2002/3/27 18:02:58
ピカソ・ダリ・ガウディを輩出したスペインに魅せられた私。この国にはゴヤの描いた「裸のマハ/着衣のマハ」をイメージしたフレグランスがある。それがミルヒヤの「マハ」。そのオードトワレとオードパルファムの両方を購入。
そもそも社名の「MYRURGIA」とはラテン語で「香りの芸術」の意(創立者エスティバン・モネガルの熱意のほどがうかがえる)。金枠の中に五つの大輪の花と葉が描かれ、黒地に赤でふちどられた花が全体に散りばめられたパッケージは強烈な印象。中には金の独特の書体で「MAJA」と書かれた艶やかな漆黒のボトル。
肌にまとうと、オードトワレは意外と軽いのに驚かされる。ローズとジャスミンを基調とするが、オークモスを使っているためかどことなく御香のよう。オードパルファムは、薔薇の香りが芳しくトワレとは全く異なる香り立ち。
このフレグランスは、マダム&マドモアゼルには、特に後者をおすすめ。
- 使用した商品
- 現品
2005/9/7 11:48:14
数年前、とあるアメリカ人のオバサン(友人)が「マハの石鹸って、他にはないスッゴい魔法のようないい香りがするのよ!」と言っていたのを思い出し、なんとなくどんな香りかずっと興味があり、とうとうネットで購入してしまいました(ああ、またお金が飛ぶ〜)。さすがに石鹸を買ってもしょうがない(ボディシャンプーのこのご時世、石鹸を一ダース買ってもねえ.....。)ので、一番小さいサイズのトワレにしました。届いたトワレボトルから、興味津々にシュッ。......「はっ?」。たしかに芳香です。バラ、ユリ、ナルシス、イランイランと華やかな香料のオンパレードで、決して悪い香りでないのですが、よ〜く考えてみると、あれっ、シャネルの五番とほとんど同じ香りではないですか!ちょうど、(昔懐かしい)コティのエメロードがゲランのシャリマーっぽく(もうちょっと甘い?)感じられるように、マハはどう嗅いでも「シャネル5番もどき」です(作者には失礼ですが)。厳密にはシャネルよりは白い花系の香調がより強い感じがありますが、立ち上がりにイランイランが鼻の奥にツ〜ンとくる辺りは同じですね。5番が好きな人で、似たような香りを探している人にはお勧めですが、特に「マハでなきゃ」という個性は感じません。
- 使用した商品
- 現品
- 購入品