2024/6/18 09:57:20
2018年か2019年くらいから、ずーーーっと使ってきました。シャンプーがとにかく優秀すぎるんだけど、これも良いです。
まず、ずっと使っていても根元や髪が重くなってきません。シンプルに髪の毛の傷んだところだけを補修してくれます。でも、あっさり過ぎて髪がバシバシになってくることもないです。毛先ケアはバッチリ。
真夏に使っても頭が軽いと感じるくらい、すごくサッパリすっきりするシャンプー&コンデだけど、ギシギシやバシバシにはならない。ツヤツヤで手触りはよくて、髪がふわっさらっと軽くなり、頭皮も快適、、、と、よいことづくめです。
香りも上品で甘くないフローラルで、爽やかだけどシトラス系じゃなくて、もっと奥深い大人の上品なカンジ。アテニアさんの香りモノは大体穏やかで上品だけど、これもそう。いい香りです。
軽やかな仕上がりなんだけど、しっかり補修はしてくれるので、ツヤがあって根元の立ち上がりもうまくいくので、スタイリングが楽になりました。これからもずっとリピします!
アイロン、パーマなどで傷みまくった髪には物足りないかもだけど、白髪染めくらいのダメージしかない私にはぴったりで、髪がツルツル、ツヤツヤ、さらさら。でもパサつきはなくて控えめに言って最高です。
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2024/2/13 16:57:06
【追記】
星を4→5に変更します。
この商品の良さは左側のハイライトカラーだと思います。
右側の血色カラーは時間と共に消えやすいのですが、ハイライトカラーはキープ力があり、夕方もくすまずに美肌感を演出してくれます。(シルバーパールの白みが強いからだと思います。前述したギラつきはさほど気にならなくなりました。)
ハイライトカラーは、鼻根、目頭、Cゾーンに指で塗り重ねると濡れツヤ感が出て綺麗です。(以前購入したCHANELのボームエサンシエルのスカルプティングほどの濡れツヤ感ではありませんが、セザンヌはベタつきがなくサラッとしていていますので、髪がひっついたりしません。)
マルチカラーということで、試しにアイシャドウとしても塗ってみました。
右をアイホールに、左を下瞼に塗ってみましたが、30分も経たないうちに二重幅に色が溜まってしまいました…。
指でぼかせば解消されますが、こまめにお直しが必要だと感じました。
ちなみに、SUQQUのトリートメントラッピングリップ(05 聴色 YURUSHIIRO)と相性が良いです。
血色カラーと似たスミレ色で春らしく仕上がります。
【2024年2月10日の口コミ】
限定のSP1 ヨザクラグロウ。
ロフトにて購入。
人気のようで、店頭の陳列はカラッとしてましたが、店員さんにお聞きしたらストックがありました。(近くのドラストでは13日、PLAZAでは15日発売予定と言われました。)
異なる質感の2色セットです。
■左側にハイライトカラー(細かなシルバーパール入りのホワイトピンク。しっとりしたパウダー。)
■右側に血色カラー(青みピンク。ぷにっとした質感。)
&beのブラックスポンジの先端で血色カラーを頬の中心に置いてぽんぽんと塗り、ハイライトカラーを上に重ねると、自然と上気したようなピンクの頬に。
指塗り推奨ですが、スポンジ使いのほうがムラなく仕上がりました。
血色カラーは半生タイプのような柔らかさですが、肌にのせるとサラリと変化します。ベタつきはありません。
スミレ色がややもすれば存在感が強すぎて悪目立ちするところを、ハイライトカラーが繋ぎとなって上手く馴染ませてくれます。
厳しい目で見ると、ハイライトカラーのシルバーパールがややギラつく印象です。
セザンヌの定番人気のハイライターほどのギラギラではありませんが、ほんの少し気になりました。
とはいえ、色出しがとても綺麗ですし、手持ちのアイシャドウとも合わせやすいので購入して良かったです。
また使っていくなかで気になる点があれば追記します。
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2023/1/22 22:47:09
ネットで購入しました。(フリマではなく、きちんと正規のお店で)
たまたま、鬼滅の刃コラボか何かでそれっぽいパッケージになっていました。
購入したものは、ブラウン?ゴールドカーキ?という名称でした。
ちょうど、ブラウンのアイライナーが欲しくて。
キャンメイクでもよかったんですが、別のやつを試してみたくて…でしたがおとなしくキャンメイク買っておけばよかった。
色がどう、発色がどう、の前に、
瞼に描くには硬い!痛い!!!
→発色もよくない?というのか。何度もぐりぐりしないといけないので・・・痛さマシマシ。
すみません、ぴんと来ないというよりも、購入失敗したなぁというところでした。。。
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- doggyhonzawaさん 認証済
-
- 56歳
- 乾燥肌
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2022/5/14 06:11:43
「フィジーっていう香水をつけるとモテるんだって。」
今も忘れない。今から40年前。俺は16才だった。何にも増して「モテ」という言葉に敏感な青いガキだった。ちまたでは「青い珊瑚礁」で大ブレイクした松田聖子さんのクルクル巻髪をした女性たちがそこら中にあふれかえり「このブリッ子が!」と野次られながらも、その実したたかに生きていた。
おう、昭和だよ。そらもう、めっちゃ濃い昭和だったよ。
髪を赤くして、ツンツンおっ立てて、野良犬パンクスのくせにちょっとチェッカーズのフミヤ君の前髪意識して垂らして、バンドやってライブハウスに出入りして、喫茶店で仲間と落ち合って悪いことばっかやって。そらもう全部「モテ」たかったからだろうよ。認めるよ。
そんなとき、女子高生の会話を聞いたんだ。「フィジーって香水つけるとモテる」って。そら気になるさ。モテたかったもん。失恋して1年グダグダ荒れてたもん。気になるさ。あの娘を振り向かせられる?そんなこと毎日考えて、勉強もしねえで窓の外ばかり見てたもん。
フィジー。名前もグッときたよ。南太平洋の諸島。青い空、どこまでも続くエメラルドグリーンの海、白い砂浜。揺れるパームツリーの木陰で、優雅に過ごすひととき…。そんなステレオタイプな「南海の楽園」ムードにみんな憧れてたから、どストライクな名前だった。ちょうど大滝詠一さんの「君は天然色」とか「カナリア諸島にて」とかが大ヒットしてて、どこか遠くの南太平洋の島とか高跳びしてさ、優雅に過ごす。そういうバカンスってのがブームだったんだよ。ハワイとかグアムとかめっちゃ人気で、日本人が海外に出かけ始めてた。そんな時期だったから。
で。フィジー買ったよ。買うさ。青くさい飢えた野良犬だから。車も金も地位も、何一つ男の武器をもっちゃいない青くさいガキなんか、そんな万能薬みたいな魔法のアイテムがあると聞いたらイチコロなんだよ。イチコロ。
初めてつけたフィジーの香り。今もはっきり覚えてる。
トップ。パーンと広がる青い草の香り、でもそこにしっとりした低い花の香りが寄り添ってた。今嗅ぐとはっきり分かる。ヒヤシンスノート。強くてしっかりしたブルーな開幕。それがシャネルN°5っぽい透明なアルデヒドで思いきり拡散される。なんていうか、アルデヒドって油絵の絵の具を溶かす「溶き油」みたいな感じ。香料どうしを上手くミックスさせて香りを拡散するような。そんな脂っぽい香りのアルデヒドの下から、ヒヤシンスともう少しグリーンなガルバナムが出てくる。アルデハイディックで、グリーンで、冷たく青いローラル。
だけど
すぐさま、香りの奥からパワフルなムスクの香りが押してくるんだな。パウダリーが7、ソーピーが3くらいの割合で。アルデハイドの効果でムスクも浮き上がってくる。なんか女性の色香を感じる複雑なトップ。派生としてはN°5系統とすぐわかる。
5分もするとアルデハイドは消えて、わずかなグリーンの影から花々が咲き乱れてくる。ヒヤシンス、イランイラン、ジャスミン、そしてほんのりローズ。ジャスミンとイランイランの妖艶さが強く出てくる印象。下からはパウダリーでほんのり蜜の香りも漂ってきて、もう昭和用語で言ったらこの一言に尽きる。
色気ムンムン! ←死語な
このグリーンフローラル&エキゾティックなミドルが3時間ほど続く。意外にスッキリ消えていくのはクラシカルなオードトワレの特徴。トップからガツンとフローラルをアピールするけど、ラストは意外に清潔感あるパウダリー&クリーミーなムスクで終息。
久しぶり。ほんと久しぶりにフィジーをつけたら、40年前の自分が蘇ってしまって、やたら堕ちた。あの頃の空気感、日本という国がどんどん経済成長して、日々ビルが建ち並び、人と街が流行を追いかけて活気づいていた頃を思い出した。そして
結論。フィジーをつけても自分はモテなかったな。がっかりだよ。(←女性用香水だぞ)
コンテンツの少ない時代に生まれた。テレビで情報が伝わると、一夜にして大流行し、みんなが真似する昭和に育った。みんな同じ歌を口ずさみ、髪型も同じ、そして「この香水が人気!」と聞けば、みんながそれに飛びついた。フィジーはそんな昭和に爆発的に売れた香水。誕生は1966年。奇しくも自分と同い年だ。そして今なお世界中で愛されている香り。50mlで3500円ほど。安いよね。でも昔はこれが当たり前だった。クラシカルだけど、とてもバランスがよくて、気分をあげてくれる香り。これをつけて、いつか南海の楽園とやらに行ってみたいと、憧れを募らせた思い出の香り。
「フィジーをつけるとモテるんだって。」
あの声、今も覚えてる。そりゃもう、見事に昭和だったよ。
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