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yumiyumi3さん
yumiyumi3さん 100人以上のメンバーにフォローされています 認証済
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ヴィセ / リシェ カラーポリッシュ リップスティック

ヴィセ

リシェ カラーポリッシュ リップスティック

[口紅]

税込価格:- (生産終了)発売日:2015/2/16

4購入品

2015/2/15 07:06:45

昨日16日発売のヌーディーリッチアイズBE-7とこちらのリップスティックを買いました(アイシャドウは口コミ済み)。

まだ買ったばかりなので使用感に関しては詳しく言えませんが、色はがっちり目に入れてきたので画像と色の感想を残していきます。

全体的に言えるのはスティックと同じような色がひと塗りで出ますので発色はとても良いでが、艶や潤いは従来の口紅並だと思いました。
肌荒れはしてませんが、連続で4色タッチアップしたらさすがに唇が痛くなりましたねw。

・BE320:ピンクベージュ。ピンクが混じったナチュラルなベージュです。大人しく、控え目な色に見えますがカバー力があるので自分の唇の色をきちんと変えます。よく国産ブランドから出る色かな?

・PK824:ライトピンク。明るく白っぽいピンクです。黄色味よりで華やかさのある可愛い色です。ジルスチュアートからよく出るタイプのピンクだと思いました。

・OR220:コーラル。赤みよりで、白っぽさの少ない肌なじみやすい色だと思いました。オレンジを付けたいけど怖いと感じる方にはオススメしたいオレンジ入門カラーです。

・OR221:Trueオレンジ。黄色味の強い純オレンジでした。カバー力はとても良く、ヴィヴィッドな発色です(あまり透明感は感じませんでした)。最近この色よく見かけますね!

・RD420:イエロートーンレッド。いちごの果実のようなぷるぷるレッド。発色はとても良かったですが、ほんのり透明感があるので重たくなりすぎずフレッシュな感じに仕上がると思います。
・PK820:(すみません、画像のラベルが280と間違ってます)ヴィヴィッドピンク。PK824より青みがあり、PK821よりは黄色い青みと黄色味のバランスが取れた鮮やかなピンクでした。

・RD421:ブルーレッド。ブルーアンダートーンがとても強いピンク帯びたレッドです。とても濃い色で、ステインとして使っても素敵だと思います。秋冬にも大活躍しそう!

・PK821:フューシャピンク。Barbieのハイヒールと同じ色の超ブルートーンピンクです。発色はとても鮮やか!パール・ラメが入っていないためバブリーになりにくいと思います。カジュアルに指でぼかしてラフに付けると可愛いです。

・PK822:ラズベリーピンク。バイオレットがちょっと入ったベリーピンクです。どちらかと言えばPK820よりはちょっと青みを感じましたが、PK821よりは黄色いです。

・PK823:ピンクベージュ。ベージュが少し混じったピンクです。PK系では1番ナチュラルで、オフィス等で活躍しそうです。BE320だと地味過ぎるけど、PK824じゃ可愛すぎると思った方にはこちらがオススメ。

使用した商品
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Happinessさん
Happinessさん 500人以上のメンバーにフォローされています 認証済
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ベネフィーク / セオティ アイカラーパレット (オーロラパール)

ベネフィーク

セオティ アイカラーパレット (オーロラパール)

[パウダーアイシャドウ]

税込価格:- (生産終了)発売日:2014/8/21

5購入品

2015/4/5 00:25:14

BR01 なんとまぁ、クチコミ件数の少ない色だこと。
この無難な色合いが良いと思うのですが。



やたらとボタニカルなベネフィーク広告のエビちゃん。

むかし、そんなエビちゃんが着ていた某アパレルのノースリーブを試着したら、女子プロのようにガッチリした我が二の腕が強調されたので、断ったら、それまですっごく愛想良かった店員が、「あ、そーですか。」と途端に能面よろしく表情を失い、クルッと背を向けて去っていった屈辱をいまだに忘れない(←細身でないのに試着するのもどうかと思うが、着てみたかったのっ)。
他にも、エビちゃんがつけてたアイシャドウを買ったら、奥二重瞼に入り込んでヨッレヨレのドイヒーな仕上がりになったり、彼女がCMしていた企業に勤める男性のことがイイなーと思ってても全くの脈ナシだったり・・・と、エビちゃんものは合わないくせに、つい買っちゃう学習能力が猿の惑星以下な私。




さて、そんな脳ミソ北京原人以下な私が懲りずにまた手を出した、このアイシャドウ。


これなら私でもOKでした!

BR01は、シリーズの中でも特に肌なじみの良いブラウン系ですからね。

そして、もともと私の場合、茶系といえば資生堂。
コーセーだと、赤っぽく仕上がって腫れて見えたり、カネボウだと黄味が強調されたりで、最も純粋なブラウンに発色するのは資生堂な気がするのです。


明るめな色で、かなり薄づきだから、失敗しにくいです。
ベーシックで実用的。
日常でガシガシ使えます。
しかも、ただのブラウンじゃつまらないけれど、「オーロラパール」という商品だけあってパールがまた良い!!
瞼に透明感と艶を出してくれます。
特に1番上の段のパールは、けっこうキラキラと華やかで、可愛い。
ラメ好きな私としては、このキラキラは特に発色が淡い分、もっと多めに配分してほしいくらい。
パサついたり、ヨレたりもしません。


ただ、時間が経つと、つけたてより少し薄くなるので、アイシャドウベースがあったほうが良いかも。
塗る手順は、下段の濃いカラーから順々に、上段の薄いカラーを重ねていくとのことでした。
珍しいですね。


私が行った資生堂のお店では、こちらと、クレドポーボーテのオンブルクルールクアドリが推しメンとして、大体的にディスプレイされてました。
目元に深みが出るタイプのクレド(店員さん談)と違い、ベネフィークは、深みというより、目元にほんのり陰影を添える感じ。
ナチュラルです。
アイシャドウパレットがなかなか使い切れない人向き(店員さん談)
というだけあって、確かに3色は使いやすくて簡単。
私の場合、瞼はくっきりしてないし、涙袋がぺったんこで、目元の面積が狭いゆえ、色が多いと持て余しがちなので。


え?
4色や、5色以上のアイシャドウパレットが多い中、
「いまどき、3色で価格4000円以上なんて。」
ですか?

いやいやいや。
高級な4〜5色パレットを使いこなせない私には、3色でゴージャス感に浸ったり、手の込んだパッケージを楽しめるなんて嬉しいかぎり。
最近は、2〜3色=安っぽくなりがちな傾向が多少ありますからね。
その点、こちらはパッケージも可愛いし、良いじゃないですか。
まぁ、欲をいうならもう1本くらいチップか、ブラシをつけてほしいところだけど。


言い方を変えれば、個性や面白みのない無い色ではあります。

@cosmeで人気の、シャネルやらトムフォードビューティーなんかの、「もうこのブランドにしか出せない、絶妙なお色ですー!!」といった、総天然色シャレオツ外資系アイシャドウと比べたら、物足りないでしょう。(って、トムフォード使ったことないけど)
また、特にこの時期、春や夏限定のカラフルで魅力的なアイシャドウが出回るので、私もついついそういったのに目が行ってしまい、最近こちらはご無沙汰気味ではあります(;^_^A
このシリーズ、もう少し色展開を広げてくれてもいいのにな。



冒険カラーではなく、高度なテクも要さない。
色も質も安定感抜群な、アイシャドウ。
なので「どうしても、これじゃないと!」といった決め手は、このきらめくパール感ですかね。
あとは、このゴロリンとした、白くラブリーなパッケージとか。


これを使ったところで、エビちゃんに1ミクロンも近づけやしませんが、エビちゃんを100回叩き潰したようなツラした私でも使える貴重なアイテムなので、★5とさせて頂きました。

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ロサ・ケンティフォリアさん
ロサ・ケンティフォリアさん 500人以上のメンバーにフォローされています 認証済
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クレ・ド・ポー ボーテ / ル・フォンドゥタン

クレ・ド・ポー ボーテ

ル・フォンドゥタン

[クリーム・ジェルファンデーション]

税込価格:- (生産終了)発売日:2017/8/21

6購入品

2017/10/10 15:48:35

ーこのファンデーションのテクスチャと仕上がりは従来のファンデーションとは別次元ー

8月に発売されたクレド新作ファンデーション「ル・フォンドゥタン」に関し
多くの方々が使用した感想を書かれておられますし、
私の購入の切っ掛けと使用感は
@ブログ→https://www.cosme.net/beautist/article/2163105
にて述べさせて頂きましたので今回はそれ以外の事を口コミしようと思います。


それは、ル・フォンドゥタンを語る上で必要不可欠な言葉となった
このファンデーションは「別次元」
ファンデーションの「概念を変えた」
その理由について、私見を述べさせて頂きます。

ーその前に、自分のファンデーション事情を少しお話しします。

かつて、ファンデ難民だった自分の導き出した回答は、
季節、肌コンディション、使用感でウォーターベース(水性)とオイルベース(油性)
のファンデを使い分ける事でした。

☆水性ファンデーション・・・ジェーンアイルディール:リキッドミネラル
               ベアミネラル:CR ティンテッド ジェル クリーム

☆油性ファンデーション・・・クレド(Liquid):タンフリィドエクラ 
              クレド(cream):タンナチュレールフリュイド又はサティネ


「ウォーターベースの特長」は、
・水溶性美容液成分をふんだんに含んだスキンケア処方で肌に優しい。
・のびが良くみずみずしい使用感とトリートメント性が高い。
・ツヤツヤした透明感で肌が透けて見えるNaturalな仕上がり。

「オイルベースの特長」は、
・エマルション及びクリームベースなので保湿効果と綺麗な肌色をkeep出来る。
・汗や水をはじき化粧持ちが良い。
・艶やかで隙のない美しさ。
・シミやソバカス、クマを隠すカバー力。
・フォギーな仕上がり。
・・・等です。

上記のファンデーションを使い分けるようになってから、
ジプシーしなくなりました。
同じような新作が出ても、セレクトしたファンデに大満足しているので
それ以外のものを買おう使おうとは思いませんでした。


ですが、最愛とは言え「気になる点」もありました。

それは、シーンによって複数のファンデを所有しなくてはならない事と・・

「ウォーターベースのミネラルファンデ」は、
・長い時間が経過すると保湿感の低下や肌にクスみを感じ

「オイルベースのファンデーション」は、
・季節やスキンケアによってはテカリやヨレが生ずる。


今や、巷に溢れるほど美容液ファンデは存在しますね。
私の愛用ファンデも美容成分を多く含むので
メイクoffしても決して肌疲れを覚えた事はないです。

それでも今回、3万円を出費してル・フォンドゥタンを購入したいと思ったのは
このファンデーションは、正に「別次元」だと感じられたからです。
何故「別次元」かは、このファンデーションの処方が全て物語っているのではないでしょうか。

ル・フォンドゥタンは、これまでのファンデーションでは決して実現し得なかった
「オイルベース」と「ウォーターベース」を「安定させた配合技術」で成り立ち
「水性油性の持つ、二つの長所を生かし融合させた高機能ファンデーション」だからです。

そのため、ファンデーションを塗る際と塗っている間
高機能スキンケアクリームでケアした肌の美しさと極上の使用感を得られるのだと思います。


ル・フォンドゥタンの「スキンケア処方」は、
水溶性美容成分配合の美容液と油溶性美容成分配合のクリームを合わせる事で
軽やなのに持続性のあるスキンケア効果を生み、肌自体を美しく保ち続けます。
長時間経過しようが肌は潤いをkeepし続けてくれる・・。
そればかりか、日一日と肌の調子が向上していくのですから堪りません。

「美しい肌色を生む仕掛け」にも、感嘆せずにはいられません。
ファンデーションの色材(粉体、顔料)量が少ないのでヨレないばかりか
光を透過しやすくなるので肌が明るく輝いて見え、
絶妙な赤色を粉体の上に薄っすら仕込むといった技術で
時間が経っても顔色をクスませず自然なバラ色に見せてくれます。
(決して赤みが強く見えるという事ではないです)


カバー力に関しては、お好みが分かれるかもしれません。
一般のファンデとは明らかにアプローチの仕方が異なります。
自分の場合は、肌と相談して購入を決断しました。

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sarah_krallさん
sarah_krallさん 500人以上のメンバーにフォローされています
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  • 普通肌
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エテュセ / バカンスネールカラー

エテュセ

バカンスネールカラー

[マニキュア]

税込価格:- (生産終了)発売日:-

7購入品

2015/4/6 21:17:38

2015年のバカンスネール12色。
1から6は、春のトレンドカラー。
7から12は、夏のトレンドカラー。
今回はイエロー/オレンジ系(花粉、マリーゴールド、ガーベラ)が多めです。


■1 わすれな草 ★★★★★
マイルドなシアンでクリームタイプ。パール/ラメなし。
多めに取れば一度塗りで透けません。
私が思い浮かべる忘れな草の花びらの色より、濃く青味が強いです。

■2 ブーゲンビリア ★★★★★★☆
ストロベリーピンク。
パールラメなしで発色と透明感を併せ持ったグロッシータイプ。
グロッシー系にしては、ほんのりミルキーがかっています。

■3 マーガレット ★★★★
クリームがかったオフホワイトでクリームタイプ。パール/ラメなし。
ボトルで見るよりも塗ると黄味が出てきます。
ありそうで意外となかったユニークなカラー。
12色のなかでは塗りムラができやすいです。

■4 花粉 ★★★★★★
オレンジ味のあるサフランイエローでクリームタイプ。パール/ラメなし。
コクのあるややビターなイエロー。
『マリーゴールド』『ガーベラ』と比べると若干色が沈みます。

■5 パンジー ★★★★★
ライラックにラベンダーシマー。
シマーさはかなり微細で、塗ってしまうとクリームタイプといっても分からないほど。
12色のなかではほんの少しですが艶が弱めでマットより。

■6 わたげ ★★★★★★☆
グレイッシュホワイトでクリームタイプ。パール/ラメなし。
青味、赤味、黄味などに特に偏らない白味のあるグレイ。
シャネル、ディオールあたりから発売されると人気がでそうなカラー。

■7 葉っぱ ★★★★
黄味のある若葉のようなやわらかなグリーン。
クリームタイプ。パール/ラメなし。
チップではマイルドで明るさがありますが、
爪に塗ると肌色との相性もありますが少し渋味が出てきます。

■8 スイートピー ★★★★★★☆
ペールピンクでシアータイプ。パール/ラメなし。
一度塗りで淡く色付き、二度塗りでも透けます。
私が思い描くスイートピーの花びら通りの色でした。

■9 マリーゴールド ★★★★★
マイルドなオレンジでクリームタイプ。パール/ラメなし。
シャーベットにあるようなキャロットオレンジ。
『花粉』『ガーベラ』と同じ彩度、質感。

■10 ガーベラ ★★★★★
マイルドなコーラルオレンジでクリームタイプ。パール/ラメなし。
ビビッドすぎないポップなカラー。

■11 ハイビスカス ★★★★
レッドピンクのシロップにレッドグリッター。
ベースカラーは『ブーゲンビリア』と同じようなグロッシーさ。
ハイビスカスの方が彩度が強いです。

■12 あさがお ★★★★
ブルーのシロップに、ブルーグリッター。
『ハイビスカス』と同じ液質、グリッターサイズで、色違い。

各色の★評価に差はありますが(私の好み、オススメ度)、
いろんな色を気軽に試せる楽しさなどから満点です。
2016年のバカンスネールも楽しみです。


■サイズ:約φ17×h54mm[2ml] 日本製。

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エテュセ
メイクアップ
ネイル・ネイルケア
マニキュア
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doggyhonzawaさん
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Jo Malone London(ジョー マローン ロンドン) / インセンス & セドラ コロン インテンス

Jo Malone London(ジョー マローン ロンドン)

インセンス & セドラ コロン インテンス

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格:50ml・15,950円 / 100ml・23,650円発売日:2015/12/26 (2017/2/3追加発売)

4購入品

2015/12/30 14:03:23

香りの印象は一瞬で決まる。「あ、いい香り」「うわ、何、この匂い?」人の嗅覚は、通常その程度の判別だろう。好きか嫌いか。そして、悲しいことに、後者の感覚の方が人は鋭敏なものだ。

よい香りかどうか。その判断は、実はとても曖昧な感覚でもあり、場所・状況・対象によってもかなり異なると言われる。同じ香りでも、満員電車の中よりは、ゆったりしたスペースでかいだ方がよい印象をもたらすし、好きなタイプの異性が放つ香りは、無条件で好まれやすい。もちろん逆のことも多いが。

そういった意味で言うと、ジョー・マローンがこの2015年12月26日に出したばかりの「コロンインテンス」シリーズの新作「インセンス&セドラ」は、一瞬で好き嫌いがはっきり分かれる香りの部類だと思う。

もっとありていに言うと、「わあ、お香の香りだ。落ち着く」と感じる人と、「なーんか、お線香の香りするんだけど」と感じる人に分かれるような気がする香りだ。

トップは、いきなり鼻にくるペッパーのスパイシーさ。そして、抹香のようなスモーキーな香りが広がる。正直、このトップだけの印象だと、お寺や仏壇といったイメージをぬぐえない。つまり、この一瞬がこの香りの一番の勝負どころ。気に入るか気に入らないか、トップで明確に決まってしまうことが多いかも知れない。セドラというクレジットはあるものの、シトラスの香りは明瞭ではなく、スパイシーな香料とスモーキーなお香のイメージに完全に負けている。

やがて5分もすると、ペッパー風のスパイシーさは薄れ、暗く穏やかでソリッドなお香の香りに鎮静していく。個人的には好きな香りだが、まるで、暗くて冷たい本堂で、妙に金光りしたご本尊を見上げて、心にやや引け目を感じているような気分になる香りだ。そして、ジョー・マローンにはよくあることだが、この香りのまま、ゆっくりと薄れていく。香り立ちは穏やかだが、4時間くらいでドライダウン。

キーとなる素材は、オマーン産の希少なフランキンセンス(乳香)の香り。ただし、ネイチャープリント技術を使用と謳っていることから、その最高級のエッセンシャルオイルや抽出液をガスクロマトグラフィーによって成分分析し、そこからより自然に近い香りの再現を試みたということだろう。

例えば同じインテンスシリーズでも、ウード&ベルガモットはもっとジューシーで、明るく華やかなお香といった感があるが、付け比べても、それより遥かに低く、暗く、静かに時をたゆたうような香りといった風情だ。これまで以上にインセンスの香りを際立たせてきたなあという印象。

と、好き勝手な印象で書いてきたけれど、ジョー・マローンは、コンバイニング(重ね付け)してこそ本領発揮。ということで、この「ほとんどベース香料だけで作った香り」には、やはりセドラのようなさっぱりと明るいシトラス系の強い香りをコンバイニングした方がよいと判断。いろいろ試してみた。

同じジョー・マローンなら、定番のライム・バジル&マンダリンの重ね付けがとても好印象。ライム〜は単品だと、ほとんどトップ系香料で作ったあっさりシトラス&ハーブで、気の抜けたお風呂上がりの湯気みたいな印象が強いが、こうしたオリエンタル・ウッディと合わせると、俄然、全体に透明感や輝きを与えてくれて、バランスのよいシトラス・ウッディとなって楽しめる。やはり合わせてなんぼのジョー・マローンの面目躍如といった感じ。

他には、アトリエコロンのセドラ・エニブロン、オレンジ・サングインなどが、コンバイニングしておもしろかった素材。アトリエコロンのシトラス系は、長時間香るうえにベースが淡いので、インセンス&セドラの落ち着いたお香の香りが、シトラスに適度な苦みと陰影をつけて、より爽やかさをひきたてるようだ。他にも、シトラス系のままドライダウンするような香りや、ローズ一色で減衰するような香りなども、重ね付けを試してみるとおもしろいと思う。

香りの印象は、本当に一瞬だ。誰かに判定してもらうために付けるのではないけれど、できるなら自分がつけて心地よく、周りの人も気持ちよく感じてもらえる香りを身に付けたいなあと思う。

遠い異国の地、オマーンの白いモスクでは、きっとこんなお香の香りが、そこかしこに立ちこめているんだろうな。そう思いながらインセンス&セドラの静謐な香りに心を任せる。それでも、心によぎるのは、なぜか真夜中の日本のお寺の鐘楼だ。身が引き締まるような冷たい夜気の中、白い吐息だけが漆黒の闇に溶けゆく瞬間、荘厳に響く、時を告げる鐘の音だ。

見上げた虚空、無数の冬枯れた木の枝が、魔女の手のように夜空を覆い隠している。その合間にまたたく星々のはかない光。年をまたいで、心にしみこんでいくインセンス&セドラの香り。

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masakouさん
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  • 血液型・・・A型
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