mlボトルが28080円(税込)もするのに、セレブじゃない方々も買っていく。一体なぜこの香りはこんなに売れているのか?
ウードウッドは、トム・フォードが2007年にリリースした「香りの実験室」ともいうべきプライベートブレンドシリーズ最初の12本のうちの一つ。それまでのシグネーチャーラインから一線を画したこれらの作品群は、香水愛好家のみならず、世界中のセレブも巻き込んで大きな話題となった。「チャン・グンソク氏のセカンドバッグの中身拝見!」という意図不明な雑誌の企画で、バッグの中にネロリ・ポルトフィーノ様がやけにドヤ顔で鎮座されていたのもこの頃だ。(←誰の仕込み?)(←やめろ)
このシリーズが世界的にヒットした背景にはさまざまな理由があると思うが、最も大きな理由は「よりプライベートに、よりラグジュアリーに」と、香水の付加価値を高めたことに依るものだろう。具体的には、フレグランス・コンバイニング(重ね付け)で一世を風靡していたジョー・マローンのアイディアを、より高級感あふれる濃厚なオードパルファンで提案したことではないだろうか。
ジョー・マローンのコロンの香りやボトルは、みずみずしさや透明感が特徴だ。これに対し、プライベートブレンドは、香りも濃厚、ボトルも薬瓶を思わせるダークでスクウェアなデザインにし、ゴールドラベルなどを配する対極的な位置づけでヒットした。後年、ジョー・マローンがブラックボトルのコロン・インテンス・シリーズを発売したが、そこにはプライベートブレンドの逆影響が少なからずあっただろう。そしてそのインセンスブームの火付け役となった香りこそ、このウード・ウッドだった。
ウードウッドは、トム・フォードが実際に訪れたブータン王国で出会った香りをモチーフにして作られた。ブータンはチベット仏教の地で、断崖絶壁の上に建つタクツァン僧院などが有名だ。この香りは、発売されるやいなや、日常的にウードを用いる中東で人気を博し、ドバイなどではセレブの御用達となり、世界的ウードブームをけん引することとなった。
では、そんなウードウッドはどんな香りかというと。
ウードウッドのトップは、スパイシーなセロリのような香りで始まる。苦みのきいた漢方薬セロリ風味。ラルチザンのゾンカもまた、クリーミーなタッチのセロリ風のトップをもっているが、ゾンカに比べるとウードウッドは、最初から低くウッディなベース香が広がってくる。さながら茶色の薬湯の匂いを思わせる雰囲気だ。それでも奥からスッキリとした清涼感のような酸味が流れていて、確かに複雑な五味を感じさせるトップ。
やがて3分もすると、薬草っぽい苦みや酸味はうすらいできて、じわじわと暗くて低いウッディな雰囲気になってくる。トップがガツンときて好き嫌いが分かれそうだが、ミドルは、ソフトレザーのようなアニマリックな香りも出てきて、木の香ばしさが増してくる。キンとしたセロリ風の香りが高いところで鳴っていて、ローズウッドなどのウッディと同時に香っている印象。濃厚で温かみのある木々の香りが、刻々とさまざまな表情を見せて心地よい。この思いきり焦げ茶色なウッディの香りが、大体5時間ほど静かに続く。
ラストは、ほんのりスパイシーに変化する。ペッパーの辛みが出てドライな香りになり、その後にほんのり甘いクリーミーなヴァニラノートが残る。このお香とミックスされた淡いヴァニラがフェードアウトするまで、約8時間ほども続く。
プライベートブレンドの一本一本は、あらかじめレイヤリングを考慮して、シングルノート風に作られている。このウードウッドは、通常の香水でベースノートに使用される分子の重たい香料ばかりが配合されている。だから、ライトな柑橘やフルーツ香、フェミニンなフローラルなどを上からレイヤリングすると、香り全体に深みとエッジが効いておもしろいと思う。ちなみに上からネロリ・ポルトフィーノを重ねたら、柑橘やネロリ、ジャスミンがより強調されて、とてもしっとりとしたいい感じになった。
欠点を挙げるとすれば、やはり値段の高さだ。正直、この香りでこの値段は高すぎる。ただこのボトルはコレクション欲を刺激してやまない。で、ジレンマに苦しむ。(←で、買う)
柔らかくスモーキーな樹脂の匂いとウッディの香ばしさ。それらが、ときに苦く、ときに辛みや酸味を帯びて、少しずつ表情を変えながら立ち上る香り。それは偶然の積み重ねにより奇跡のようにこの世に生まれた、貴重なウードの煙る香り。
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2023/9/2 23:43:41
面白い香りで、ベースはオーアンペリアルなんだけれど柚子とウードのニュアンスが入ってくるという素敵な香りです。
最初の印象は完成にオーアンペリアルの香りなんだけれど次第に柚子の黄色い皮のフレッシュさと白い部分の苦味を感じ、この苦味がウードとマッチして、うっかりすると安っぽくなりそうな香りに気品を与えています。
男性、女性共に使える香り。
ただマッチするシーンが思い浮かばない香りで
ビジネスにもパーティにもデートにも
使えるけど、他の選択肢の方が良く思えてしまう。
つまり、さわやかなんだけどウードがセクシーさと
華やかさを訴えてくるので香りが伝えようとする
メッセージに矛盾がある。
だから、少しミステリアスな方がお使いになると
いいのかも知れません。
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2023/6/27 21:23:39
デパートでムエットを試したときは、ルタンスのルウーヴに似ているなという印象。トムフォードとキリアンはシングルノートなので香水好きには物足りないかもとアドバイスを受けて、その場では違う香水を買いました。気になって後日30_ボトルを購入。めちゃくちゃ良い香りです。肌に乗せるとムエットとは違い、アメリカンな空気やしつこさがありません。爽やかなチェリーパイのようです。可愛いらしい香り。私にはこの香りは若すぎる気もするのでリモートワーク中に使い切る予定です。
追記
アメリカのトムフォードで100ボトルを購入しました。日本のデパートで購入したものとはトップの瞬間のチェリー臭以降は全く違う香りでした。なんかもったりしていて可愛げのない香りです。米国と日本では法律的に材料が違うのかもしれません。
買うなら日本の正規代理店をお勧めします。
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2023/7/25 08:42:05
近年アクアアレゴリアの中でも猛プッシュされているのがローザロッサ。昨年のフォルテバージョンに引き続き、ハーベストバージョンも発売された。調香師は近頃のゲラン作品の多くを担当しているNo.2パフューマーであるデルフィーヌ・ジェルクだ。
ハーベストのボトルは、日本で通常販売されているアクアアレゴリアより大きいサイズなだけでなく、ボトルネックにチャームが付いていて少しおめかしされている。通常版より濃いピンク色の中身(着色)を付けてみると、うん、みずみずしいライチのジューシーな感じはオリジナルそのまんま。違いはやはりローズの部分だな。このローザロッサハーベストは、香水に含まれる水の一部がローズウォーターに置き換えられている。同ブランドのラールエラマティエール「ローズシェリー」やディオールの「ミスディオールローズエッセンス」と同じ手法だ。オリジナルより明らかにローズのリッチさや甘さが強くなっている。さすがのゲランなのでローズの品質はお墨付き、思わず笑顔になってしまう。
オリジナルは付けたてのライチ×ローズの香りは色褪せるのが早くてすぐに淡いサンダルウッドとムスクの当たり障りないドライダウンになってしまうが、ハーベスト版はローズの部分がかなりしっかりしていて長持ち。サンダルウッドも強調されていてよりファインフレグランスらしい香りになっている。持続は4、5時間程度。ムエットで比べてもわかるくらいには違いがある。
昨年発売されたローザロッサフォルテは、ローザロッサの名を冠していながらも香りとしては別物だったが、このローザロッサハーベストはオリジナルを踏襲しつつも香水としてより完成度を高めた作品。ハーベストの流通は今年いっぱいのため、今買うなら間違いなくハーベストバージョンがオススメだ。
ノート:ブラックカラント、ブルガリアンローズ、ターキッシュローズ、ライチ、フレンチローズウォーター
調香師は、デルフィーヌ・ジェルク。
(parfumoより)
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[リキッドファンデーション・クッションファンデ・その他ファンデーション]
税込価格:- (生産終了)発売日:2021/6/18
2021/7/17 23:25:39
サンプル使用後、購入しました。
サンプルB20番。購入色BR12番。
※UV効果は全くありません!!
正直サンプルを使用した際は全く購入する気が起きないくらい魅力を感じなかったです。サンプルだから適量が取れなかったし塗りすぎだったのかもしれません。サンプル使用の方はご存知かと思いますが、超ミニパフで中身がパウチになっているタイプ。適量が全く分かりませんでした笑
(B20が標準色とのこと、やや暗めに感じました。)
本品は付け過ぎ防止のTシャツ素材の(笑)メッシュが付いており、本当に適量が取れクッション独特の付けすぎには至りません。
パフはやや薄めでクッションにしては塗りにくいかなぁという印象。薄い為目元や小鼻は塗りやすいです。
ウォータープルーフとの事ですが、実質顔に塗っても油膜、被膜感はほぼ無いです。
手の甲に塗って水道で流してみたらちゃんと水を弾いていたので、汗や水には強そうです。ちなみに、マスクにはある程度付きますね。
ザ、CHANELという香り付き。
継続はしないので使いやすいとは思います。
色で悩む方も多いと思います
わたしは標準色よりやや明るめで、赤み肌です。
B10だと明るすぎるがブロンザーを使えば馴染む、という感じ
B20だと黄黒く感じ、BR22は赤黒く感じる。
店頭で色を見て、B10とBR12で迷いましたが、CHANELの謳うロージー肌にしてみようと思いBR12にしました。
他にいろいろなファンデを持っていますが、ローズ系の色は持ってなかったので結果的に正解でした。
あまりファンデをお持ちで無い方ならローズ系ではなくB10、B20などがおすすめかと思います。
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