AfurikaさんのLikeしたクチコミ（Like件数順） - My@cosme

ゲランゲランからのお知らせがあります

エクラン スルスィル

[パウダーアイブロウ]

税込価格：4g・6,930円 (生産終了)発売日：2014/1/17

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<追記+画像追加>
初回購入から2年1か月。最淡色がほぼ底をついた為リピートしました。
最濃色のみ底見えもまだなので迷いましたが、本品なしでは私のメイクは完了しないので。
現時点、マイベストコスメに登録してます。

前クチコミから今までのあいだに、旅行に持っていくのを忘れた時に、巷でかなり好評の某有名プチプラアイブロウパウダー(やはり濃淡3色、外観色はさほど変わりなし)をDSで買ってみたけれど、いやもう比べるべくもない、もちろんゲランの圧勝。プチプラブロウは平板で単調な仕上がり、今の私には実用レベルに達せず。30代迄ならきっとアリだったと思いますけど。
プチプラ品にも秀逸なものが増えつつある昨今とはいえ、圧倒的な品質差を感じさせるデパートブランド製品はいまだに数多くあり、本品はそのひとつであると自信をもっていえます。
なお最近の私のクチコミに、眉を含めたアイメイクの着画を載せてますが眉はもちろん本製品でメイクしてます。


◆以下　2015/12/6のクチコミ◆

アイブロウ用コスメは他のポイントメイクアイテムと違い極めて地味ではあるけれど、素晴らしいものに出逢った時の衝撃・感動は口紅やアイシャドウなどのそれを更に凌駕するものがあります。
本品に対する皆様の激絶賛に私も同意。
本パレットだけで高精細な眉メイクが完全に完了する。
今までは、アイブロウパウダーでは眉尻の特に終端の、細く鋭角的なラインは描けない、絶対にアイブロウペンシルとの併用が必須と思い込んでいましたが、完全に覆されました。
仕上り感もなんとも大人の境地といいますか、あまり早い(若い)段階でこの製品に手を出すのは勿体なく思いますね。

【長所】
・粉質が極めてきめ細かく密着性が高い。
・付属ブラシを使って、眉尻のラインまで完全に美しく描ける。こんなに短い付属ブラシなのに、なぜか快適に眉頭から眉尻まで、なんの苦も無く使用できます。
・持ちも良好。眉尻も夜のクレンジングまで消えずしっかり持っています。
・眉の艶が損なわれない。これがまた何気なく凄い。パウダー自体に艶があるというか…。他製品のアイブロウパウダーで眉を描くと、地肌だけでなく眉毛にどうしてもパウダーって付着してしまうので、なにか眉の質感がパサっとマットになって、生気がなくなってしまう事があるのですが、本品はそれがないです。眉毛の粉っぽさを払拭するテクとして仕上げに透明あるいはカラー眉マスカラを塗布するという手もあるのですが、それをする必要がなく、ストレスフリーです。
・ハイライト色の淡ベージュピンク(マットとシマーの中間のような質感も絶妙)、絶対常に必要という訳ではないですが、塗るとやはり更に完成度が高まります。

＊＊＊＊＊
本品の前はキッカの同価格のアイブロウパウダーを使用していました。
キッカの淡色の方がかなり底見えしてきたので、昨年の発売時から気になっていた本品を購入。
キッカの製品もクチコミ(2013年3月)では激絶賛しましたし、色出し的にも中々他に見つからない良い品だと思いますが、本品の品質はそれを更に上回っています。
キッカは、濃い方のパウダーで眉尻を描く事は私には出来ませんでした。ダブルエンドの細い方のブラシを使用しても、どうしても尻切れトンボ的な眉尻にしかならず、また、若干かすれたような輪郭が曖昧なラインとなるのでペンシル併用必須。(でも、パウダーってそのようなものだと思っていたし、比較してキッカの方を特に落としているわけではありません。)
また前述の、眉毛そのものにパウダーがかぶってしまうのが気になる事象が、時間の無い時や眉マスカラを切らしてしまった時少し気になっていました。

ゲランの本品でひとつ気になる事があるとすれば、色調はやや濃いめなので当然「濃いめの眉」になるという事です。
３段階のブラウンが入っているけれど、最高明度の上段のブラウンもやや濃いので。
付け方は、淡/中間明度/濃色3段階を、眉頭/黒目の上あたりの眉中央/眉尻に当てはめていくだけ(購入時BAさんからの指導)。まあ、普通ですし、それを逆にする方はいないでしょうけど、淡/中間色もわりと濃いので、濃淡混ぜてフレキシブルに髪色に合わせて調色するとかそういう使い方は難しいかと思います。また、色展開がこの00しかないですから、このパレットの色調が好みや髪色に合わない可能性はあるかも。

価格は高いですが、キッカで高価格アイブロウのハードルを越えてしまった事もありそんなに抵抗感は無かったです。
アイブロウ製品もまた果てしなく奥が深い…この製品を超えるものが今後出て来るのか？
もし、アイブロウパウダーの新調を考えている方は是非候補に入れてみて下さい。

使用した商品

• 現品
• 購入品

ちふれ

美容液 ノンアルコールタイプ

[美容液・化粧下地]

税込価格：- (生産終了)発売日：2008/11/21

＜更に2年経ち、再追記＞
更に星を上げてついに星7。
やはり、本製品は今の処私のライフスタイル＆人生に欠かせないものだと再認識。
2月も下旬になり気温の上下がはげしくなって来、また、ホルモンバランス要因等と思われる肌のゆらぎ(つい2、3日前迄は絶好調だったのに、今日は赤みや粉吹きがところどころにあり…高機能製品をつけるとかえってピリピリしみる等)が生じた時でも肌をかなりの安定状態にもっていってくれます。
宿泊先では、化粧水をもっていかずに本品で化粧水＋美容液を兼ねてしまえます。詰替えの必要もなく軽量で本当に素晴らしい。

※この程度のシンプル組成の化粧水同然の美容液なら、手作りで充分などの意見もきっとありましょうが、先の事は分かりませんが私は手作りはしません(一旦凝りだしたら凄そうと自分で思いますが)。原料各種、保存料の適切な配分とか容器の準備とその消毒とか…、
こんなに元から超優秀な容器になにもかもオールインワンの安楽さで数百円、販売店も多くサッと買える本品の利便性に対し、今の処手作り化粧品のアドバンテージは私には全く見出せません。


-----以下、2013年2月の追記-----
ノンアルコールタイプ初購入から3ヶ月経ったので追記、やはり素晴らしい。保湿力がアルコールタイプより優っていて肌が安定しています。この冬はゲランの保湿美容液と重ねたりしていたのですが、肌調子によってはゲランが要らない日も多々あり。宿泊の際にはこっちだけ持って行ってます。で、ボトルは持つとまだ重みがあり残量かなり有。星はやっぱり5→6に上げておきます。ちふれ最強(笑)。
※行動範囲ではどのショップでもアルコールタイプを見かけなくなってしまいました・・・夏はあちらに戻したいのですが・・・。


-----以下、2012年11月のクチコミ-----
本当は星はもっと多くてもいいのですが(笑)。私にとっては、廃番になってしまうと泣く、もしくは気絶してしまうかもしれない「ちふれ美容液」。

長年リピートしていた「アルコール入り」の方(クチコミ済)が、よくいくDSで取扱をやめてしまったようで…、不安を感じながら(おおげさな!)今月ノンアルコールタイプを購入。
基本的にはほぼ変わらない使用感だけれど、でもやはり少し違う。こちらの方が微妙に「やわらかさ」があるというか、やさしい使用感でなかなか気に入りました。特に今時季はこちらのノンアルコールの方が使用感が良いようです。夏場は逆じゃないかな。
匂いも、やはりこちらはアルコール臭がしないですね(当たり前か)。

まあ、なんで今までアルコール入りを好んで使っていたかというと、最初になんとなく買ったのがそれだった、そして好感触だったので変える必然性が全く無かったという事と、
本商品、私は一本が半年もってしまったりするので、品質保持の観点から、アルコール入りの方が開封後長持ちして安心じゃないかと思っていたからなのです。というか、やっぱり今もそうじゃないかと思っています。

美容液は、デパートブランドかもしくはいっそちふれかに限ります。この25年程の私の経験則では。
中途半端な中価格帯や、プチプラも他のものは全く使いものにならない美容液が多すぎました。
(もっとも中価格帯ではハウスオブローゼが数少ない例外だった。パワーサージ以外もいいものがありそうです)。

ちふれのこのニュートラルさ・・・
本当に得難いです。
アルコール入りの方のクチコミと被りますが、
いつどんな肌状態・状況でも万能ですし、
肌を下手にあまやかさないから肌のあるべき機能を低下させないですし、
軽く衝撃に強いプラパッケージは、宿泊の際の持ち運びも、そのまんま旅行用コスメポーチに放り込めばOK。

何か劇的に肌を補修したり弾力をもたらしたりそういったものでは全くない、いわば常に軽く肌断食をさせて肌の好調さを保つ、そういう位置づけだと思うので、他人さまに絶対是非是非超お勧めだー!!というものではないので、
星はきっと5が妥当なのだろうと思います。


昨年位から加齢のせいで秋冬は流石に重ねづけ用美容液が必要ですが・・・
今年も春夏は(アルコール入りの方だけど)ちふれ美容液でなんら問題なく乗り切りました。
この秋冬はゲランのスーパーアクアセロムNとの重ねづけでいきます。
スーパーアクアセロムは大変良い美容液ですが、きっと他に代わりはきく。
でもちふれは(私にとっては)代わりを見つけるのは至難の業です。
この差は大きいです、とてつもなく。

今後も、ノンアルコール・アルコール入りどちらも、リピートし続けます。
この、超優秀・ハイパーベーシック美容液を(笑)。

使用した商品

• 現品
• 購入品

エレガンス

コスチューム スキン EX

[クリーム・ジェルファンデーション]

税込価格：- (生産終了)発売日：2015/9/18

【追記】ローテーション使用しつつ5か月ほど経過。やはりこのファンデーションで仕上げた日は綺麗です(日数を空けて使用すると威力を再実感しますね〜)。
色出しの難点はあるので7には上げられませんがマイベストコスメに入れました。

-----以下2015/10/9のクチコミ-----

色番IV301を購入。かなり良いです！
「1万、2万のファンデなら仕上がりがいいのは分かっているが、せめて、6〜7千円に収まる範囲で良いファンデーションはないかなぁ」と考えている方はまずは是非試用からでも候補に入れてよいのではないかと思います。

【特長、諸々】
・キャッチコピーに偽りなしの『弾力肌』です。輝き感、ツヤあり、キュッと引き締まったリフトアップ感のある仕上がり。
今まで、アンチエイジング系ファンデーションによくみられる特長として挙げた事がある、
ゴムまりのような弾力感、ハリ感がしっかり出ます。ポリマーの働きでしょうかね、私が好きなファンデの性質のひとつです。
・カバー力は高めだと思います。夜になっても目の下の疲れ感が出ない。
私はハイカバレッジタイプより薄付きが基本的には好きですが、本製品はカバー力の高さと自然な皮膚感を両立させていると思います(素晴らしい)。
近年私が使用したファンデの中ではしいていえばカバーマークのフローレスフィットに近い仕上がり感でしょうか。もちろん、どちらも塗りすぎると厚塗り感は出てしまうと思います。
・かなりのロングラスティング。もう、「メイクを意図的に落とすまでは、肌にがっちりフィックス」という感じです。私は混合肌で、鼻部分が特にかなり皮脂分泌が多いので、さすがに鼻は少し薄れますが…。夜鏡を見ても基本的にはほぼ崩れていない。毎度ながらのファンデの良品基準、ヨレムラ毛穴落ちなしも勿論クリア。
・かといって圧迫感も負担感もなく、クレンジング後の肌疲れ一切なし。

【しいていえば気になる点】
・クレンジングは、少し気をつけて「いつもより丁寧めにしっかり」を心がける必要あり。
・塗布の際、伸びはあまりよくないです。これが、キュッと肌を固定して引っ張りリフト感を持続させる素となっているかもしれないですけれど。
スルスルとノンストレスで伸びるファンデに慣れ切っていると少し「ウッ。」と思ってしまいます。塗布は結局あっという間に完了して時間がかかるという事はないのですが…。

【色】
色は少し妥協となりました(まあそれが普通だけど。)。
同エレガンスのパウダリー、シアフローレススキンの今年2月の試用(クチコミ済)はIV302でしたが。今回はIV301です。
明度について、今までのクチコミの私のファンデの色のチョイスも参考にされている方もいらっしゃると思いますので念のため書きますと、私事、現在私は病後で、普段よりかなり色が白くなっています。8〜9月、内科系疾患で入院＋自宅療養で、ちょっとありえないほど陽に当たらなかった結果そうなってしまいました。あくまで普段の自分比ではありますけれど、各ブランドカウンターでは大抵最も明るい明度の色番を勧められてしまいます。これは笑っていられないというか病気って恐ろしいと改めて思いますが…。
本ファンデの購入前、サンプルは明るい明度のものが品切れの事で、IV302を2包使いましたが、顔が完全に1段暗く、お面をかぶっているようになり…。首とももちろん、腕や手を顔に近づけた際、明度差がありすぎて不自然でした。
しかしIV色ですが、302の方が、私の肌に色相的には近くて自然で、一段上げて301だと今度は若干オレンジ度強すぎ違和感があるので、同じ色相品番のはずなのに本当、なかなかうまくいかないですね〜。
なんだかくどかったですが、病気がなければIV302で質も色もバッチリ!で大満足だったのではないかという、よくわからん愚痴兼ご参考までにというか…、、、。

【他】
・下地ですが、サンプル試用時および現品購入時に、「モデリングカラーベースEX」(商品名にUVの付かない方)を計4包頂きましたがやはりさすがに相性はかなり良いです。
手持ちの下地(クレドのヴォワールコレクチュール)でも割と迫る仕上がりにはなりますが。
・粉は、自分内最強パウダー、カネボウドルティアで仕上げています。
いつの間にかエレガンスのラプードルリクスィーズの1番も持っているのですが、
本品＋プードルのマットタイプの1番で仕上げてしまうと、私の場合塗り込め過ぎの厚化粧感が出てしまいます。
・で、もう一度総評。仕上がり良しモチ良しで、本製品でメイクした日はほとんど鏡を見なくても安心という感じです。
もう少し様子を見てマイベストコスメにいれようかと思っています。

使用した商品

• 現品
• 購入品

トム フォード ビューティ

スキン イルミネイティング パウダー デュオ

[プレストパウダー]

税込価格：12g・9,350円 (生産終了)発売日：2015/8/21

昨年12月に購入し暫く勿体つけて寝かせてましたが、最近使用し始めました。良いフェイスイルミネイターパウダーです。
明色と暗色のセットですが、本品はどちらの色もイルミネイティングカラーであって、ハイライトとシェーディングのセットではありません(そこがまた良い！)
密着度の高いパウダーと絶妙なシマー質感で濡れたような高精細感のある輝きが楽しめます。日常生活にはちとオーバースペックな面もありますが、でも使用量や塗布範囲でいかようにも調整可能だと思います。ユーザーの裁量とテク次第。

なおフェイスパウダーという括りでは先ほどクチコミのイプサと本当に何もかもが好対照で面白いほどです(客観的にどちらが良いとか正しいとかいった意味ではない)。
「飼いならされた従順な優等生」(イプサ。どちらかというと前作のクチコミ参照)　対、
「自由闊達な大人の不良」(TF)ですね。
容量、付属ツールの有無に至るまで、本当に対照的です。文化の違いが如実(笑)、
で、私が思うところのデパートブランド高価格帯として正しい方向性はTFです(笑)。
以下詳細はいつもの如く様々雑多に書き連ねていきます。興味のある方はどうぞ。

【付属ブラシは付いていない】
同TFのチークなどもそうですが、ブラシは添付されていません。
私は、本製品使用にあたってのブランド推奨の山羊毛の「クリームファンデーションブラシ」を同時に購入しました。税抜き8800円(苦笑)。このブラシは別途クチコミします。
全部でなんぼかかるねんという程初期投資がかかりますが、
それでも満足度が高い処、TFマジック恐るべしです。

【明色について】
オイスターホワイトのような色。どちらかといえば暗色の方も含めイエローアンダートーンの方向きパレットですが。ラメは高精細で、ギラギラとした大粒ラメは無く本当に綺麗な質感です。
ギラつきはないですが質感の高さから十二分にゴージャスで、
付けすぎると日常の雰囲気から離れてしまうので注意は必要ですね。
入れる位置ですが、私は極ふつうにCゾーンにのみ使用。

【暗色について】
タッチアップの際、BAさんは頬骨下端とフェイスラインに軽く入れていましたので、「シェーディングでは無いがシェーディング様の使い方も出来る」不思議なパウダーです。
顔色に合えば、チークとしても使用できると思います。
また、もう既に指摘が多くある通り、この一色でアイシャドウとして十分使用可。
事前情報は知っていたものの、指にとって瞼に伸ばしてみて吃驚しました。
下手なジェルシャドウ顔負けの高発色、密着度、密度感、高精細感。ラメの度合も美しいの一言です。独特の、布を貼ったような均一な厚み感があるといいますか、もうなんだか本当にすごい。なお、成分にタール色素は不使用です。

【パケ】
やっぱりTFのパケデザインは良いです。口紅でも書いた事がある武骨デザインおよび、マホガニーブラウン×ゴールドのカラーリングの魅力もですが、シンプルなラインで構成されているも捻りが効いているところ。
TFのコンパクト類共通ですが、手前のゴールドの部分がきっとツメなんだあ・・・と思って最初ひっぱってみる人がほとんどではないでしょうか(笑)？
でも、そうではありません。もうこういうところ本当に大好きです(＾▽＾)。

【容量】
総量１２ｇです。多くても文句言い、ですみませんがやや多すぎ。
プロユースでない個人使用だと本当に減らないと思います。

【とにかくユーザーの自主性に任せる姿勢】
主要外資各社の製品が、日本向けマーケティングをし過ぎて年々どんどん日本仕様・日本メーカー製品様になっていく(本家・エスティですらどんどんそうなってきている)傾向に反して、TFはほぼ本国オリジナルのまま製品を投げて来る(♪)貴重なブランドとなりました。
私が20〜30代初め位迄の外資コスメの雰囲気を色濃く残している貴重な存在です。
パッケージ内フィルムに使用メソッド解説の印刷も無く、付属ツールも無く、
日本的基準でいえば不親切、でも一番肝要なツボは抑えまくっている。
TFは高価格かつクセも強く、多くのアイテムは使いやすいとはいいがたいですが、
やはり他に代えがたい魅力を持っているブランドだと思います。

【他】
なおイプサはともかく、もう少し比較の俎上に載せるのに適当と思われる高価格帯のイルミネイターといえばクレドのレオスールデクラがありますが、あちらはここ数年何度もタッチアップする機会があるもついに購入する気になれませんでしたが、本品は一度のタッチアップで購入を決めました。(クレドはラメがぎらつき過ぎるので。かなり以前ですが試用クチコミはアップしてあります)

使用した商品

• 現品
• 購入品

オーブ クチュール

ブライトアップアイズ

[パウダーアイシャドウ]

税込価格：4,180円発売日：2015/3/3 (2015/9/8追加発売)

「534　パープル系」購入しました。実勢売価は30％オフの2660円(税抜き)。
無駄のない合理的な構成のパレットで、配色も好みかつ美しく、質的にも秀逸。もちも大変良く、崩れるというよりは薄れて行く消え方で汚い崩れや二重部分のたまりは殆どありません。アイシャドウベースを丁度切らしたタイミングで手に入れた事もありかなり気に入りました。以前からよく書いています通り、私は中価格帯商品が最も苦手というのは基本変わりませんし、今まで同ブランドのデザイニングインプレッションアイズ等は見ても特に興味がわかなかったのですが、本製品は商品画像を一目見た時から惹かれるものを感じ、直感のままに購入してみました。

534のメインカラーの半月円部分の、淡ピンク×ラベンダーは夜明けの空(まさに、ブランド名のオーブですね)を思わせる色合いで、低彩度低コントラストのフワフワとした感じが早春の気分にぴったり合います。
パウダーライナーのグレイッシュな柔らかいブラウンも秀逸色で、過不足というものが無く、捨て色を本気で排除した志の高いシリーズだと思います。534は非常に、ブルーベース夏向きの配色ですね。
ソリッドタイプのクリームベースはべたつきもなく非常に使い易い。
時々ですが、中価格帯全般、価格にたいする品質が一番納得いかないなどと書いてきましたが本品に関しては撤回させて頂きます。
(但し、やはりこの価格帯または本製品ならではの「テンション下げ要素」はこれまた十二分にありますので、それは後述させていただきます。それがなければ、星7でもいいのだけれど)

主旨が以上でして、製品説明通りで9割方美しく仕上がる本製品ですので、以下詳細は、例によってご興味ある方はよろしければご覧ください。良点・いまひとつの点、雑多に列記いたします。

・メイン色を塗る付属ブラシですが、本当に使えますね。半信半疑でしたが、本当に素早く付ける事が出来たので驚きました。2色がまじりあう事を懸念して、へたに手の甲などで余分を落とさずシャドウを取ったブラシをそのまま瞼へ持っていき塗布してみましたが上手く付きました。
・パウダーライナーに関しては、付属チップではなく、手持ちのシャドウブラシ(締め色用に使っている土筆型ブラシ)を使用した方が、遥かに美しい仕上がりでした。付属ツールで朝メイクを1から…というのは、もちろん私は元々前提にしていないので、べつにマイナス点ではないです。
・私は瞼がかぶれやすく(市販の4割ほどのシャドウで反応が出てしまう瞼)、赤226が入っているのでどうかなと思いましたが今のところ大丈夫です。
・これはあくまで個人的意見ですが、購買意欲や使用感の根幹にもかかわって来る話であり、余談や枝葉ではまったくないので書かせて頂きますが…。シニアコスメであるという事に関しては、むしろその方向性は各社これからどんどん推進してほしいところではありますが(自身の加齢に伴い、今まさにそういう方向性のコスメが次々登場してきた事は、喜ばしい事です)、その内容も少しの舵取りの方向性でユーザーを不快にさせてしまうものだとつくづく思ったのが本製品の次のような面です。
配置もすっきり、上部から順に使っていくだけという、元々、充分シンプル・明快な商品であるにも関わらず、更にパクト内部のフィルムに印刷された使用メソッド。商品開発コンセプトは分かっているつもりですが、ターゲット世代は、この百花繚乱のメイク文化のなかで今に至る迄、何十年もメイクをしてきたベテランです。それを完全初心者扱いにまでするこのセンスといいますか、こういうところは正直ついていけません。なんだかパクトを開けるたびに脱力しますし、ひとには見られたくないなと思いますし、そこにあるターゲットイメージとは、現実的というよりは、「極端に誇張された、バーチャルシニア像」「半世紀前の50歳」という感じがします(TVCMを主たる広告媒体とするコスメ・トイレタリー製品は総じてこのような傾向があります)。中味は星7レベルなのに…。こういうところがひっかかって、対象年齢層でも購入を躊躇する人は沢山いそうと余計な心配をしてしまいます。
・拡大鏡はすみませんが本当に苦手です。見ていると眩暈のような感覚を起こしますので、普通の鏡にしてほしかった。

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引っかかる諸々の事を避けようとすると、いきおいふだんの私のコスメ買いはデパートブランドまたはプチプラになるわけなのですが。但し、そういった面が気にならないのであればといいますか、中味は本当に秀逸ですし、色展開を見渡しても全世代、普通に活用できそうな色展開ですし、ベースもセットされたオールインワンパレットなので宿泊にも便利そうですし、多くの方にお勧めできると思います。

使用した商品

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