2007/2/20 16:30:52
生薔薇の青っぽさが良く表現されてると思います。
優等生な薔薇。
清楚な香りだし、確かにフローラルなのですが、
おでかけの香りかというとそうでもない気がします。
あくまでバスラインのイメージ。
これから外にくりだそう!というときに欲しい華がないんですね。
ですが、お風呂上がりに一人で薔薇を楽しむ分には、
この石鹸の延長のような生真面目な薔薇が最高です。
暖まった体に使うと、トップの青さがさっさと飛ぶし。
あと、リネンウォーターとしても使ってます。
薔薇の花に埋もれる寝床はおなごの夢ではないですか。
お馬鹿な使い方ですみません。
しかも棘の心配がなくてよいです。
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2007/9/10 12:46:46
これこそ、探していた白薔薇の香り。
冠婚葬祭風味のとっつきにくい香りを覚悟していたんですが、
日常的にも使いやすい優しい香りだと思いました。
瓶から直接かいだときは軽やかなグリーン系だったので「あーこれも駄目か」だったんですが、
肌の上にちょんとのせたとたんにお花っぽくなって、「あーこれだ!」って香りになりました。
体温になじむにつれて、酸味のかどがとれて柔らかな甘さが出てきます。
蕾がほころんで花開いていくような自然な香りの深まりかたです。
やがて透き通るようなパウダリーに。
季節や体温(体調?)によって香り方が変わってくるので、
いろんな表情を持つ飽きない香りでもあります。
宮殿の奥に鎮座ましましーなキンキラキンの絢爛豪華ではなく、
一瞬一瞬が奇跡のような自然への敬意と愛を感じます。
濃厚に主張して周囲を消耗させるのではなく、気づいた人だけが静かに楽しむような繊細な美。
本当にうつくしいものを作ろうと思ったら、とことん削ぎ落として純化させていく
日本人の美意識を感じます。
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2007/2/19 18:04:23
甘い丸さのある檸檬(皮つきまるごと)と、薔薇紅茶。
休日に、一人で本を読みたいときなんかに合います。
紅茶は、缶のなかの乾いた葉っぱのようにも感じますし、
薔薇の花びら感もあります。
肌になじむにつれて檸檬の皮(?)っぽいビターさも出てきて、
昔の平ぺったいハッピーバスデイが上品になったような、
木製家具のような、少し懐かしくて落ち着く香りになります。
あー何かに似てると思ったらレディグレイだ。
ちなみに、わたしはアールグレイもレディグレイも、
香りは大好きですが飲むと気持ち悪くなる不幸な人です。
薔薇はむわーんとパウダリーにならずソーピーあたりで落ち着き、
檸檬のややビターで甘い透明感も残ります。
トップ〜ミドル〜ラストで変化していくというより、
檸檬・薔薇・紅茶の三重奏といった感じです。
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